第6回CSJ化学フェスタ2016 ―日本化学会秋季事業―



会 期:2016年11月14日(月)~16日(水)

会 場:タワーホール船堀

問い合わせ:公益社団法人日本化学会 企画部

Mail festa@chemistry.or.jp / Tel 03-3292-6163



主催:公益社団法人日本化学会
後援(予定): 文部科学省, 経済産業省, 国立科学博物館, 科学技術振興機構, 日本化学工業協会, 新化学技術推進協会, 産業技術総合研究所, 理化学研究所, 量子科学技術研究開発機構, 物質・材料研究機構, 江戸川区




プログラム

プログラム変更情報

2016/11/09 学生ポスター 発表中止 P8-063

2016/10/31 ノーベル賞解説講演会 プログラム更新

フェスタ企画

テーマ企画

化学は様々な分野で科学技術の発展を牽引し、未来社会に向けたイノベーションの主役を担っています。テーマ企画では、多様な分野で新たな価値を生み出している化学技術や化学素材など化学に関わる研究開発の最前線から、化学の将来を担う学生に向けたチュートリアルまで、多岐にわたる多くの魅力的なテーマを企画しています。多くの皆様の参加をお待ちします。

進む国産資源開発 担当委員:小柳津研一(早稲田大学)、田中紳一郎(住友化学株式会社)、石田玉青(首都大学東京)

かつては輸入に頼るしかないと思われていた日本の資源ですが、近年、様々な開発の可能性が分かってきて、国産資源の開発が進展しています。本セッションでは、化学産業にとって重要な日本の資源開発の現状と進展について、最新のトピックスやビジネスの視点も加えて分かり易く解説するとともに、将来の展望について期待も込めて議論します。

開催日時
11月16日(水) 13時00分-17時25分
開催会場
タワーホール船堀 2F 平安(I会場)
プログラム
 
13:00-13:05
趣旨説明
田中紳一郎 (住友化学株式会社 技術・研究企画部・担当部長)
13:05-14:00
都市鉱山開発 -その意義、可能性、将来像-
原田幸明 (物質・材料研究機構 構造材料研究拠点・特命研究員)
14:00-14:50
スクラップからのレアメタルのリサイクル -都市鉱山開発の光と影-
岡部 徹 (東京大学 生産技術研究所・教授/センター長)
14:50-15:30
都市鉱山のビジネス化
川上 智 (DOWAエコシステム株式会社 環境ソリューション室・室長)
15:40-16:30
意外に豊かな日本の海底鉱物資源 -その探査と開発の最前線-
中村謙太郎 (東京大学 大学院工学系研究科・准教授)
16:30-17:20
私たちの生活を支える国産鉱物資源 -国内鉱物資源開発の現状と将来-
高木哲一 (産業技術総合研究所 地圏資源環境部門・研究グループ長)
17:20-17:25
閉会挨拶
田中紳一郎 (住友化学株式会社 技術・研究企画部・担当部長)

▲ TOPへ戻る


身近なエネルギー革命 ~エネルギーハーベスティングが拓く未来社会~ オーガナイザー:竹内敬治(NTTデータ株式会社)
担当委員:稲垣 翔(DIC株式会社)、藤原隆司(埼玉大学)

近年、光・熱・振動など様々な形で存在する環境エネルギーを電力に変換する『エネルギーハーベスティング』技術が脚光を浴びています。あらゆる場所を発電所に変えるエネルギーハーベスティングは、モバイル端末やモノのインターネット(IoT)の電源のみならず、災害に強い電力供給源といった次世代社会を支える基盤技術となり得えます。本セッションでは、この分野で活躍する著名な講師陣が、基礎原理や先端材料から発電システムにわたるまで解説し、今後の展望についても紹介します。

開催日時
11月14日(月) 9時30分-12時00分
開催会場
タワーホール船堀 2F 瑞雲(H会場)
プログラム
 
09:30-09:35
趣旨説明
竹内敬治 (株式会社NTTデータ経営研究所 社会・環境戦略コンサルティングユニット・シニアマネージャー)
09:35-10:00
全固体化で安全・安心・高効率を実現する~色素増感太陽電池~
田中裕二 (株式会社リコー 画像エンジン開発本部・スペシャリスト)
10:00-10:25
身近に潜む温度差をエネルギーに変換せよ!~有機・無機ハイブリッド熱電発電~
宮崎康次 (九州工業大学 工学研究院機械知能工学研究系・教授)
10:25-10:50
低周波数の振動を使ってIoTデバイスを動かす!~エレクトレット振動発電~
鈴木雄二 (東京大学 大学院工学系研究科・教授)
10:50-11:15
“自発自消”型のマイクロ発電システム~圧電振動発電~
岡本正昭 (株式会社セラテックエンジニアリング・代表取締役社長)
11:15-11:40
新しいヘルスケアシステムの創製~バイオ燃料電池~
四反田功 (東京理科大学 理工学部工業化学科・講師)
11:40-12:00
発電デバイスの展示・体験と講演者との交流時間

▲ TOPへ戻る


熱を制する者はエネルギーを制す! ~熱利用関連技術の最前線~ 担当委員:森川岳生(積水化学工業株式会社)、竹岡裕子(上智大学)

一般家庭のエネルギー消費の50%以上は、給湯や暖房などの熱需要です。また日本は温泉などの熱資源も豊富で、地熱発電の賦存量は世界3位と言われています。未来の省エネ社会を築く上で、熱利用や熱制御の技術は必要不可欠であり、今後益々注目される分野となるでしょう。本セッションでは、様々な熱利用関連技術の最先端を紹介し、熱利用における化学の役割や可能性について考える場を提供します。

開催日時
11月15日(火) 13時00分-16時20分
開催会場
タワーホール船堀 2F 平安(I会場)
プログラム
 
13:00-13:45
熱は「ヒートバッテリー」,電気はバッテリーでエネルギーマネージメント
小林敬幸 (名古屋大学 大学院工学研究科・准教授)
13:45-14:20
自動車用空調システム開発における、蓄熱、及び排熱回収技術の開発事例紹介と将来に向けた更なる可能性
井口正博 (株式会社本田技術研究所 四輪R&Dセンター・主任研究員)
14:20-14:55
新たな地熱発電事業に挑む出光の取組みと化学技術に期待すること
竹中照雄 (出光大分地熱株式会社・代表取締役社長)
15:10-15:45
『余計な熱は通さない!』住宅の高断熱化を実現するナノ多孔質材料
井須紀文 (株式会社LIXIL・分析・評価センター長)
15:45-16:20
モバイル社会を支える高熱伝導技術~セラミックスフィラーが創る熱のハイウェイ~
楠瀬尚史 (香川大学 工学部・准教授)

▲ TOPへ戻る


新しい風は西から ~九州が牽引する化学関連産業~ 企画:日本化学会 九州支部
企画協力:九州大学炭素資源国際教育研究センター
担当委員:末永正彦(九州大学)、早川晃鏡(東京工業大学)

九州地方は明治時代の産業革命の舞台であり、また、日本化学会の前身となる旧工業化学会が最初に設立される(1915年)など、旧来より日本の化学産業を牽引してきました。一方、現在ではバイオマスや太陽発電、地熱発電などの再生可能エネルギーの利用率が最も高い地域です。本セッションでは、世界遺産として登録された近代産業遺産や石炭工業、製鉄業の歴史から最新の石炭利用技術、バイオマス、太陽エネルギー変換技術まで、九州ならではのエネルギー技術と産業について紹介します。

開催日時
11月16日(水) 13時15分-16時50分
開催会場
タワーホール船堀 4F 401会議室(E会場)
プログラム
 
13:15-13:30
趣旨説明
原田達朗 (九州大学 炭素資源国際教育研究センター・教授)
13:30-14:00
古くて新しい資源、石炭の基礎とその歴史
荒牧寿弘 (千代田ユーテック株式会社・主任研究員)
14:00-14:30
製鉄における石炭利用技術の歴史と最近の進歩
松永雅雄 (新日鐵住金株式会社 製銑技術部・部長)
14:30-15:00
三菱日立パワーシステムズのクリーンコールテクノロジー
山内康弘 (三菱日立パワーシステムズ株式会社 ボイラ技術本部・部長)
15:15-15:45
バイオマスと将来の化学
林 潤一郎 (九州大学 先導物質化学研究所・教授)
15:45-16:15
地球を救え! 九州から発信する地球環境への貢献~再生可能エネルギーからバイオマスまで~
中橋順一 (旭化成株式会社 環境安全・品質保証部・LCA専門委員会委員長)
16:15-16:45
地方の再生可能エネルギーへの挑戦
磯部達朗 (みやまスマートエネルギー株式会社・代表取締役社長)
16:45-16:50
閉会挨拶
原田達朗 (九州大学 炭素資源国際教育研究センター・教授)

▲ TOPへ戻る


高速蓄電の本命 ~キャパシタの研究開発動向~ 担当委員:緒明佑哉(慶應義塾大学)、長田 実(物質・材料研究機構)、小柳津研一(早稲田大学)、秋葉 巌(出光興産株式会社)

キャパシタは、二次電池よりも高速かつ高容量を実現する高速蓄電デバイスとして注目されており、海外ではキャパシタ搭載バスが商用運行されるなど、実用化段階にまで進展しています。本セッションでは、電気二重層からレドックスまで幅広く高速蓄電を実現しうるデバイスをキャパシタとして扱い、それらの社会ニーズ、特徴、研究開発動向など現状から今後の展望まで、素材ごとにそれぞれ第一線の研究者が分かり易く解説します。

開催日時
11月16日(水) 13時00分-17時00分
開催会場
タワーホール船堀 2F 瑞雲(H会場)
プログラム
 
13:00-13:05
趣旨説明
緒明佑哉 (慶應義塾大学 理工学部応用化学科・准教授)
13:05-13:50
次世代大容量キャパシタの創生と実用化
直井勝彦 (東京農工大学 大学院工学研究院・教授)
13:50-14:25
グラフェン多孔体による高耐電圧キャパシタ
西原洋知 (東北大学 多元物質科学研究所・准教授)
14:25-15:00
マツダにおけるバッテリマネジメントシステム開発(i-ELOOP)
吉田勝正 (マツダ株式会社 パワートレイン開発本部・アシスタントマネージャ)
15:10-15:45
酸化物のレドックスを利用した大容量スーパーキャパシタ
杉本 渉 (信州大学 環境・エネルギー材料科学研究所・教授)
15:50-16:20
高出力と高エネルギーの両立を可能としたリチウムイオンキャパシタのセル設計技術
安東信雄 (JSR株式会社 先端材料研究所(山梨分室)・主任研究員)
16:20-16:55
有機レドックス分子を用いた大容量キャパシタ
本間 格 (東北大学 多元物質科学研究所・教授/サステナブル理工学研究センター長)
16:55-17:00
閉会挨拶
長田 実 (物質・材料研究機構 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点(MANA)・ MANA主任研究者)

