会 期:2016年11月14日(月)~16日(水)
会 場:タワーホール船堀
問い合わせ:公益社団法人日本化学会 企画部
Mail festa@chemistry.or.jp / Tel 03-3292-6163
主催:公益社団法人日本化学会
後援(予定):
文部科学省,
経済産業省,
国立科学博物館,
科学技術振興機構,
日本化学工業協会,
新化学技術推進協会,
産業技術総合研究所,
理化学研究所,
量子科学技術研究開発機構,
物質・材料研究機構,
江戸川区
2016/11/09 学生ポスター 発表中止 P8-063
2016/10/31 ノーベル賞解説講演会 プログラム更新
かつては輸入に頼るしかないと思われていた日本の資源ですが、近年、様々な開発の可能性が分かってきて、国産資源の開発が進展しています。本セッションでは、化学産業にとって重要な日本の資源開発の現状と進展について、最新のトピックスやビジネスの視点も加えて分かり易く解説するとともに、将来の展望について期待も込めて議論します。
近年、光・熱・振動など様々な形で存在する環境エネルギーを電力に変換する『エネルギーハーベスティング』技術が脚光を浴びています。あらゆる場所を発電所に変えるエネルギーハーベスティングは、モバイル端末やモノのインターネット(IoT)の電源のみならず、災害に強い電力供給源といった次世代社会を支える基盤技術となり得えます。本セッションでは、この分野で活躍する著名な講師陣が、基礎原理や先端材料から発電システムにわたるまで解説し、今後の展望についても紹介します。
一般家庭のエネルギー消費の50%以上は、給湯や暖房などの熱需要です。また日本は温泉などの熱資源も豊富で、地熱発電の賦存量は世界3位と言われています。未来の省エネ社会を築く上で、熱利用や熱制御の技術は必要不可欠であり、今後益々注目される分野となるでしょう。本セッションでは、様々な熱利用関連技術の最先端を紹介し、熱利用における化学の役割や可能性について考える場を提供します。
九州地方は明治時代の産業革命の舞台であり、また、日本化学会の前身となる旧工業化学会が最初に設立される(1915年)など、旧来より日本の化学産業を牽引してきました。一方、現在ではバイオマスや太陽発電、地熱発電などの再生可能エネルギーの利用率が最も高い地域です。本セッションでは、世界遺産として登録された近代産業遺産や石炭工業、製鉄業の歴史から最新の石炭利用技術、バイオマス、太陽エネルギー変換技術まで、九州ならではのエネルギー技術と産業について紹介します。
キャパシタは、二次電池よりも高速かつ高容量を実現する高速蓄電デバイスとして注目されており、海外ではキャパシタ搭載バスが商用運行されるなど、実用化段階にまで進展しています。本セッションでは、電気二重層からレドックスまで幅広く高速蓄電を実現しうるデバイスをキャパシタとして扱い、それらの社会ニーズ、特徴、研究開発動向など現状から今後の展望まで、素材ごとにそれぞれ第一線の研究者が分かり易く解説します。
昨年末COP21で合意されたパリ協定は、CO2の削減に関して強制力がある点で画期的ですが、その実現のためには官民一体となった取り組みが求められています。本セッションでは、COP21の概要とパリ協定の実現に向けた産業界の動きや技術開発の最新動向について、各分野の第一線で活躍中の講師が紹介するとともに、合意事項の実現に向けた道筋について議論します。
地球規模での環境問題が深刻さを増す中、『化学』にはより積極的な役割が期待され、GSC(グリーン・サステイナブル・ケミストリー)の新しい潮流である「環境との共生の下でイノベーションを創生して発展するmore positiveな化学」への期待が高まっています。本セッションでは、化学産業と非化学産業との産産連携や化学の産学官連携を通じて持続可能な社会を支える『化学』の現状と今後について紹介します。
GSC(グリーン・サステイナブル・ケミストリー)の新たな潮流
環境にやさしいモノ創り
GSC(グリーン・サステイナブル・ケミストリー)最前線
きれいな水の確保は人類の持続的な発展には必要不可欠ですが、水の浄化にはどのような材料や手法が用いられているのでしょうか。本セッションでは、太陽光利用、膜分離、放射性同位元素除去、等々、各技術分野で活躍する講師陣が、最先端の水浄化技術について学術面や事業化など様々な切り口で講演します。
セルロースをナノサイズまで解きほぐす技術は、複合材料用強化繊維の選択肢に全く新しい魅力的な素材を加えました。実用的な製造手法や各種ナノセルロースの特性を生かした材料の開発研究が活発に進められています。本セッションでは、最新のナノセルロース開発状況を概観し、この素材が持つポテンシャルを共有することを通じて、新たな応用を議論する場を提供します。
ナノレベルの制限された空間に分子が閉じ込められると、通常のバルク状態とは異なる振る舞いをすることが知られています。 ナノ空間の構造次第で分子の状態を自在にコントロールすることができ、エネルギー変換や新たな反応が進行することもあります。 本セッションでは、様々な機能性ナノ空間材料を作製する設計指針から、環境、触媒、エレクトロニクス、バイオなどの広範な分野への応用まで、 第一線の研究者・技術者が講演します。
ポリマー粒子はナノおよびマイクロスケールの粒子型高分子材料であり、従来の乳化重合による合成技術に加えて、近年では多種多様な合成手法が開発され、利用分野も顔料や接着および電子材料など多岐にわたっています。本セッションでは、この分野の第一線で活躍する研究者が、最先端のポリマー粒子作製法、評価法、ならびに産業への展開について総合的に議論します。
ポリマー粒子合成技術の進歩
ポリマー粒子の最新評価技術
革新的ポリマー粒子の創製とその応用
現代の光電子産業は様々なデバイスによって支えられ、現在そのデバイスはGaNなどの無機半導体が主流です。一方、機能性有機分子はデバイスのフレキシブル化および高機能化を可能とし、未来の光電子産業界に大きな革命をもたらすと考えられています。本セッションでは、無機半導体では到達困難な「フレキシブル有機デバイス」に焦点を当て、無機半導体を超える有機分子の特異な機能と可能性について紹介し、「未来の有機デバイス」の重要性について議論します。
様々な機能性材料・物質が開発されていますが、それらのマクロな機能を特徴づけているのはサブ・ナノメートルスケールのミクロ構造です。有機物質の結晶体はミクロの構造制御によってマクロな物性が変化するため、僅かな刺激で結晶の「動く」、「光る」、「色づく」様子を肉眼で観察できる興味深い系です。本セッションでは、このような美しくて楽しい有機結晶の多彩な世界を「視る」ことをテーマにして、ミクロ・マクロの視点から最新研究事例を紹介します。
植物の光合成と同様に光のエネルギーを利用する化学反応「人工光合成」は新エネルギーの有力な候補であり、この研究は日本が世界をリードしている分野です。本セッションでは、人工光合成の第一線で活躍している研究者を講師として、これまでの成果や最新のデータおよび実用化を視野に入れた研究開発について紹介します。
工学で使用される材料は有機・無機・金属の三つに大別でき、構造材料から機能材料まで様々な分野で活躍しています。本セッションでは、有機材料を低分子と高分子の二つに分類することで「四大材料」とし、これらの組み合わせにおける界面に着目します。二つの材料を組み合わせて接着・接合することにより、単独の材料では成し得ない素晴らしい機能が発現します。異種材料の界面に着目した「新材料の考え方・作り方」という切り口で、基礎的な考え方から企業の製品まで紹介します。
身の回りにある樹脂製品は様々な「カタチ」を取っており、複合繊維の断面形状、フィルム表面の微細凹凸、樹脂組成物モルフォロジーなどを制御することにより、強度、光学特性、触感等において付加価値をつけることができます。近年では、ナノスケールでの制御による効果や、自然の形状に学んだ機能設計などが注目されています。本セッションでは、今一番ホットなトピックスである「カタチ」の作り方、機能、使い方について最先端の研究開発動向を紹介します。
人は五感(視・聴・触・嗅・味)を通じて対象物(素材や身体など)の『質感』をとらえ、美しい、綺麗、美味しい、優しい、自然な、高級感があるなど、感性価値の判断をしています。このことから、『質感』は化粧品、衣類、装飾品、食品、住宅関連製品などの生活に身近な商品の価値を高める上で非常に重要であると言えます。本セッションでは、質感認知に関する最先端の研究・技術を紹介するとともに、物理化学的な視点で学び、今後の展望について議論します。
マイクロバイオーム(微生物叢)は地球上の様々な場所に存在する微生物の集団です。ヒトの口内や皮膚、腸内にも存在し、特に約1,000種類、約100兆個といわれる腸内細菌がつくる腸内細菌叢(腸内フローラ)は消化や免疫、代謝の調節などで重要な役割を担っていることが明らかになり、昨今、様々なメディアで報道されています。本セッションでは、予防医療の鍵としての可能性も秘めたマイクロバイオームについて、普段バイオを扱わない研究者にも分かり易く、バイオと化学の壁を越えて紹介します。
抗体医薬と再生医療からなるバイオ医療とでも呼ぶべき新しい医療分野が、急速に発展しています。抗体医薬では抗体生産細胞の大量培養技術や濃縮・精製技術の高度化が、再生医療では細胞分化や細胞生理の制御技術が特に必要とされており、いずれにおいても細胞培養技術の進展が求められています。本セッションでは、細胞培養を起点としたバイオ医療の最前線と今後の展望を紹介し、化学技術や化学産業の役割を考える場とします。
「クスリ」はどのようにして設計されているか知っていますか?化学、生物学、医学などの最先端科学を「クスリ」という形に変えるために、多くの創薬研究者が日夜研究を進めています。新しい治療標的や独創的な戦略が常に求められており、そのためには広範な基礎科学分野にわたる多種多様な専門家の英知と技術を結集させなければなりません。本セッションでは、医薬品や関連製品の研究開発に携わった講師陣が、開発事例を基にブレイクスルーとなるような新たな展開や、「クスリ」に結び付けるための戦略などを紹介します。