▲ TOPへ戻る


COP21の概要と低炭素社会への道筋 担当委員:音澤信行(旭硝子株式会社)、高石和人(岡山大学)、西浦正芳(理化学研究所)、小堀良浩(JXエネルギー株式会社)

昨年末COP21で合意されたパリ協定は、CO2の削減に関して強制力がある点で画期的ですが、その実現のためには官民一体となった取り組みが求められています。本セッションでは、COP21の概要とパリ協定の実現に向けた産業界の動きや技術開発の最新動向について、各分野の第一線で活躍中の講師が紹介するとともに、合意事項の実現に向けた道筋について議論します。

開催日時
11月14日(月) 9時30分-17時45分
開催会場
タワーホール船堀 2F 平安(I会場)
プログラム
 
09:30-09:40
趣旨説明
小堀良浩 (JXエネルギー株式会社)
09:40-10:20
COP21を踏まえた国内対策
守谷 学 (経済産業省 産業技術環境局・課長補佐)
10:20-11:00
建設構造物の低炭素化・低エネルギー化に貢献するECMセメント
坂井悦郎 (東京工業大学 物質理工学院材料系・教授)
11:10-11:50
水素還元とCO2分離回収を組み合わせた環境調和型製鉄プロセス技術開発(COURSE50)の概況
殿村重彰 (新日鐵住金株式会社 技術開発企画部・上席主幹(部長格))
11:50-12:30
CO2削減における森林の役割に関して
五関一博 (林野庁 森林利用課・森林吸収源情報管理官)
13:30-14:10
火力発電におけるCO2削減の道筋
小野崎正樹 (エネルギー総合工学研究所・理事)
14:10-14:50
低炭素社会へ向けた石油業界の取り組み
三浦安史 (石油連盟 技術環境安全部・技術環境安全部長)
14:50-15:30
低炭素社会に向けた東京ガスの取り組み(燃料電池と水素)
矢加部久孝 (東京ガス株式会社 燃料電池事業推進部・マネージャー)
15:40-16:20
世界のCCSと苫小牧CCS実証試験
澤田嘉弘 (日本CCS調査株式会社・常務取締役)
16:20-17:00
再生可能エネルギーの可能性と限界
山本博巳 (電力中央研究所 社会経済研究所・上席研究員)
17:00-17:40
CO2削減における水素の役割
坂田 興  (エネルギー総合工学研究所 プロジェクト試験研究部・部長)
17:40-17:45
閉会挨拶
音澤信行 (旭硝子株式会社)

▲ TOPへ戻る


化学イノベーションで創る持続可能社会 企画協力:新化学技術推進協会
担当委員:石毛 修(コニカミノルタ株式会社)、秋葉 巌(出光興産株式会社)

地球規模での環境問題が深刻さを増す中、『化学』にはより積極的な役割が期待され、GSC(グリーン・サステイナブル・ケミストリー)の新しい潮流である「環境との共生の下でイノベーションを創生して発展するmore positiveな化学」への期待が高まっています。本セッションでは、化学産業と非化学産業との産産連携や化学の産学官連携を通じて持続可能な社会を支える『化学』の現状と今後について紹介します。

開催日時
11月16日(水) 9時30分-12時20分
開催会場
タワーホール船堀 2F 瑞雲(H会場)
プログラム
 
09:30-09:35
趣旨説明
石毛 修 (コニカミノルタ株式会社 開発統括本部・グループリーダー)

GSC(グリーン・サステイナブル・ケミストリー)の新たな潮流

09:35-10:05
環境と共生する化学イノベーションの考え方―Positive GSC
御園生 誠 (東京大学・名誉教授)
10:05-10:35
GSC東京宣言-新たなGSCの幕開け―
宇山 浩 (大阪大学 大学院工学研究科・教授)

環境にやさしいモノ創り

10:35-11:05
Hondaにおける二輪車排気ガス浄化触媒の開発-ベースメタル触媒まで-
岩佐晃子 (株式会社本田技術研究所 二輪R&Dセンター)
11:05-11:35
ケミカルとバイオの協奏による新・炭素社会実現の取組み
佐野 浩 (三菱化学株式会社 石化企画本部・室長付)

GSC(グリーン・サステイナブル・ケミストリー)最前線

11:35-11:55
光触媒利用による環境浄化および有用物質生産
中田一弥 (東京理科大学 理工学部・准教授)
11:55-12:15
低炭素社会の実現に資する次世代蓄電池のためのルチル型TiO2負極
薄井洋行 (鳥取大学 大学院工学研究科・准教授)
12:15-12:20
閉会挨拶
秋葉 巌 (出光興産株式会社)

▲ TOPへ戻る


水の浄化技術 ~化学の力で水をきれいに~ 担当委員:舟橋正浩(香川大学)、西浦正芳(理化学研究所)、森川岳生(積水化学工業株式会社)

きれいな水の確保は人類の持続的な発展には必要不可欠ですが、水の浄化にはどのような材料や手法が用いられているのでしょうか。本セッションでは、太陽光利用、膜分離、放射性同位元素除去、等々、各技術分野で活躍する講師陣が、最先端の水浄化技術について学術面や事業化など様々な切り口で講演します。

開催日時
11月15日(火) 9時20分-12時00分
開催会場
タワーホール船堀 2F 平安(I会場)
プログラム
 
09:20-09:25
趣旨説明
舟橋正浩 (香川大学 工学部)
09:25-09:55
水処理およびCO2分離における神戸大学先端膜工学センターの取り組み
松山秀人 (神戸大学 大学院工学研究科・教授)
09:55-10:25
流動床のTiO2光触媒による水浄化の高効率化
猪野大輔 (パナソニック株式会社 先端研究本部・課長)
10:25-10:55
膜分離活性汚泥法(MBR)による排水の浄化
坂本曜次朗 (株式会社クボタ 膜システム部技術G・グループ員)
10:55-11:25
高選択性吸着剤による放射能高汚染水処理と安定固化
三村 均 (ユニオン昭和株式会社・最高技術顧問/東北大学名誉教授)
11:25-11:55
多孔質ガラスによるセシウム・ストロンチウム除去-ナノ材料による環境浄化と新プロセスの構築-
長澤 浩 (株式会社環境レジリエンス・代表取締役社長)
11:55-12:00
閉会挨拶
森川岳生 (積水化学工業株式会社)

▲ TOPへ戻る


ナノセルロースが開く新たな複合材料の扉 担当委員:弘中克彦(帝人株式会社)、吉江尚子(東京大学)、田中敬二(九州大学)

セルロースをナノサイズまで解きほぐす技術は、複合材料用強化繊維の選択肢に全く新しい魅力的な素材を加えました。実用的な製造手法や各種ナノセルロースの特性を生かした材料の開発研究が活発に進められています。本セッションでは、最新のナノセルロース開発状況を概観し、この素材が持つポテンシャルを共有することを通じて、新たな応用を議論する場を提供します。

開催日時
11月15日(火) 13時00分-17時05分
開催会場
タワーホール船堀 5F 小ホール(B会場)
プログラム
 
13:00-13:50
バイオマスを先端ナノ材料へ-セルロースナノファイバーによるマテリアルストリームの創成-
磯貝 明 (東京大学 大学院農学生命科学研究科・教授)
14:00-14:35
ナノセルロースと樹脂の親和性を高める:セルロースナノファイバーで強化したポリエチレン溶融紡糸繊維
鞠谷雄士 (東京工業大学 物質理工学院・教授)
14:35-15:10
ナノセルロースと樹脂の親和性を高める:セルロースナノファイバー強化プラスチック-実用化に必要な変性,混練技術を考える-
仙波 健 (京都市産業技術研究所 高分子系チーム・チームリーダー)
15:10-15:45
ナノセルロースの強みを生かす:セルロースナノファイバーの界面制御による新価値創造を目指して
熊本吉晃 (花王株式会社 マテリアルサイエンス研究所・グループリーダー)
15:55-16:30
ナノセルロースの強みを生かす:セルロースナノファイバーのパッケージングマテリアルとしての利用
加藤友美子 (凸版印刷株式会社 事業開発・研究本部・課長)
16:30-17:05
森林資源から高性能難燃材料を造る:ナノセルロースリグノフェノール複合体による樹脂複合材料
野寺明夫 (出光ライオンコンポジット株式会社 複合材料研究所・上席主任研究員)

▲ TOPへ戻る


ナノ空間材料 ~穴ぼこだらけがいい感じ~ 担当委員:植村卓史(京都大学)、金子行裕(ライオン株式会社)

ナノレベルの制限された空間に分子が閉じ込められると、通常のバルク状態とは異なる振る舞いをすることが知られています。 ナノ空間の構造次第で分子の状態を自在にコントロールすることができ、エネルギー変換や新たな反応が進行することもあります。 本セッションでは、様々な機能性ナノ空間材料を作製する設計指針から、環境、触媒、エレクトロニクス、バイオなどの広範な分野への応用まで、 第一線の研究者・技術者が講演します。

開催日時
11月15日(火) 9時30分-12時00分
開催会場
タワーホール船堀 2F 福寿(J会場)
プログラム
 
09:30-10:00
結晶スポンジ法:灯台下暗しの発明が世界を変える?
藤田 誠 (東京大学 大学院工学系研究科・教授)
10:00-10:30
ナノ空間設計の楽しみ:無機酸化物が創り出す空間
黒田一幸 (早稲田大学 理工学術院先進理工学研究科・教授)
10:30-11:00
ナノ空間炭素材料 ~穴の壁は薄い方がいい感じ~
京谷 隆 (東北大学 多元物質科学研究所・教授)
11:00-11:30
必要なものを運んだり分けたりする有機ナノ空間材料
加藤隆史 (東京大学 大学院工学系研究科・教授)
11:30-12:00
固体触媒というよりも“機能性無機材料”としてのゼオライト
瀬戸山 亨 (三菱化学株式会社・執行役員)