資源の少ない日本で産業の競争力を高めるためには、希少元素の代りとなる革新的な材料の創製が期待されています。「触媒・電池の元素戦略研究拠点」では、理論・計算科学と実験科学のインタープレイから複合材料の微視的過程を解明し,複雑・複合系の科学を深化させ,新しい材料を予測することによって希少元素フリーの新規高性能材料を開発しています。本セッションでは,理論・情報・計算化学の果たす役割に焦点を当て,最先端の研究成果と実践的なインタープレイ事例を紹介します。
人工知能とビッグデータの活用は、現在最も注目されている話題の一つです。化学においても、コンピュータを活用したデータマイニングにより構造・物性・機能を予測するマテリアルズ・インフォマティクスという新たな手法が提案され、世界中で取り組みが始まっています。本セッションでは、第一線の研究者がこれら技術の基本的な考え方と潮流を解説し、最新研究のトピックスを紹介します。
有機合成化学分野では、これまでに多くの革新的な「新分子」を創り出す「匠の技」を育て、医薬、農薬、あるいは機能性材料、等々を次々と生み出して現代社会の発展に大きく貢献してきました。本セッションでは、様々な分野の第一線で活躍する有機合成化学者が、これまでに新反応や新分子を創り出す「技」を編み出し習得するために如何に努力してきたか、そして今後、豊かな社会の実現を夢見て日々どのように「技」に磨きをかけ挑戦しているか、さらに、この「技」をどのように産業応用につなげるか、そのコツとノウハウまでも紹介します。
精密化学品の有機合成では、主として、フラスコ等の反応容器を用いるバッチ法を採用しています。一方、カラム等を用いて原料を流通させて反応を行う連続フロー法は、環境負荷や効率性、安全性等の問題を回避できるため理想的な合成法であり、カラム等を複数連結することにより、多段階反応を一気に行うことも可能です。本セッションでは、精密化学品のラボ或いはパイロット規模の生産において革新的手法となり得る、連続フロー法における最近の発展について紹介します。
有機化学における反応機構の理解は、あらゆる立場の研究者にとって基礎研究から応用技術に至る全てのステージにおいて重要です。しかしながら、反応をどのように追跡して、その機構を理解すればよいのか、「そういった講義やセミナーがあれば…」、「実は分析の原理が難解で…」ということはありませんか?本セッションでは、比較的身近な装置から専門的な装置まで、有機反応を追跡するために必要な基礎知識から新しい手法まで、専門分野外の人にも分かり易く紹介します。講演終了後には講師へ気軽に質問できる「質問・交流タイム」を設けます。「そうだったのか!」と実感できる場を提供します。
英語のプレゼンテーションで困っていませんか?世界に向けて研究成果を発信するには英語でアピールすることが重要ですし、昨今では国内学会でも英語発表が求められます。また、ビジネスにおいても英語のプレゼンテーションが必要な場面が増えています。本セッションでは、英語発表での資料作成のポイントや日本人にありがちなミスをしないための留意点などを分かり易く解説し、科学者・技術者の英語力向上に大いに役立つコツを伝授します
報告書やプレゼンテーションで周囲の人に差をつけられていませんか?自分の研究や仕事の成果が論文審査員や上司に評価してもらえずに悩んでいませんか?成果を正しく評価してもらうためには、高度な内容を分かり易く、より注目されるよう、世界に向けて発信することが重要です。本セッションでは、コミュニケーションを含むプレゼンテーションを魅力的にするための様々な方法を紹介し、科学者・技術者のアピール力向上に大いに役立つコツを伝授します。
研究開発活動を盛り上げるためには、純粋に良い研究を行う努力に加えて、研究活動をサポートする「工夫」が必要です。本セッションでは、こうした「工夫」の中から「視覚的な情報発信」と「研究マネジメント」を取り上げ、「研究イラストレーション」、「ポータルサイト運営」、「ウェブデザイン」、「企業と大学のラボマネジメント」などのキーワードに沿って、各界で活躍している講師が、活動経緯、体験談、ノウハウなどを紹介し、これから情報発信や研究マネジメントに取り掛かろうとする人に耳寄りな情報を提供します。
女子学生や若手女性研究者の皆さん、将来の研究者としてのキャリアに不安を感じていたりしませんか?本セッションでは、様々な機関で活躍されている若手からベテランまで幅広い女性研究者を講師として、女子学生・大学院生に研究者として活躍する自分の将来像を具体的にイメージできるようなアドバイスや励ましを贈ります。講師を少人数で囲む懇談形式ですので、将来の不安や心配事なども講師に直接質問・相談することができます。多くの女子学生・大学院生および将来のキャリアアップを考える若手女性研究者の参加をお待ちします。
産学官R&D紹介企画は、学生ポスターセッションに参加する学生をはじめ、CSJ化学フェスタに参加する企業・大学・国研の皆様に向けて、産学官の諸機関がおのおのの研究開発アクティビティを紹介するものです。本企画は回を重ねるごとに参加者も増え、年々注目度が増していますので、参加機関にとってアピールのための絶好の機会です。紹介内容の一例を以下に示します。
1) 企業の研究開発や事業活動の紹介(学生向け)
2) 大学・国研の研究シーズや活動の紹介
3) 共同研究や連携等を意図した研究内容の紹介
今回も前回同様、企業、大学、国研等、幅広い機関からの参加を予定していますので、産学官の連携と交流を深耕する契機として、是非この機会をご活用下さい。
なお、企業と学生の交流に関しては、日本経済団体連合会の「採用選考に関する企業の倫理憲章」を遵守した運営を行います。
上記1)~3)のような内容で、参加機関の研究開発アクティビティを紹介します。ポスターだけでなく、製品サンプルやモデルの展示、動作デモンストレーションやムービーモニタなども活用して具体的にアピールします。学生ポスターセッションと同じ会場で開催し、学生をはじめ多くの産学官の参加者が展示ブースに詰めかけて、例年大盛況の中で様々な質疑応答が繰り広げられます。今回も活気溢れる会場に是非ご参集下さい。
出展社/機関名 | 11/14 | 11/15 | 11/16 | 出展内容 |
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九州大学大学院分子システムデバイスコース | ■ | ■ | ■ | 九州大学大学院・分子システムデバイスコースでは、卓越した研究能力、マネジメント・リーダーシップ能力と国際性を身に付け、「産」「官」「学」どのような分野でもリーダーとして活躍できる人材を育成しています。 |
首都大学東京 | ■ | ■ | 首都大学東京・金の化学研究センターでは、金クラスターの新しい化学と触媒作用を切り拓く研究を行っています。センターの研究成果と大学発ベンチャー企業、ハルタゴールドの金触媒に関する取り組みをご紹介します。 | |
SPring-8/公益財団法人高輝度光科学研究センター(JASRI) | ■ | 大型放射光施設SPring-8は、強力かつ高品質のX線を利用して実験が出来る共同利用施設です。このX線を利用した高精度なデータの解析結果は、材料、生命・環境など多岐にわたる分野において、国内外の多くの研究者に活用されています。 今回展示ブースでは、SPring-8を利用した学術や産業への研究成果を紹介するとともに、博士課程の学生が主体的に課題申請と実験を行う大学院生提案型課題等の利用課題もご紹介します。さらに、SPring-8の本格的な利用をお考えの方に対しては、スタッフによる技術相談も行います。 | ||
分子科学研究所 | ■ | 分子科学研究所(分子研)は、物質の基本構成単位である分子に対する体系的理解を確立し、物質が示す多種多彩な現象を解き明かすことを目指した分子科学の中核的研究拠点として、愛知県岡崎市に設立された大学共同利用機関です。展示ブースでは、分子研の研究、共同利用、大学院教育についてご紹介します。 | ||
旭化成グループ | ■ | ■ | 旭化成グループは、ケミカルズからエレクトロニクス、ヘルスケア等に至る幅広い領域で世界No.1の製品群を数多く持ち、積極的なグローバル展開を推進しています。今回のブース展示では、世界に誇る旭化成の最先端技術/製品の一端をご紹介します。 | |
旭硝子(株) | ■ | 旭硝子(株)は、”ガラスと化学”をコアテクノロジーとして、幅広い分野へ製品群を展開しています。ブース展示では,コアテクノロジーの概要と特色ある製品をご紹介します。特色を実感できるサンプルを揃えていますので、是非ご体験下さい。 | ||
(株)旭リサーチセンター | ■ | 旭リサーチセンターは、メーカー系シンクタンクの強みを生かし、環境・エネルギー、ライフサイエンスなど幅広い分野にわたって次世代のイノベーション創造をサポートします。 | ||
味の素(株) | ■ | ■ | 味の素グループは、「Eat Well, Live Well」の理念に基づく食品事業とアミノサイエンス事業を展開し、食生活、ヘルスケア、ライフサポートへ貢献しています。今回は、当社のアミノサイエンス事業におけるR&Dテーマの例を取り上げ、味の素グループの持つファインケミカルな側面をご紹介します。 | |
(株)ADEKA | ■ | ADEKAは、最先端の素材とソリューションを開発し、世界に提供することで、人々の豊かなくらしに貢献することを目指しています。今回は、多彩な応用展開が期待されるカーボン素材“グラフェン”の研究開発についてご紹介します。 | ||