▲ TOPへ戻る


ポリマー粒子 ~未来を築く魔法の粒~ 担当委員:桑折道済(千葉大学)、青木拓実(東レ株式会社)、長谷川靖哉(北海道大学)

ポリマー粒子はナノおよびマイクロスケールの粒子型高分子材料であり、従来の乳化重合による合成技術に加えて、近年では多種多様な合成手法が開発され、利用分野も顔料や接着および電子材料など多岐にわたっています。本セッションでは、この分野の第一線で活躍する研究者が、最先端のポリマー粒子作製法、評価法、ならびに産業への展開について総合的に議論します。

開催日時
11月14日(月) 9時30分-12時00分
開催会場
タワーホール船堀 4階 研修室(D会場)
プログラム
 
09:30-09:45
ポリマー粒子研究の最新動向とその将来展望
桑折道済 (千葉大学 大学院工学研究科・准教授)

ポリマー粒子合成技術の進歩

09:45-10:10
アレン類のリビング配位重合に基づく高分子微粒子の精密合成
冨田育義 (東京工業大学 物質理工学院・教授)
10:10-10:35
深海極限環境を模擬した反応場でのナノ材料の調製
出口 茂 (海洋研究開発機構 海洋生命理工学研究開発センター・研究開発センター長)

ポリマー粒子の最新評価技術

10:45-11:10
顕微鏡法と散乱法を駆使したゲル微粒子の微細構造評価
鈴木大介 (信州大学 学術研究院繊維学系・准教授)

革新的ポリマー粒子の創製とその応用

11:10-11:35
ナノゲル粒子の相転移と官能基反応性の制御-革新的分離材料の開発
三浦佳子 (九州大学 大学院工学研究院・教授)
11:35-12:00
希土類を含む発光性の高分子ナノ微粒子の創製-革新的な熱耐久型発光材料の開発
長谷川靖哉 (北海道大学 大学院工学研究院・教授)
12:00
閉会挨拶
青木拓実 (東レ株式会社)

▲ TOPへ戻る


フレキシブルな時代へ! ~無機を超える有機デバイス~ 担当委員:長谷川靖哉(北海道大学)、岡本敏宏(東京大学)、南方 尚(旭化成株式会社)

現代の光電子産業は様々なデバイスによって支えられ、現在そのデバイスはGaNなどの無機半導体が主流です。一方、機能性有機分子はデバイスのフレキシブル化および高機能化を可能とし、未来の光電子産業界に大きな革命をもたらすと考えられています。本セッションでは、無機半導体では到達困難な「フレキシブル有機デバイス」に焦点を当て、無機半導体を超える有機分子の特異な機能と可能性について紹介し、「未来の有機デバイス」の重要性について議論します。

開催日時
11月14日(月) 13時00分-16時30分
開催会場
タワーホール船堀 4F リハーサル室(C会場)
プログラム
 
13:00-13:05
趣旨説明
長谷川靖哉 (北海道大学 大学院工学研究院・教授)
13:05-13:45
フレキシブル有機ELが目指す“明るい”未来
金 周作 (コニカミノルタ株式会社 OLED事業部・係長)
13:45-14:25
有機にしかできない新しい構造のトランジスタ
中山健一 (大阪大学 大学院工学研究科・教授)
14:25-15:05
フレキシブル有機デバイスに特有な構造と動作の仕組み
内藤裕義 (大阪府立大学 大学院工学研究科・教授)
15:05-15:45
柔らかい分子からフレキシブルデバイスへのアプローチ
岡本敏宏 (東京大学 大学院新領域創成科学研究科・准教授)
15:45-16:25
塗って作れる太陽電池を担うポリマー半導体
尾坂 格 (理化学研究所 創発物性科学研究センター・上級研究員)
16:25-16:30
閉会挨拶
南方 尚 (旭化成株式会社 研究開発本部・部長)

▲ TOPへ戻る


動く・光る・色づく! 目で視る多彩な機能性有機結晶の世界 企画:日本化学会 有機結晶ディビジョン
担当委員:大内 誠(京都大学)、早川晃鏡(東京工業大学)

様々な機能性材料・物質が開発されていますが、それらのマクロな機能を特徴づけているのはサブ・ナノメートルスケールのミクロ構造です。有機物質の結晶体はミクロの構造制御によってマクロな物性が変化するため、僅かな刺激で結晶の「動く」、「光る」、「色づく」様子を肉眼で観察できる興味深い系です。本セッションでは、このような美しくて楽しい有機結晶の多彩な世界を「視る」ことをテーマにして、ミクロ・マクロの視点から最新研究事例を紹介します。

開催日時
11月15日(火) 9時30分-11時55分
開催会場
タワーホール船堀 4F リハーサル室(C会場)
プログラム
 
09:30-09:35
趣旨説明
植草秀裕 (東京工業大学 理学院・准教授)
09:35-10:00
蒸気で、温度で、光で変わる! ? 色が変わる有機結晶の世界
植草秀裕 (東京工業大学 理学院・准教授)
10:00-10:25
光をあてると、色づく・曲がる・ねじれる有機結晶材料
小畠誠也 (大阪市立大学 大学院工学研究科・教授)
10:25-10:50
結晶を温める・すりつぶす ~ 発光がスイッチングする有機結晶
務台俊樹 (東京大学 生産技術研究所・助教)
11:00-11:25
刺激に応じて輝きを変える有機宝石! 発光性多孔質有機塩
藤内謙光 (大阪大学 大学院工学研究科・准教授)
11:25-11:50
結晶が生まれる様子が見える!分子の動画撮影
原野幸治 (東京大学 総括プロジェクト機構/大学院理学系研究科・特任准教授)
11:50-11:55
閉会挨拶
植草秀裕 (東京工業大学 理学院・准教授)

▲ TOPへ戻る


人工光合成 ~植物を超えられるか?~ 担当委員:及川 昭(住友ベークライト株式会社)、冨田恒之(東海大学)、長田 実(物質・材料研究機構)

植物の光合成と同様に光のエネルギーを利用する化学反応「人工光合成」は新エネルギーの有力な候補であり、この研究は日本が世界をリードしている分野です。本セッションでは、人工光合成の第一線で活躍している研究者を講師として、これまでの成果や最新のデータおよび実用化を視野に入れた研究開発について紹介します。

開催日時
11月15日(火) 13時00分-17時30分
開催会場
タワーホール船堀 4F リハーサル室(C会場)
プログラム
 
13:00-13:05
趣旨説明
冨田恒之 (東海大学)
13:05-13:45
日本が牽引する人工光合成
井上晴夫 (首都大学東京 大学院分子応用化学域・特任教授)
13:45-14:25
天然光合成の巧みなエネルギー変換、部品でなく全体の最適化
中村振一郎 (理化学研究所 イノベーション推進センター・特別招聘研究員)
14:35-15:15
光合成から人工光合成へ
神谷信夫 (大阪市立大学 複合先端研究機構・教授)
15:15-15:55
光を捕集する「人工の葉」~植物に迫る人工光合成~
稲垣伸二 (株式会社豊田中央研究所 稲垣研究室・室長/シニアフェロー)
16:05-16:45
天然ガスを人工で創る!
山田由佳 (産業技術総合研究所 イノベーション推進本部・総括企画主幹 ※パナソニックより転籍出向中)
16:45-17:25
エネルギー変換効率1%を超える人工光合成による水素製造
徳留弘優 (TOTO株式会社 総合研究所・主席研究員)
17:25-17:30
閉会挨拶
及川 昭 (住友ベークライト株式会社)

▲ TOPへ戻る


混ざらず分かれず材料界面 ~科学と技術の間を操ってものづくり~ 担当委員:金子行裕(ライオン株式会社)、田中敬二(九州大学)、瀧宮和男(理化学研究所)

工学で使用される材料は有機・無機・金属の三つに大別でき、構造材料から機能材料まで様々な分野で活躍しています。本セッションでは、有機材料を低分子と高分子の二つに分類することで「四大材料」とし、これらの組み合わせにおける界面に着目します。二つの材料を組み合わせて接着・接合することにより、単独の材料では成し得ない素晴らしい機能が発現します。異種材料の界面に着目した「新材料の考え方・作り方」という切り口で、基礎的な考え方から企業の製品まで紹介します。

開催日時
11月16日(水) 13時00分-16時50分
開催会場
タワーホール船堀 2F 蓬莱(G会場)
プログラム
 
13:00-13:05
趣旨説明
田中敬二 (九州大学・教授)
13:05-13:40
粘着テープの設計における界面機能について
下栗大器 (日東電工株式会社 研究開発本部・主任研究員)
13:40-14:15
超低燃費用タイヤゴムの高分子・無機界面の設計
芥川恵造 (株式会社ブリヂストン 中央研究所・フェロー)
14:15-14:50
微小電子機械システムのための超臨界流体を用いた金属皮膜形成技術
曽根 正人 (東京工業大学 フロンティア材料研究所・准教授)
15:00-15:35
燃料電池の寿命を決める白金/カーボン界面の設計 
林 灯 (九州大学 水素エネルギー国際研究センター・教授)
15:35-16:10
プラスチックのように軽くセラミックのように硬い透明樹脂 有機・ナノシリカハイブリッド材料の魅力
福田 猛 (荒川化学工業株式会社 研究開発本部・主任研究員)
16:10-16:45
有機薄膜太陽電池のブレイクスルーを目指した分子レベルの界面制御技術の開発
但馬敬介 (理化学研究所 創発物性科学研究センター・チームリーダー)
16:45-16:50
閉会挨拶
金子行裕 (ライオン株式会社・副主席研究員)

▲ TOPへ戻る


カタチを工夫して高付加価値化 ~精密微細加工が切り開く樹脂の世界~ 担当委員:高沖和夫(住友化学株式会社)、西村貴洋(京都大学)

身の回りにある樹脂製品は様々な「カタチ」を取っており、複合繊維の断面形状、フィルム表面の微細凹凸、樹脂組成物モルフォロジーなどを制御することにより、強度、光学特性、触感等において付加価値をつけることができます。近年では、ナノスケールでの制御による効果や、自然の形状に学んだ機能設計などが注目されています。本セッションでは、今一番ホットなトピックスである「カタチ」の作り方、機能、使い方について最先端の研究開発動向を紹介します。