宇部興産(株) | ■ | ■ | 宇部興産は、創業以来100年以上にわたり、関係するすべての方々との「共存同栄」を掲げ、自らを変革しつつ、一貫して独創的な技術で時代の求めるモノづくりに携わってきました。その製品・技術は、デジタル家電や家庭用品、自動車部品、医薬品など皆様の身近なものから、社会インフラ整備や最先端航空宇宙分野まで幅広く活用されています。ブース展示では、多岐にわたるサイエンスをベースとしたR&D活動から生まれた特色ある製品や技術をご紹介します。 | |
カーリットホールディングス(株) | ■ | カーリットホールディングス(株)は、2018年に創業100年を迎える東証一部上場の化学メーカーです。当社のR&Dは経営理念「信頼と限りなき挑戦」のもと、宇宙・環境エネルギー・ライフサイエンス・新材料の4つの分野に注力し、新しい価値の創造を目指しています。 | ||
花王(株) | ■ | ■ | ■ | 花王は、心をこめた“よきモノづくり”を通じて、世界の人々の豊かな生活文化の実現と社会のサステナビリティへの貢献を目指しています。今回は、“化学と感性”をテーマに研究事例紹介を行います。是非お立ち寄り下さい。 |
(株)カネカ | ■ | カネカは、専門化学会社として特定市場を選択し高いスペシャリティを備えた製品群を創出することを目標としています。高分子と発酵を基幹技術として、多様な要素技術とのシナジーにより様々な製品群を生み出しています。 | ||
(株)クラレ | ■ | クラレは、合成技術を駆使しC4原料(イソブチレン、ブタジエン)から特徴のある様々な製品を展開しています。今回は、溶剤「ソルフィット」やウレタン原料MPDといったユニークな商品や当社の合成技術についてご紹介します。 | ||
神戸天然物化学(株) | ■ | ■ | ■ | 当社は医薬から電子材料・バイオ関連まで幅広い領域で、ユーザー様の開発・生産支援を行う有機化合物のスペシャリスト企業です。当日のブースでは、当社のR&Dに関する内容をご紹介します。 |
JSR(株) | ■ | ■ | JSR(株)では、「Materials Innovation」を企業理念とし、石油化学系事業、ファイン事業にて業容拡大してきました。現在は、社会的課題の中でも化学企業の貢献が期待されるライフサイエンス事業と蓄電デバイス事業に注力しています。ブース展示では、IoTで注目されている生体情報センシングに対する取り組みについてご紹介します。 | |
JNC(株) | ■ | ■ | 「優れた技術で社会の進歩に貢献する先端化学企業へ」 化学企業である当社の使命は、急激な人口増加、先進国の高齢化、地球温暖化および高度情報化社会といった地球規模で環境が変化するなか、先端化学技術をとおして、食糧、健康、エネルギー・環境およびICT分野で社会に貢献することです。本展示では、これら技術の融合の一例をご紹介します。 | |
信越化学工業(株) | ■ | ■ | ■ | 信越グループは、「素材と技術を通じて暮らしや産業、そして社会に貢献すること」を企業理念として、世界を舞台に事業を展開しています。今回は、R&D分野の中から透明シリコーン封止材をご紹介します。様々な分野に適応する新しい材料とその特性についてご説明しますので、是非お立ち寄り下さい。 |
住友化学(株) | ■ | 住友化学の研究開発の一端をご紹介します。高分子有機EL照明と有機薄膜太陽電池を予定しています。 | ||
住友ベークライト(株) | ■ | ■ | ■ | 日本で初めてプラスチックを製造した住友ベークライトは、高度な技術力でプラスチックの活躍の場を拡げてきました。情報通信やバイオなど最先端分野から、電子部品、自動車、医療機器など広範な分野に製品を提供しています。 |
積水化学工業(株) | ■ | 積水化学グループは、際立つ技術と品質により、「住・社会のインフラ創造」と 「ケミカルソリューション」のフロンティアを開拓し続け、世界のひとびとのくらしと地球環境の向上に貢献することを目指しています。本展示では、積水化学グループの研究開発活動の一端を事例を交えてご紹介します。 | ||
大日本印刷(株) | ■ | 大日本印刷(株)は、先進の印刷技術や情報技術をはじめとする強みを活かすことによって、未来のあたりまえをつくります。ブース展示では、印刷に関わるコアテクノロジーの概要と代表的な製品・技術をご紹介します。 | ||
DIC(株) | ■ | ■ | ■ | DICは経営ビジョン“Color & Comfort by Chemistry”(化学で彩りと快適を提案する)のもと、デジタル印刷、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、生活環境、インフラ建設、コーティング、パッケージなどの市場に向け、新製品開発に取り組んでいます。ブースでは「当社のコア技術と市場展開」「将来開発の具体例」などをご紹介します。 |