開催日時
11月15日(火) 13時00分-16時30分
開催会場
タワーホール船堀 2F 福寿(J会場)
プログラム
 
13:00-13:40
ナノインプリント:ナノスケールのカタチをハンコでつくる
平井義彦 (大阪府立大学 大学院工学研究科・教授)
13:40-14:20
蝶に学ぶ特異な光輝色:制御された乱雑なカタチの機能と応用
齋藤 彰 (大阪大学 大学院工学研究科・准教授)
14:20-15:00
自己組織化高分子材料:機能のあるカタチを自動的に作る
藪 浩 (東北大学 原子分子材料化学高等研究機構・准教授)
15:10-15:50
3Dマイクロファブリケーション:ナノロボット,化学ICにつながるカタチ
生田幸士 (東京大学 大学院情報理工学系研究科・教授)
15:50-16:30
複合紡糸技術:紡いでカタチ作る
山本 洋 (三菱レイヨン株式会社 繊維技術統括室・担当課長)

▲ TOPへ戻る


五感でとらえる新しい物理化学 ~質感研究の最前線~ 担当委員:矢作和行(花王株式会社)、山本政宏(TOTO株式会社)、金子行裕(ライオン株式会社)、中村絢子(株式会社三菱化学科学技術研究センター)

人は五感(視・聴・触・嗅・味)を通じて対象物(素材や身体など)の『質感』をとらえ、美しい、綺麗、美味しい、優しい、自然な、高級感があるなど、感性価値の判断をしています。このことから、『質感』は化粧品、衣類、装飾品、食品、住宅関連製品などの生活に身近な商品の価値を高める上で非常に重要であると言えます。本セッションでは、質感認知に関する最先端の研究・技術を紹介するとともに、物理化学的な視点で学び、今後の展望について議論します。

開催日時
11月14日(月) 13時00分-17時50分
開催会場
タワーホール船堀 4F 研修室(D会場)
プログラム
 
13:00-13:05
趣旨説明
矢作和行 (花王株式会社・主席研究員)
13:05-13:50
質感研究が切り拓く新しい未来~リアル・バーチャルの融合~
西田眞也 (日本電信電話株式会社 NTTコミュニケーション科学基礎研究所・上席特別研究員/グループリーダー)
13:50-14:25
素肌・化粧肌の質感に関する研究
五十嵐崇訓 (花王株式会社 スキンケア研究所・主任研究員)
14:25-15:00
魅力的な姿に変身させる最先端技術~シンデレラ・テクノロジー~
久保友香 (東京大学 大学院情報理工学系研究科・特任研究員)
15:15-15:50
材質感・感性・嗜好の多階層な触感モデル
岡本正吾 (名古屋大学 大学院工学研究科・講師)
15:50-16:25
衣類の快適な触感に関する研究
橋本恵美子 (ライオン株式会社 ファブリックケア研究所・副主任研究員)
16:25-17:10
香りの質感を認識するメカニズム
岡本雅子 (東京大学 大学院農学生命科学研究科・特任准教授)
17:10-17:45
微生物制御で臭わない、快適な水まわり空間を創る
山本政宏 (TOTO株式会社 総合研究所・主席研究員)
17:45-17:50
閉会挨拶
金子行裕 (ライオン株式会社・副主席研究員)

▲ TOPへ戻る


ヒトの菌を化学で解剖 ~マイクロバイオームの最前線~ 担当委員:中村絢子(株式会社三菱化学科学技術研究センター)、都築博彦(富士フイルム株式会社)、山本政宏(TOTO株式会社)、矢作和行(花王株式会社)

マイクロバイオーム(微生物叢)は地球上の様々な場所に存在する微生物の集団です。ヒトの口内や皮膚、腸内にも存在し、特に約1,000種類、約100兆個といわれる腸内細菌がつくる腸内細菌叢(腸内フローラ)は消化や免疫、代謝の調節などで重要な役割を担っていることが明らかになり、昨今、様々なメディアで報道されています。本セッションでは、予防医療の鍵としての可能性も秘めたマイクロバイオームについて、普段バイオを扱わない研究者にも分かり易く、バイオと化学の壁を越えて紹介します。

開催日時
11月15日(火) 13時00分-17時25分
開催会場
タワーホール船堀 4F 研修室(D会場)
プログラム
 
13:00-13:05
趣旨説明
中村絢子 (株式会社三菱化学科学技術研究センター)
13:05-13:45
化学物質を介した細菌間コミュニケーションとバイオフィルム
野村暢彦 (筑波大学 生命環境系・教授)
13:45-14:10
手荒れと手指の衛生管理-残す菌叢・除去する菌叢-
西尾正也 (花王株式会社 ハウスホールド研究所・上席主任研究員)
14:10-14:35
腸内フローラ研究を支える検査と腸の感染症診断への取組み
松本 哲 (株式会社LSIメディエンス 治験検査部・試験管理者)
14:35-15:15
太るか痩せるかは、腸内細菌が作る化学物質に依存する
木村郁夫 (東京農工大学 大学院農学研究院・テニュアトラック特任准教授)
15:25-15:50
酸にも熱にも負けず、生きて腸まで届く乳酸菌
田中伸一郎 (三菱化学フーズ株式会社 第二事業部・マネージャー)
15:50-16:30
見出された日本人トップアスリート型腸内フローラとその重要性
森田英利 (岡山大学 大学院環境生命科学研究科・教授)
16:30-17:20
特別講演:腸内細菌に制御される体内最大の免疫システム、腸管免疫系
大野博司 (理化学研究所 統合生命医科学研究センター・グループディレクター/主任研究員)
17:20-17:25
閉会挨拶
山本政宏 (TOTO株式会社・首席研究員)

▲ TOPへ戻る


バイオ医療と化学の接点 ~どうやって細胞を大量に培養するのか?~ 担当委員:皆見武志(千代田化工建設株式会社)、都築博彦(富士フイルム株式会社)

抗体医薬と再生医療からなるバイオ医療とでも呼ぶべき新しい医療分野が、急速に発展しています。抗体医薬では抗体生産細胞の大量培養技術や濃縮・精製技術の高度化が、再生医療では細胞分化や細胞生理の制御技術が特に必要とされており、いずれにおいても細胞培養技術の進展が求められています。本セッションでは、細胞培養を起点としたバイオ医療の最前線と今後の展望を紹介し、化学技術や化学産業の役割を考える場とします。

開催日時
11月15日(火) 9時30分-12時00分
開催会場
タワーホール船堀 4F 研修室(D会場)
プログラム
 
09:30-09:35
趣旨説明
都築博彦 (富士フイルム株式会社)
09:35-10:05
世界で勝つ細胞培養技術
武井良之 (日本医療研究開発機構(AMED) 戦略推進部 再生医療研究課・調査役)
10:05‐10:25
自動培養技術は人を超える ~を目指す~
伊藤弓弦 (産業技術総合研究所 創薬基盤研究部門 幹細胞工学研究グループ・研究グループ長)
10:25-10:45
シングルユースバッグを使った細胞培養
松田博行 (藤森工業株式会社 ライフサイエンス事業本部・主任)
10:50-11:20
革新的バイオ医薬品生産を可能にする細胞培養
村上 聖 (株式会社日立製作所 産業・流通ビジネスユニット・COO)
11:20-11:40
天然多糖類を活用した新しい三次元細胞培養
西野泰斗 (日産化学工業株式会社 生物科学研究所 医療材料グループ・グループリーダー)
11:40-12:00
フォトポリマーでつくる三次元培養表面 ~肝細胞付き培養器の供給まで~
赤平有希 (東洋合成工業株式会社 感光材研究所 バイオ応用グループ・研究員)
12:00
閉会挨拶
皆見武志 (千代田化工建設株式会社)

▲ TOPへ戻る


化学者は医薬・バイオへどうアプローチすればいいのか? 担当委員:岡本晃充(東京大学)、田中 賢(九州大学)、中村精一(名古屋市立大学)、新垣篤史(東京農工大学)、吉江尚子(東京大学)、田中敬二(九州大学)

「クスリ」はどのようにして設計されているか知っていますか?化学、生物学、医学などの最先端科学を「クスリ」という形に変えるために、多くの創薬研究者が日夜研究を進めています。新しい治療標的や独創的な戦略が常に求められており、そのためには広範な基礎科学分野にわたる多種多様な専門家の英知と技術を結集させなければなりません。本セッションでは、医薬品や関連製品の研究開発に携わった講師陣が、開発事例を基にブレイクスルーとなるような新たな展開や、「クスリ」に結び付けるための戦略などを紹介します。

開催日時
11月16日(水) 9時30分-12時00分
開催会場
タワーホール船堀 4F 研修室(D会場)
プログラム
 
09:30‐09:35
趣旨説明
岡本晃充 (東京大学 先端科学技術研究センター・教授)
09:35-10:10
血液浄化療法 ~薬との関わり~
畑中美博 (旭化成メディカル株式会社 医療製品開発本部 医療技術・材料研究所・グループ長)
10:10-10:45
化学の力で難治性疾患に挑む~エピジェネティクス創薬化学~
鈴木孝禎 (京都府立医科大学 大学院医学研究科・教授)
10:45-11:20
Human BiologyとModern Chemistryに基づく創薬イノベーション
大和隆志  (エーザイ株式会社 オンコロジービジネスグループ・執行役)
11:20-11:55
Drug Discovery based on Chemistry
上野裕明 (田辺三菱製薬株式会社 CMC本部・執行役員/本部長)
11:55-12:00
閉会挨拶
岡本晃充 (東京大学 先端科学技術研究センター・教授)

▲ TOPへ戻る


触媒・電池の創造戦略 ~実験と理論計算科学のインタープレイ!~ 企画:日本化学会 理論化学・情報化学・計算化学ディビジョン
企画協力:京都大学 実験と理論計算科学のインタープレイによる触媒・電池の元素戦略研究拠点
担当委員:石井宏幸(筑波大学)、中野達也(株式会社ダイセル)