帝人(株) | ■ | テイジンは、ブランドステートメント”Human Chemistry、 Human Solutions”のもと、「高機能素材」「ヘルスケア」「IT」という3つの異なる領域においてグローバルに事業を展開しています。ブースでは、研究テーマ(ポスター)や主要な製品(素材とそれを使用した最終製品の実物および模型、ポスター)をご紹介します。是非お越し下さい。 | ||
デンカ(株) | ■ | ■ | デンカ株式会社は、無機(セメント関連含む)・有機の工業原料から土木建築材料、電子材料、食品包装材料、医薬に至る幅広い分野で事業を展開する化学メーカーです。当ブースでは、当社の概要や主な製品、研究開発体制等をご紹介します。 | |
東亞合成(株) | ■ | 東亞合成グループは「化学事業を通じてより多くの人々とより多くの幸福を分かち合う」という企業理念のもと、成長を続ける価値創造型企業を目指しています。今回の展示では、最近のR&D活動の中から、光硬化型樹脂、並びに瞬間接着剤に関する新製品をご紹介いたします。 | ||
東ソー(株) | ■ | 東ソーは、『化学の革新を通して、幸せを実現し、社会に貢献する』という企業理念のもと、「ライフサイエンス」「環境・エネルギー」「電子材料」を中心とした研究開発に取り組んでいます。展示ブースでは、東ソーの研究開発体制、最新の研究についてご紹介します。ぜひお立ち寄り下さい。 | ||
(株)トクヤマグループ | ■ | ■ | トクヤマグループの研究開発について、特に、関連会社において顧客起点のユニークなR&Dの実態をご紹介します。 | |
日揮ユニバーサル(株) | ■ | ■ | 日揮ユニバーサル株式会社は、米国UOP社と日揮株式会社との合弁会社として50年以上の歴史を誇ります。ここでは、触媒の委託製造・工業化の活動、ならびに環境浄化用触媒に関わる事業をご紹介します。 | |
日産化学工業(株) | ■ | ■ | 「where unique & solution meet 」 日産化学工業は「人類の生存と発展に貢献する企業」をめざして挑戦し続けます。機能性材料分野とライフサイエンス分野で、新しい価値の創出に取組みます。 | |
日本軽金属(株) | ■ | 日本軽金属グループは、創業以来アルミニウムの原料から加工製品に至るまで、幅広い製品を扱ってきたアルミニウム総合メーカーです。私達は「チーム日軽金として異次元の素材メーカーへ」というスローガンの元、「様々な特長を持つ」アルミに関する豊富な知見を活かして、全社一丸となってお客様に新しいソリューションを提供しています。当日は、アルミニウムの原料となる化学品分野や、アルミ材料分野の製品をご紹介します。 | ||
(株)日本触媒 | ■ | 日本触媒の事業内容と研究開発活動について説明します。合成・触媒・プロセス技術をベースとして、電子情報材料、新エネルギー、半導体、健康・医療など各分野に展開した研究開発のトピックスについてご紹介します。 | ||
日本ゼオン(株) | ■ | ■ | ■ | 当社は、固有のテクノロジープラットフォーム(TPF)をベースにした研究開発により、様々な製品を生み出しています。ブースでは、TPFを元にした事業展開についてご紹介します。 |
日本ペイントホールディングス(株) | ■ | ■ | 日本ペイントホールディングス株式会社R&D本部は将来の事業環境を見据え、生活・環境・塗工をキーワードに技術・製品の開発に取り組んでいます。グローバルに展開する事業会社を通じ、革新的な技術・製品を提供し、彩りある世界を創ります。 | |
BASFジャパン(株) | ■ | BASFは「持続可能な将来のために、化学でいい関係をつくります」を企業目標に、世界をリードする化学会社として、世界中のあらゆる産業と各国のお客様の更なる成功に貢献しています。日本での事業活動は、化学品、高性能製品、機能性材料、農業関連製品の4分野と多岐にわたり、研究とイノベーションを通じて現代社会や将来にどのようなニーズがあるかを提示しています。展示ブースでは、近年日本にも研究所を開設し注力しているバッテリー事業より、バッテリーの性能を向上させる材料に関してご紹介します。 | ||
日立化成(株) | ■ | ■ | ■ | 日立化成は、時代を拓く優れた技術と製品の開発を通して社会に貢献すべく、材料の開発に取り組んでおります。展示ブースでは、弊社の事業や技術の一部をご紹介します。 |
(株)日立製作所 | ■ | 総合電機メーカーである日立製作所における材料技術の重要性を説明するとともに、研究所での材料開発における最近のトピックスを中心にご紹介します。 | ||
富士フイルム(株) | ■ | ■ | 富士フイルムは、写真分野で培い発展させてきたコア技術群をイメージングテクノロジー、マテリアルサイエンス、システムテクノロジーとして展開しています。その一例をご紹介します。 | |
三井化学(株) | ■ | 三井化学は、ヘルスケア、モビリティ、フード&パッケージングの3領域に研究テーマを重点化しています。新たな顧客価値を創造する三井化学のR&D方針・戦略を、いくつかの製品とともにご紹介します。 | ||
三菱化学(株) 三菱レイヨン(株) |
■ | ■ | ■ | 来年4月、三菱化学(株)、三菱樹脂(株)と三菱レイヨン(株)は三菱ケミカル(株)として生まれ変わります。KAITEKI社会の実現を加速するための新体制や、具体的な研究開発例をご紹介します。 |
三菱ガス化学(株) | ■ | 三菱ガス化学(MGC)は4つのカンパニーを柱に、基礎化学品からファインケミカル、機能材料まで、独創性の高い製品を提供しています。今回の展示では、日化協技術賞・総合賞を受賞した溶融法特殊ポリカーボネート「ユピゼータEPシリーズ」と、MGCの触媒技術を生かしたメタノール燃料電池についてご紹介します。 | ||
ライオン(株) | ■ | ■ | ■ | ライオンの事業分野は、家庭用日用品、医薬品、工業用化学品など多岐にわたります。 研究開発は「健康・快適・環境」をキーワードとして進めており、これら各分野の研究概要、および技術の一例をご紹介します。 |
リオン(株)R&Dセンター | ■ | ■ | リオン株式会社は、補聴器、医用検査機器、音響・振動計測器、微粒子計測器という4製品群を軸とした事業展開を行っています。今回は、弊社で研究開発した振動する球による液体の機械インピーダンス、粘度、密度の同時検出技術と試作システム、および細菌等の生物粒子を蛍光染色等の前処理無しでリアルタイムに計数するシステムについてご紹介します。 |
参加機関の全体像やR&Dアクティビティ、技術トピックスや製品開発事例、PRしたい研究成果、人材育成やキャリアパス、連携事例や グローバル展開など、バラエティに富んだ様々な講演で参加機関の特徴を紹介します。講演者は、研究開発の最前線に立つ研究者・技術者から管理部署のマネージャまで、参加機関により様々です。失敗・挫折・苦労のエピソードや、「これがうちの面白いところ」、「この技術は世界でうちが一番」といったいユニークな話や自慢話など、日頃聴くことの少ない、企業や研究機関での研究開発や生産活動などを知る絶好の機会です。奮ってご参加下さい。
11月14日(月)ランチョン講演(12:00-13:00)
11月14日(月)午後(14:00-17:00)
11月15日(火)午後
学生と産学官の先端研究者が議論し交流することを目的として、学生ポスターセッションを実施します。審査を希望する発表については産業界とアカデミアの審査員が審査し、優秀な発表に対して「優秀ポスター発表賞」が授与されます。それらの中で最も優れた発表に贈られる「最優秀ポスター発表賞」には副賞を贈呈するとともに、「化学と工業」誌へ受賞者コメントを掲載します(参考:前年度の受賞者コメント)また、会場では同時に産学官R&D紹介企画の「R&D展示ブース」が開催され、学生と企業研究者の交流がより一層促進される場を提供します。
分野 | 11/14 | 11/15 | 11/16 | ||||||
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P1 | P2 | P3 | P4 | P5 | P6 | P7 | P8 | P9 | |
1. 物理化学 | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | |||
2. 無機化学・分析化学 | ■ | ■ | ■ | ||||||
3. 有機化学 | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ |
4. 錯体・有機金属化学 | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | |
5. 天然物化学・生体機能関連化学・バイオテクノロジー | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | |
6. 高分子化学 | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ |
7. 触媒化学 | ■ | ■ | ■ | ■ | |||||
8. 材料化学 | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ |
本年度のノーベル賞の内容を、分かり易く解説する講演会を実施いたします。
今年のノーベル化学賞は「歴史的発見」ではなく、化学者の「歴史的創造」に授与されました。 分子の環をはじめてつなげて、世界の研究者の想像をかきたてたJ.-P. Sauvage教授、環と環の 連結をMechanical bondという概念に発展させ、分子でつくった素子や機械への力強い挑戦を はじめたJ. F. Stoddart教授、分子の一方向回転を実現し生物分子機械とのギャップを一気 に縮めたBen Ferringa教授、それぞれの先生の独創的な研究とその功績を歴史を振り返りながら 解説し、創造の学問「化学」の醍醐味と美しさを伝えたい。