資源の少ない日本で産業の競争力を高めるためには、希少元素の代りとなる革新的な材料の創製が期待されています。「触媒・電池の元素戦略研究拠点」では、理論・計算科学と実験科学のインタープレイから複合材料の微視的過程を解明し,複雑・複合系の科学を深化させ,新しい材料を予測することによって希少元素フリーの新規高性能材料を開発しています。本セッションでは,理論・情報・計算化学の果たす役割に焦点を当て,最先端の研究成果と実践的なインタープレイ事例を紹介します。

開催日時
11月15日(火) 9時30分-16時30分
開催会場
タワーホール船堀 2F 桃源(K会場)
プログラム
 
09:30-09:35
趣旨説明
佐藤啓文 (TICディビジョン・副主査/京都大学大学院工学研究科・教授)
09:35-10:20
触媒・電池元素戦略における理論研究のアプローチ
江原正博 (元素戦略研究拠点・理論GL/分子科学研究所 計算科学研究センター・教授)
10:20-11:05
究極の元素戦略電池を目指した材料開発
山田淳夫 (元素戦略研究拠点・電池GL/東京大学 大学院工学系研究科・教授)
11:05-11:50
目指せ現代の錬金術~卑金属で貴金属自動車触媒の代替ができるか?
薩摩 篤 (素戦略研究拠点・触媒G/名古屋大学 大学院工学研究科・教授)
13:15-14:00
定置用リチウムイオン二次電池に求められる特性と将来展望
原 富太郎 (エリーパワー株式会社 技術開発部・上席主幹研究員)
14:00-14:45
自動車排ガス浄化触媒の課題と計算化学への期待
堂坂健児 (株式会社本田技術研究所 四輪R&Dセンター・主任研究員)
14:55-15:40
新規電解液開発に向けた濃厚イオン系の輸送特性解析
松林伸幸 (TICディビジョン・幹事/元素戦略研究拠点・理論G/大阪大学 基礎工学研究科・教授)
15:40-16:25
実用触媒開発に向けた理論的取り組み
奥村光隆 (TICディビジョン・幹事/元素戦略研究拠点・理論G/大阪大学 大学院理学研究科・教授)
16:25-16:30
閉会挨拶
鳥居  肇 (TICディビジョン・主査/静岡大学 教育学部総合科学専攻・教授)

▲ TOPへ戻る


未来技術の展望 ~人工知能とビッグデータを利用した新しい材料開発の潮流~ 担当委員:江利山祐一(JSR株式会社)、高石慎也(東北大学)

人工知能とビッグデータの活用は、現在最も注目されている話題の一つです。化学においても、コンピュータを活用したデータマイニングにより構造・物性・機能を予測するマテリアルズ・インフォマティクスという新たな手法が提案され、世界中で取り組みが始まっています。本セッションでは、第一線の研究者がこれら技術の基本的な考え方と潮流を解説し、最新研究のトピックスを紹介します。

開催日時
11月16日(水) 13時00分-17時30分
開催会場
タワーホール船堀 2F 福寿,桃源(J,K会場)
プログラム
 
13:00
開会挨拶
江利山祐一 (JSR株式会社)
13:00-14:00
【基調講演】マテリアルズ・インフォマティクスとは何か
寺倉清之 (物質・材料研究機構 情報統合型物質・材料研究拠点・フェロー/拠点長)
14:00-14:40
第一原理計算に基づいたマテリアルズ・インフォマティクス
田中 功 (京都大学 大学院工学研究科・教授)
14:40-15:20
機械学習を活用した材料開発の開く未来
中川 茂 (日本アイ・ビー・エム株式会社 東京基礎研究所・光インターコネクト・テクノロジー部長/シニア・テクニカル・スタッフ・メンバー)
15:30-16:10
高分子材料シミュレーションにおける粗視化モデルの活用と適用事例
青柳岳司 (産業技術総合研究所 機能材料コンピュテーショナルデザイン研究センター・総括研究主幹)
16:10-16:50
生命科学の応用に向けた機械学習・データマイニングの最前線
津田宏治 (東京大学 大学院新領域創成科学研究科・教授)
16:50-17:30
ディープラーニングを利用したゲノム・プロテインインフォマティックス
三宅 淳 (大阪大学 大学院基礎工学研究科・教授)
17:30
閉会挨拶
高石慎也 (東北大学 大学院理学研究科)

▲ TOPへ戻る


私たちの生活に欠かせない有機合成化学!~「匠の技」で豊かな分子と社会を生み出そう!~ 企画:日本化学会新領域研究グループ「有機合成化学を起点とするものづくり戦略」
日本化学会新領域研究グループ「精密物質変換のための分子空間化学」
担当委員:田中克典(理化学研究所)、満島勇雄(株式会社日本触媒)

有機合成化学分野では、これまでに多くの革新的な「新分子」を創り出す「匠の技」を育て、医薬、農薬、あるいは機能性材料、等々を次々と生み出して現代社会の発展に大きく貢献してきました。本セッションでは、様々な分野の第一線で活躍する有機合成化学者が、これまでに新反応や新分子を創り出す「技」を編み出し習得するために如何に努力してきたか、そして今後、豊かな社会の実現を夢見て日々どのように「技」に磨きをかけ挑戦しているか、さらに、この「技」をどのように産業応用につなげるか、そのコツとノウハウまでも紹介します。

開催日時
11月15日(火) 9時30分-17時30分
開催会場
タワーホール船堀 5F 大ホール(A会場)
プログラム
 
09:30-09:40
趣旨説明
田中克典 (理化学研究所 田中生体機能合成化学研究室・准主任研究員)
09:40-10:15
豊かな社会を目指して元素を精密に操る合成化学
山下 誠 (中央大学 理工学部・教授)
10:15-10:50
石油化学プロセスを支える知られざる技法
宇都宮 賢 (三菱化学株式会社 石化研究開発室・部長代理)
10:50-11:25
有機反応を改革する「匠の触媒」:銅触媒による不斉炭素―炭素結合形成反応
金井 求 (東京大学 大学院薬学系研究科・教授)
11:25-12:00
新規π共役系有機分子を生み出す反応開発
依光英樹 (京都大学 大学院理学研究科・教授)
13:00-13:35
合成化学から生活を豊かにする機能性マテリアル創出へ!
忍久保 洋 (名古屋大学 大学院工学研究科・教授)
13:35-14:10
化学と生物をつなぐ有機合成
細谷孝充 (東京医科歯科大学 生体材料工学研究所・教授)
14:10-14:45
「匠の化合物」で生命を操れるか?
石川 稔 (東京大学 分子細胞生物学研究所・准教授)
14:45-15:30
私たちの生命を維持させるための低分子化合物 経口FXa阻害剤エドキサバンの創製
吉野利治 (アスビオファーマ株式会社 研究マネジメントスタッフ・主査)
15:30-16:05
生物もがんばって磨いている合成技術
島本啓子 (サントリー生命科学財団 生物有機科学研究所・主幹研究員)
16:05-16:40
実験室のケミストリーと産業界を繋ぐ
森 英郎 (協和発酵バイオ株式会社 渉外部・統括マネジャー)
16:40-17:25
未来を創る有機合成の「匠の技」
山本 尚 (中部大学 分子性触媒研究センター・センター長/日本化学会・会長)
17:25-17:30
閉会挨拶
田中克典 (理化学研究所 田中生体機能合成化学研究室・准主任研究員)

▲ TOPへ戻る


ものづくり日本の復活へ ~連続フロー法による夢の有機合成~ 担当委員:山下恭弘(東京大学)、鶴田仁志(株式会社クラレ)

精密化学品の有機合成では、主として、フラスコ等の反応容器を用いるバッチ法を採用しています。一方、カラム等を用いて原料を流通させて反応を行う連続フロー法は、環境負荷や効率性、安全性等の問題を回避できるため理想的な合成法であり、カラム等を複数連結することにより、多段階反応を一気に行うことも可能です。本セッションでは、精密化学品のラボ或いはパイロット規模の生産において革新的手法となり得る、連続フロー法における最近の発展について紹介します。

開催日時
11月14日(月) 13時00分-17時30分
開催会場
タワーホール船堀 2F 瑞雲(H会場)
プログラム
 
13:00-13:05
趣旨説明
山下恭弘 (東京大学 大学院理学系研究科・准教授)
13:05-13:45
フロー法による化学品製造の革新
小林 修 (東京大学 大学院理学系研究科・教授)
13:45-14:25
わずか5秒以内でアミノ酸を連結する超高速マイクロフローペプチド合成法の開発
布施新一郎 (東京工業大学 科学技術創成研究院・准教授)
14:25-15:05
ほしいだけ流してつくろう:新しいフロー合成手法
柳 日馨 (大阪府立大学 大学院理学系研究科/21世紀科学研究機構・特認教授)
15:25-16:05
フローリアクターによる化学品製造と触媒反応
藤谷忠博 (産業技術総合研究所 触媒化学融合研究センター・総括研究主幹)
16:05-16:45
連続生産維新、フローの覚醒
齊藤隆夫 (株式会社高砂ケミカル・代表取締役社長)
16:45-17:25
フラッシュケミストリー:フラスコではできない超高速精密合成化学
吉田潤一 (京都大学 大学院工学研究科・教授)
17:25-17:30
閉会挨拶
鶴田仁志 (株式会社クラレ 研究開発本部・市場開発部主管)

▲ TOPへ戻る


そうだったのか! 学べる「有機反応追跡」の基礎(チュートリアル) 担当委員:緒明佑哉(慶應義塾大学)、長崎幸夫(筑波大学)、岩倉いずみ(神奈川大学)

有機化学における反応機構の理解は、あらゆる立場の研究者にとって基礎研究から応用技術に至る全てのステージにおいて重要です。しかしながら、反応をどのように追跡して、その機構を理解すればよいのか、「そういった講義やセミナーがあれば…」、「実は分析の原理が難解で…」ということはありませんか?本セッションでは、比較的身近な装置から専門的な装置まで、有機反応を追跡するために必要な基礎知識から新しい手法まで、専門分野外の人にも分かり易く紹介します。講演終了後には講師へ気軽に質問できる「質問・交流タイム」を設けます。「そうだったのか!」と実感できる場を提供します。