スポーツは、体を動かすことによる肉体的な充足とともに、爽快感・達成感・他者との連帯感等、精神的な充足も私たちに与えてくれます。更に、体力の向上・ストレスの発散・生活習慣病の予防など、心身両面にわたる健康の保持増進を図ることなどにより、人生の質を高め、充実させることに大きく貢献しています。今年はオリンピック・パラリンピックイヤーでもあり、スポーツに接する機会も多く関心も高まっていることから「化学とスポーツ」を公開講座のテーマに取り上げました。本セッションでは、化学の眼から見たスポーツについて幅広い話題を取り上げ、分かり易く紹介します。
日本では、古くから多くの人が心と体の癒しを求めて温泉を楽しんできました。全国各地に存在する温泉は泉質や効能も様々であり、年齢層に関係なく人気の高いレジャーとなっています。また、家庭でも入浴剤さえあれば気軽に温泉気分を満喫できます。温泉には様々な物質が含まれており、これらが泉質や効能に関係すると考えられています。本セッションでは、温泉の泉質や効能だけでなく地熱エネルギーとしての活用まで、幅広く化学との関係について紹介します。
化学人材育成プログラムでは、産業界が求める人材像をアカデミアと共有し、そのような人材を育成するカリキュラムを有する優れた取組みを行っている大学院の化学系専攻とその学生を支援しています。本セッションでは、博士後期課程学生による研究発表や企業で活躍する博士のキャリア紹介を通して、産学での相互理解を更に促進します。
研究発表
企業講演
博士活躍事例紹介
三井化学は、「地球環境との調和の中で、材料・物質の変革と創出を通して広く社会に貢献する」ことを目指しており、ものづくりの基盤技術である触媒科学の発展に向けて触媒科学フォーラムを開催します。触媒科学の第一線で活躍されている研究者による招待講演、ならびに2016年三井化学触媒科学賞受賞者による最先端の触媒技術に関する講演を行います。触媒科学の発展に向けた議論の場になることを願っています。
産業技術総合研究所材料・化学領域では「スポーツ工学プロジェクト」を昨年度に発足させました。“10年先を見据えたスポーツ素材・技術の開発”をテーマに研究・技術シーズを集約し、さらに大学・スポーツ産業界との積極的な連携により「スポーツ工学」という新しい技術領域の創成を進めています。本セッションでは、日々の健康管理やトップアスリートの養成につながる研究開発について紹介します。
様々な元素群で構成される構造単位を「元素ブロック」と呼びます。元素ブロック高分子により、従来の有機高分子材料では不可能な機能の実現と、無機材料の欠点である加工性と設計性の低さを解決する新材料の創出が期待できます。本領域では、元素の特性を縦横に組み合わせて活用した「元素ブロック高分子材料」というこれまでにない新しい機能材料創出によって日本の未来を元気一杯にしたいと思います。本セッションでは、本領域の研究成果を報告します。
「分子技術」とは、分子の特性を活かして目的とする機能を発現させ、社会に貢献する材料・デバイス等の創製に供するための一連の技術であり、物理学・化学・数学・生物学等の上に成り立つ新しい体系の確立を目指しています。2012年度から文部科学省の戦略目標の下、科学技術振興機構(JST)のCREST・さきがけで目的基礎研究が進められています。本セッションでは、平成28年度に期間終了するさきがけ「分子技術」研究者の成果発表を中心に、期待される将来の姿や「分子技術」のポテンシャルについても紹介し、参加者の皆様と議論します。
「有機分子触媒」は生体触媒、金属触媒に次ぐ、第三の触媒として大きな注目を集めており、地球の資源や環境に可能な限り配慮した持続可能な「モノづくり」の未来を担う研究分野といえます。本領域研究では、有機分子触媒の設計開発はもとより、基質/触媒間の相互作用の理解、新手法に基づく分子変換反応の開発などの研究を有機的・発展的に結びつけ、新たな学術領域を確立し、「モノづくり」の科学への貢献を目指しています。本セッションでは、本領域の研究成果を報告します。
本年4月に発足した量研機構は、イオンビーム、電子線、γ線、中性子ビーム、高強度レーザー、放射光などの量子ビームの優れた機能を総合的に活用することで、多種多様な物質を対象に原子、分子からスピン状態まで操る研究を進めています。本セッションでは、「次世代半導体」や「高感度センサー」につながる1原子・スピンの発光、「燃料電池」や「蓄電池」に利用できるナノイオン経路、「医薬品」開発に繋がるタンパクナノワイヤー、「再生医療」を目指した生体適合性培地による細胞形状制御、「植物機能の解明」を目的としたRIを活用した植物内元素の撮像など、量研機構が行っている最先端の量子ビーム利用技術を事例とともに紹介し、物質構造や状態を自由に操作できるモノづくり技術の更なる可能性を追求します。