開催日時
11月14日(月) 9時30分-12時00分
開催会場
タワーホール船堀 2F 福寿(J会場)
プログラム
 
09:30-09:35
趣旨説明
岩倉いずみ (神奈川大学 工学部化学教室・准教授)
09:35-10:05
これならわかる「NMRを用いた反応追跡 1 セットアップと注意点」
朝倉克夫 (日本電子株式会社 グローバル営業推進本部・グループ長)
10:05-10:35
これならわかる「NMRを用いた反応追跡 2 実際の応用例」
佐藤宗太 (東北大学 AIMR・准教授/JST ERATO)
10:45-11:15
これならわかる「レーザー光を用いた反応追跡」
岩田耕一 (学習院大学 理学部化学科・教授)
11:15-11:45
これならわかる「In situ時間分解XAFSを用いた触媒構造解析」
唯 美津木 (名古屋大学 物質科学国際研究センター・教授)
11:45-12:00
何でも聞いてみよう!~質問・交流タイム~
ファシリテーター 岩倉いずみ(神奈川大学)
回答者 講師全員

▲ TOPへ戻る


英語で発表してみよう!(チュートリアル) 担当委員:佐藤浩太郎(名古屋大学)、矢島知子(お茶の水女子大学)、石田玉青(首都大学東京)、中村史夫(日本化学会)

英語のプレゼンテーションで困っていませんか?世界に向けて研究成果を発信するには英語でアピールすることが重要ですし、昨今では国内学会でも英語発表が求められます。また、ビジネスにおいても英語のプレゼンテーションが必要な場面が増えています。本セッションでは、英語発表での資料作成のポイントや日本人にありがちなミスをしないための留意点などを分かり易く解説し、科学者・技術者の英語力向上に大いに役立つコツを伝授します

開催日時
11月16日(水) 13時00分-16時40分
開催会場
タワーホール船堀 4F リハーサル室(C会場)
プログラム
 
13:00-13:05
趣旨説明
佐藤浩太郎 (名古屋大学 大学院工学研究科・准教授)
13:05-13:55
ここがポイント、日本人英語からの脱却
Olaf Karthaus (千歳科学技術大学 理工科学部応用化学生物学科・教授)
13:55-14:45
良い論文を書こう!
時任宣博 (京都大学 化学研究所・教授)
14:55-15:45
A Cross-Cultural Perspective: Life of a Scientist in the U.S. and Japan
Kira Landenberger (京都大学大学院工学研究科/国際高等教育院・講師)
15:45-16:35
英語講演への第一歩をふみだそう(English Scientific Communication)
Jonathan Woodward  (東京大学 大学院総合文化研究科・准教授)
16:35-16:40
閉会挨拶
矢島知子 (お茶の水女子大学 大学院人間文化創成科学研究科・准教授)

▲ TOPへ戻る


もっとアピール力を磨こう ~競争社会における科学者・技術者の生き残り術~ 担当委員:長崎幸夫(筑波大学)、竹岡裕子(上智大学) 、佐藤浩太郎(名古屋大学)、矢島知子(お茶の水女子大学)

報告書やプレゼンテーションで周囲の人に差をつけられていませんか?自分の研究や仕事の成果が論文審査員や上司に評価してもらえずに悩んでいませんか?成果を正しく評価してもらうためには、高度な内容を分かり易く、より注目されるよう、世界に向けて発信することが重要です。本セッションでは、コミュニケーションを含むプレゼンテーションを魅力的にするための様々な方法を紹介し、科学者・技術者のアピール力向上に大いに役立つコツを伝授します。

開催日時
11月14日(月) 13時00分-16時30分
開催会場
タワーホール船堀 2F 福寿(J会場)
プログラム
 
13:00-13:05
趣旨説明
長崎幸夫 (筑波大学 数理物質系・教授)
13:05-13:45
科学を伝える仕組みと、科学者の信頼
横山広美 (東京大学 大学院理学系研究科・准教授)
13:45-14:25
アトラクティブな動画へのみちびき - タイムラプス顕微鏡映像の魅力 -
富田 勉 (株式会社タイムラプスビジョン・代表取締役)
14:25-15:05
研究者のためのビジュアルデザイン
田中佐代子 (筑波大学 芸術系・准教授)
15:05-15:45
納得を生むプレゼンテーション
三輪佳宏 (筑波大学 医学医療系・講師)
15:45-16:25
プレゼンスライドの改善を試みる
小林麻己人 (筑波大学 医学医療系・講師)
16:25-16:30
閉会挨拶
佐藤浩太郎 (名古屋大学 大学院工学系研究科・准教授)

▲ TOPへ戻る


化学ラボラトリーマネジメント ~ブレイクをめざす情報センリャク~ 担当委員:伊藤 肇(北海道大学)、安田 誠(大阪大学)、池田栄達(日産化学工業株式会社)

研究開発活動を盛り上げるためには、純粋に良い研究を行う努力に加えて、研究活動をサポートする「工夫」が必要です。本セッションでは、こうした「工夫」の中から「視覚的な情報発信」と「研究マネジメント」を取り上げ、「研究イラストレーション」、「ポータルサイト運営」、「ウェブデザイン」、「企業と大学のラボマネジメント」などのキーワードに沿って、各界で活躍している講師が、活動経緯、体験談、ノウハウなどを紹介し、これから情報発信や研究マネジメントに取り掛かろうとする人に耳寄りな情報を提供します。

開催日時
11月14日(月) 10時20分-16時35分
開催会場
タワーホール船堀 2F 桃源(K会場)
プログラム
 
10:20-10:30
趣旨説明
伊藤 肇 (北海道大学 大学院工学研究院・教授)
10:30-11:15
Webサイトによる情報発信・ケムステーションの運営
山口潤一郎 (早稲田大学 理工学術院・准教授)
11:15-12:00
広告デザイン会社と研究広報:ロゴマーク/ウェブ/カバーピクチャーのデザイン
菊川隆司 (株式会社ヤップ・代表取締役)
13:15-14:00
インターネットも使った研究室マネジメント
伊藤 肇 (北海道大学 大学院工学研究院・教授)
14:00-14:45
ラボラトリーマネジメントのすすめ -経営学からのアドバイス-
谷口勇仁 (北海道大学 大学院経済学研究科・教授)
15:00-15:45
企業における研究開発活性化の工夫
大野 充 (株式会社ダイセル 研究開発本部・上席技師)
15:45-16:30
強力な研究室を作るためのマネジメント
石原一彰 (名古屋大学 大学院工学研究科・教授)
16:30-16:35
閉会挨拶 ラボラトリーマネジメントの全体総括
安田 誠 (大阪大学 大学院工学研究科・教授)

▲ TOPへ戻る


飛躍する女性研究者を目指して 担当委員:石田玉青(首都大学東京)、岩倉いずみ(神奈川大学)、竹岡裕子(上智大学)、緒明佑哉(慶應義塾大学)

女子学生や若手女性研究者の皆さん、将来の研究者としてのキャリアに不安を感じていたりしませんか?本セッションでは、様々な機関で活躍されている若手からベテランまで幅広い女性研究者を講師として、女子学生・大学院生に研究者として活躍する自分の将来像を具体的にイメージできるようなアドバイスや励ましを贈ります。講師を少人数で囲む懇談形式ですので、将来の不安や心配事なども講師に直接質問・相談することができます。多くの女子学生・大学院生および将来のキャリアアップを考える若手女性研究者の参加をお待ちします。

開催日時
11月15日(火) 9時30分-12時00分
開催会場
タワーホール船堀 3F 303会議室(F会場)
プログラム
 
09:30-09:35
趣旨説明
石田玉青 (首都大学東京 大学院都市環境科学研究科・特任教授)
09:35-10:10
講師によるショートプレゼンテーション
稲垣昭子 (首都大学東京 理工学研究科・准教授)
佐藤 縁 (産業技術総合研究所 省エネルギー研究部門・上級主任研究員)
生井飛鳥 (東京大学 理学系研究科・助教)
松尾恵子 (花王株式会社 ヘルスビューティ研究所・研究所長)
辻 早希子 (株式会社三菱総合研究所 経営コンサルティング本部・研究員)
藤森良枝 (株式会社NBCメッシュテック 研究開発本部 創発研究センター 兼 研究推進室・係長)
10:15-11:55
講師を交えた懇談
11:55-12:00
閉会挨拶
岩倉いずみ (神奈川大学 工学部化学教室・准教授)
申込
 
こちらの専用申込フォームよりお申込下さい(11月1日〆切)

▲ TOPへ戻る


産学官R&D紹介企画

産学官R&D紹介企画は、学生ポスターセッションに参加する学生をはじめ、CSJ化学フェスタに参加する企業・大学・国研の皆様に向けて、産学官の諸機関がおのおのの研究開発アクティビティを紹介するものです。本企画は回を重ねるごとに参加者も増え、年々注目度が増していますので、参加機関にとってアピールのための絶好の機会です。紹介内容の一例を以下に示します。
1) 企業の研究開発や事業活動の紹介(学生向け)
2) 大学・国研の研究シーズや活動の紹介
3) 共同研究や連携等を意図した研究内容の紹介
今回も前回同様、企業、大学、国研等、幅広い機関からの参加を予定していますので、産学官の連携と交流を深耕する契機として、是非この機会をご活用下さい。 なお、企業と学生の交流に関しては、日本経済団体連合会の「採用選考に関する企業の倫理憲章」を遵守した運営を行います。

産学官R&D紹介企画 ―R&D展示ブース― 担当委員:安平次重治(宇部興産株式会社)、柳 裕之(株式会社トクヤマ)、山下秀樹(BASFジャパン株式会社)、米村直己(デンカ株式会社)

上記1)~3)のような内容で、参加機関の研究開発アクティビティを紹介します。ポスターだけでなく、製品サンプルやモデルの展示、動作デモンストレーションやムービーモニタなども活用して具体的にアピールします。学生ポスターセッションと同じ会場で開催し、学生をはじめ多くの産学官の参加者が展示ブースに詰めかけて、例年大盛況の中で様々な質疑応答が繰り広げられます。今回も活気溢れる会場に是非ご参集下さい。

開催日時
11月14日(月) 10時00分~17時00分
11月15日(火) 10時00分~17時00分
11月16日(水) 10時00分~17時00分
開催会場
タワーホール船堀 1階 展示ホール
出展企業一覧
 
出展社/機関名 11/14 11/15 11/16 出展内容
九州大学大学院分子システムデバイスコース 九州大学大学院・分子システムデバイスコースでは、卓越した研究能力、マネジメント・リーダーシップ能力と国際性を身に付け、「産」「官」「学」どのような分野でもリーダーとして活躍できる人材を育成しています。
首都大学東京 首都大学東京・金の化学研究センターでは、金クラスターの新しい化学と触媒作用を切り拓く研究を行っています。センターの研究成果と大学発ベンチャー企業、ハルタゴールドの金触媒に関する取り組みをご紹介します。
SPring-8/公益財団法人高輝度光科学研究センター(JASRI) 大型放射光施設SPring-8は、強力かつ高品質のX線を利用して実験が出来る共同利用施設です。このX線を利用した高精度なデータの解析結果は、材料、生命・環境など多岐にわたる分野において、国内外の多くの研究者に活用されています。 今回展示ブースでは、SPring-8を利用した学術や産業への研究成果を紹介するとともに、博士課程の学生が主体的に課題申請と実験を行う大学院生提案型課題等の利用課題もご紹介します。さらに、SPring-8の本格的な利用をお考えの方に対しては、スタッフによる技術相談も行います。
分子科学研究所 分子科学研究所(分子研)は、物質の基本構成単位である分子に対する体系的理解を確立し、物質が示す多種多彩な現象を解き明かすことを目指した分子科学の中核的研究拠点として、愛知県岡崎市に設立された大学共同利用機関です。展示ブースでは、分子研の研究、共同利用、大学院教育についてご紹介します。
旭化成グループ 旭化成グループは、ケミカルズからエレクトロニクス、ヘルスケア等に至る幅広い領域で世界No.1の製品群を数多く持ち、積極的なグローバル展開を推進しています。今回のブース展示では、世界に誇る旭化成の最先端技術/製品の一端をご紹介します。
旭硝子(株) 旭硝子(株)は、”ガラスと化学”をコアテクノロジーとして、幅広い分野へ製品群を展開しています。ブース展示では,コアテクノロジーの概要と特色ある製品をご紹介します。特色を実感できるサンプルを揃えていますので、是非ご体験下さい。
(株)旭リサーチセンター 旭リサーチセンターは、メーカー系シンクタンクの強みを生かし、環境・エネルギー、ライフサイエンスなど幅広い分野にわたって次世代のイノベーション創造をサポートします。
味の素(株) 味の素グループは、「Eat Well, Live Well」の理念に基づく食品事業とアミノサイエンス事業を展開し、食生活、ヘルスケア、ライフサポートへ貢献しています。今回は、当社のアミノサイエンス事業におけるR&Dテーマの例を取り上げ、味の素グループの持つファインケミカルな側面をご紹介します。
(株)ADEKA ADEKAは、最先端の素材とソリューションを開発し、世界に提供することで、人々の豊かなくらしに貢献することを目指しています。今回は、多彩な応用展開が期待されるカーボン素材“グラフェン”の研究開発についてご紹介します。
宇部興産(株) 宇部興産は、創業以来100年以上にわたり、関係するすべての方々との「共存同栄」を掲げ、自らを変革しつつ、一貫して独創的な技術で時代の求めるモノづくりに携わってきました。その製品・技術は、デジタル家電や家庭用品、自動車部品、医薬品など皆様の身近なものから、社会インフラ整備や最先端航空宇宙分野まで幅広く活用されています。ブース展示では、多岐にわたるサイエンスをベースとしたR&D活動から生まれた特色ある製品や技術をご紹介します。
カーリットホールディングス(株) カーリットホールディングス(株)は、2018年に創業100年を迎える東証一部上場の化学メーカーです。当社のR&Dは経営理念「信頼と限りなき挑戦」のもと、宇宙・環境エネルギー・ライフサイエンス・新材料の4つの分野に注力し、新しい価値の創造を目指しています。
花王(株) 花王は、心をこめた“よきモノづくり”を通じて、世界の人々の豊かな生活文化の実現と社会のサステナビリティへの貢献を目指しています。今回は、“化学と感性”をテーマに研究事例紹介を行います。是非お立ち寄り下さい。
(株)カネカ カネカは、専門化学会社として特定市場を選択し高いスペシャリティを備えた製品群を創出することを目標としています。高分子と発酵を基幹技術として、多様な要素技術とのシナジーにより様々な製品群を生み出しています。
(株)クラレ クラレは、合成技術を駆使しC4原料(イソブチレン、ブタジエン)から特徴のある様々な製品を展開しています。今回は、溶剤「ソルフィット」やウレタン原料MPDといったユニークな商品や当社の合成技術についてご紹介します。
神戸天然物化学(株) 当社は医薬から電子材料・バイオ関連まで幅広い領域で、ユーザー様の開発・生産支援を行う有機化合物のスペシャリスト企業です。当日のブースでは、当社のR&Dに関する内容をご紹介します。
JSR(株) JSR(株)では、「Materials Innovation」を企業理念とし、石油化学系事業、ファイン事業にて業容拡大してきました。現在は、社会的課題の中でも化学企業の貢献が期待されるライフサイエンス事業と蓄電デバイス事業に注力しています。ブース展示では、IoTで注目されている生体情報センシングに対する取り組みについてご紹介します。
JNC(株) 「優れた技術で社会の進歩に貢献する先端化学企業へ」 化学企業である当社の使命は、急激な人口増加、先進国の高齢化、地球温暖化および高度情報化社会といった地球規模で環境が変化するなか、先端化学技術をとおして、食糧、健康、エネルギー・環境およびICT分野で社会に貢献することです。本展示では、これら技術の融合の一例をご紹介します。
信越化学工業(株) 信越グループは、「素材と技術を通じて暮らしや産業、そして社会に貢献すること」を企業理念として、世界を舞台に事業を展開しています。今回は、R&D分野の中から透明シリコーン封止材をご紹介します。様々な分野に適応する新しい材料とその特性についてご説明しますので、是非お立ち寄り下さい。
住友化学(株) 住友化学の研究開発の一端をご紹介します。高分子有機EL照明と有機薄膜太陽電池を予定しています。
住友ベークライト(株) 日本で初めてプラスチックを製造した住友ベークライトは、高度な技術力でプラスチックの活躍の場を拡げてきました。情報通信やバイオなど最先端分野から、電子部品、自動車、医療機器など広範な分野に製品を提供しています。
積水化学工業(株) 積水化学グループは、際立つ技術と品質により、「住・社会のインフラ創造」と 「ケミカルソリューション」のフロンティアを開拓し続け、世界のひとびとのくらしと地球環境の向上に貢献することを目指しています。本展示では、積水化学グループの研究開発活動の一端を事例を交えてご紹介します。
大日本印刷(株) 大日本印刷(株)は、先進の印刷技術や情報技術をはじめとする強みを活かすことによって、未来のあたりまえをつくります。ブース展示では、印刷に関わるコアテクノロジーの概要と代表的な製品・技術をご紹介します。
DIC(株) DICは経営ビジョン“Color & Comfort by Chemistry”(化学で彩りと快適を提案する)のもと、デジタル印刷、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、生活環境、インフラ建設、コーティング、パッケージなどの市場に向け、新製品開発に取り組んでいます。ブースでは「当社のコア技術と市場展開」「将来開発の具体例」などをご紹介します。
帝人(株) テイジンは、ブランドステートメント”Human Chemistry、 Human Solutions”のもと、「高機能素材」「ヘルスケア」「IT」という3つの異なる領域においてグローバルに事業を展開しています。ブースでは、研究テーマ(ポスター)や主要な製品(素材とそれを使用した最終製品の実物および模型、ポスター)をご紹介します。是非お越し下さい。
デンカ(株) デンカ株式会社は、無機(セメント関連含む)・有機の工業原料から土木建築材料、電子材料、食品包装材料、医薬に至る幅広い分野で事業を展開する化学メーカーです。当ブースでは、当社の概要や主な製品、研究開発体制等をご紹介します。
東亞合成(株) 東亞合成グループは「化学事業を通じてより多くの人々とより多くの幸福を分かち合う」という企業理念のもと、成長を続ける価値創造型企業を目指しています。今回の展示では、最近のR&D活動の中から、光硬化型樹脂、並びに瞬間接着剤に関する新製品をご紹介いたします。
東ソー(株) 東ソーは、『化学の革新を通して、幸せを実現し、社会に貢献する』という企業理念のもと、「ライフサイエンス」「環境・エネルギー」「電子材料」を中心とした研究開発に取り組んでいます。展示ブースでは、東ソーの研究開発体制、最新の研究についてご紹介します。ぜひお立ち寄り下さい。
(株)トクヤマグループ トクヤマグループの研究開発について、特に、関連会社において顧客起点のユニークなR&Dの実態をご紹介します。
日揮ユニバーサル(株) 日揮ユニバーサル株式会社は、米国UOP社と日揮株式会社との合弁会社として50年以上の歴史を誇ります。ここでは、触媒の委託製造・工業化の活動、ならびに環境浄化用触媒に関わる事業をご紹介します。
日産化学工業(株) 「where unique & solution meet 」 日産化学工業は「人類の生存と発展に貢献する企業」をめざして挑戦し続けます。機能性材料分野とライフサイエンス分野で、新しい価値の創出に取組みます。
日本軽金属(株) 日本軽金属グループは、創業以来アルミニウムの原料から加工製品に至るまで、幅広い製品を扱ってきたアルミニウム総合メーカーです。私達は「チーム日軽金として異次元の素材メーカーへ」というスローガンの元、「様々な特長を持つ」アルミに関する豊富な知見を活かして、全社一丸となってお客様に新しいソリューションを提供しています。当日は、アルミニウムの原料となる化学品分野や、アルミ材料分野の製品をご紹介します。
(株)日本触媒 日本触媒の事業内容と研究開発活動について説明します。合成・触媒・プロセス技術をベースとして、電子情報材料、新エネルギー、半導体、健康・医療など各分野に展開した研究開発のトピックスについてご紹介します。
日本ゼオン(株) 当社は、固有のテクノロジープラットフォーム(TPF)をベースにした研究開発により、様々な製品を生み出しています。ブースでは、TPFを元にした事業展開についてご紹介します。
日本ペイントホールディングス(株) 日本ペイントホールディングス株式会社R&D本部は将来の事業環境を見据え、生活・環境・塗工をキーワードに技術・製品の開発に取り組んでいます。グローバルに展開する事業会社を通じ、革新的な技術・製品を提供し、彩りある世界を創ります。
BASFジャパン(株) BASFは「持続可能な将来のために、化学でいい関係をつくります」を企業目標に、世界をリードする化学会社として、世界中のあらゆる産業と各国のお客様の更なる成功に貢献しています。日本での事業活動は、化学品、高性能製品、機能性材料、農業関連製品の4分野と多岐にわたり、研究とイノベーションを通じて現代社会や将来にどのようなニーズがあるかを提示しています。展示ブースでは、近年日本にも研究所を開設し注力しているバッテリー事業より、バッテリーの性能を向上させる材料に関してご紹介します。
日立化成(株) 日立化成は、時代を拓く優れた技術と製品の開発を通して社会に貢献すべく、材料の開発に取り組んでおります。展示ブースでは、弊社の事業や技術の一部をご紹介します。
(株)日立製作所 総合電機メーカーである日立製作所における材料技術の重要性を説明するとともに、研究所での材料開発における最近のトピックスを中心にご紹介します。
富士フイルム(株) 富士フイルムは、写真分野で培い発展させてきたコア技術群をイメージングテクノロジー、マテリアルサイエンス、システムテクノロジーとして展開しています。その一例をご紹介します。
三井化学(株) 三井化学は、ヘルスケア、モビリティ、フード&パッケージングの3領域に研究テーマを重点化しています。新たな顧客価値を創造する三井化学のR&D方針・戦略を、いくつかの製品とともにご紹介します。
三菱化学(株)
三菱レイヨン(株)
来年4月、三菱化学(株)、三菱樹脂(株)と三菱レイヨン(株)は三菱ケミカル(株)として生まれ変わります。KAITEKI社会の実現を加速するための新体制や、具体的な研究開発例をご紹介します。
三菱ガス化学(株) 三菱ガス化学(MGC)は4つのカンパニーを柱に、基礎化学品からファインケミカル、機能材料まで、独創性の高い製品を提供しています。今回の展示では、日化協技術賞・総合賞を受賞した溶融法特殊ポリカーボネート「ユピゼータEPシリーズ」と、MGCの触媒技術を生かしたメタノール燃料電池についてご紹介します。
ライオン(株) ライオンの事業分野は、家庭用日用品、医薬品、工業用化学品など多岐にわたります。 研究開発は「健康・快適・環境」をキーワードとして進めており、これら各分野の研究概要、および技術の一例をご紹介します。
リオン(株)R&Dセンター リオン株式会社は、補聴器、医用検査機器、音響・振動計測器、微粒子計測器という4製品群を軸とした事業展開を行っています。今回は、弊社で研究開発した振動する球による液体の機械インピーダンス、粘度、密度の同時検出技術と試作システム、および細菌等の生物粒子を蛍光染色等の前処理無しでリアルタイムに計数するシステムについてご紹介します。

▲ TOPへ戻る


産学官R&D紹介企画 ―R&Dセッション(講演)― 担当委員:安平次重治(宇部興産株式会社)、柳 裕之(株式会社トクヤマ)、山下秀樹(BASFジャパン株式会社)、米村直己(デンカ株式会社)

参加機関の全体像やR&Dアクティビティ、技術トピックスや製品開発事例、PRしたい研究成果、人材育成やキャリアパス、連携事例や グローバル展開など、バラエティに富んだ様々な講演で参加機関の特徴を紹介します。講演者は、研究開発の最前線に立つ研究者・技術者から管理部署のマネージャまで、参加機関により様々です。失敗・挫折・苦労のエピソードや、「これがうちの面白いところ」、「この技術は世界でうちが一番」といったいユニークな話や自慢話など、日頃聴くことの少ない、企業や研究機関での研究開発や生産活動などを知る絶好の機会です。奮ってご参加下さい。

開催日時
11月14日(月) 12時00分~13時00分 ランチョン講演 [入場整理券が必要です。詳細はこちら]
         14時00分~17時10分
11月15日(火) 13時00分~17時10分
開催会場
タワーホール船堀 4階 401会議室(E会場)
プログラム
 

11月14日(月)ランチョン講演(12:00-13:00)

12:00‐12:30
一般社団法人日本分析機器工業会のご紹介
川村幸嗣 (日本分析機器工業会・技術委員)
12:30‐13:00
一般社団法人日本分析機器工業会における分析技術を基軸としたキャリア教育活動のご紹介
新村典康 (日本分析機器工業会・技術委員)

11月14日(月)午後(14:00-17:00)

14:00‐14:30
THE KAITEKI COMPANY 三菱化学の研究開発
横尾敏明 (株式会社三菱化学科学技術研究センター アライアンス推進部・グループマネージャー)
14:30‐15:00
BASFにおける技術革新“Globalおよび日本での研究開発の取組み”
高橋隆一 (BASFジャパン株式会社 尼崎研究開発センター・尼崎研究開発センター長)
15:00‐15:30
水まわり空間を創るTOTOの研究開発 ~臭い・汚れを知り尽くして開発した脱臭・防汚技術~
池澤綾子 (TOTO株式会社総合研究所 分析技術部 分析技術第一グループ)
15:40‐16:10
先端放射光で物質の成り立ちを探究する~SPring-8は大学院生の研究活動を支援します~
杉本邦久 (公益財団法人 高輝度光科学研究センター 利用研究促進部門)
16:10‐16:40
優れた技術で社会の進歩に貢献する先端化学企業へ~液晶材料開発の歩みを例に~
笹田康幸 (JNC石油株式会社 市原研究所・チームリーダー)
16:40‐17:10
いのちに貢献する仕事 ~旭化成のクリティカルケア事業~
島田智子 (旭化成ゾールメディカル株式会社 Life Vest事業本部・事業部長)

11月15日(火)午後

13:00‐13:30
いのちに貢献する仕事 ~旭化成のクリティカルケア事業~
島田智子 (旭化成ゾールメディカル株式会社 Life Vest事業本部・事業部長)
13:30‐14:00
日立製作所における材料研究開発
棚瀬智和 (株式会社日立製作所 研究開発グループ・主任研究員)
14:00‐14:30
DNPにおけるR&D戦略と基盤技術(印刷テクノロジー)の研究開発
中島 但 (大日本印刷株式会社 研究開発センター 評価解析技術研究開発本部・部長)
14:30‐15:00
金ナノ粒子触媒の産業利用に向けたR&D
村山 徹 (首都大学東京 金の化学研究センター・特任教授)
15:10‐15:40
とある女性技術者の上京物語~キャリアパスについて~
宮地ちひろ (宇部興産株式会社 化学カンパニー ポリイミド・機能品ビジネスユニット 営業管理グループ・係員)
15:40‐16:10
クラレにおけるケミカルズの開発
尾松俊宏 (株式会社クラレ イソプレンケミカル事業部・事業部長)
16:10‐16:40
三井化学の研究開発
渡部英司 (三井化学株式会社 研究開発本部R&D戦略室・主席部員)
16:40‐17:10
THE KAITEKI COMPANY 三菱化学の研究開発
高木雅敏 (株式会社三菱化学科学技術研究センター アライアンス推進部・グループマネージャー)
ランチョンに関して

当日の朝9時半より2階の受付付近にて入場整理券を配布します。入場は11時40分~12時です。ランチョン講演終了まで聴講をお願いします。

▲ TOPへ戻る


学生ポスター発表

学生と産学官の先端研究者が議論し交流することを目的として、学生ポスターセッションを実施します。審査を希望する発表については産業界とアカデミアの審査員が審査し、優秀な発表に対して「優秀ポスター発表賞」が授与されます。それらの中で最も優れた発表に贈られる「最優秀ポスター発表賞」には副賞を贈呈するとともに、「化学と工業」誌へ受賞者コメントを掲載します(参考:前年度の受賞者コメント)また、会場では同時に産学官R&D紹介企画の「R&D展示ブース」が開催され、学生と企業研究者の交流がより一層促進される場を提供します。

学生ポスター発表 担当委員:桑田繁樹(東京工業大学)、新垣篤史(東京農工大学)、大内 誠(京都大学)、酒井秀樹(東京理科大学)、長谷川靖哉(北海道大学)、山口和也(東京大学)

 

開催日時
11月14日(月) 10時~12時(P1)、13時~15時(P2)、15時30分~17時30分(P3)
11月15日(火) 10時~12時(P4)、13時~15時(P5)、15時30分~17時30分(P6)
11月16日(水) 10時~12時(P7)、13時~15時(P8)、15時30分~17時30分(P9)
開催会場
タワーホール船堀 1階 展示ホール
プログラム
別掲ページをご覧下さい。
 
時間割
分野 11/14 11/15 11/16
P1 P2 P3 P4 P5 P6 P7 P8 P9
1. 物理化学
2. 無機化学・分析化学
3. 有機化学
4. 錯体・有機金属化学
5. 天然物化学・生体機能関連化学・バイオテクノロジー
6. 高分子化学
7. 触媒化学
8. 材料化学

▲ TOPへ戻る


公開企画

2016ノーベル賞解説講演 担当委員:加藤隆史(東京大学)

本年度のノーベル賞の内容を、分かり易く解説する講演会を実施いたします。

開催日時
11月14日(月) 10時40分-12時00分
開催会場
タワーホール船堀 5階 大ホール(A会場)
プログラム
 
10:40-10:50
趣旨説明
加藤隆史 (東京大学大学院工学系研究科・教授/CSJ化学フェスタ実行委員会・委員長)
10:50-12:00
ノーベル化学賞 解説講演『化学は創造の学問:夢の分子機械へ向けて』
藤田 誠 (東京大学大学院工学系研究科・教授)

今年のノーベル化学賞は「歴史的発見」ではなく、化学者の「歴史的創造」に授与されました。 分子の環をはじめてつなげて、世界の研究者の想像をかきたてたJ.-P. Sauvage教授、環と環の 連結をMechanical bondという概念に発展させ、分子でつくった素子や機械への力強い挑戦を はじめたJ. F. Stoddart教授、分子の一方向回転を実現し生物分子機械とのギャップを一気 に縮めたBen Ferringa教授、それぞれの先生の独創的な研究とその功績を歴史を振り返りながら 解説し、創造の学問「化学」の醍醐味と美しさを伝えたい。

▲ TOPへ戻る


公開講座

一般の方にも馴染み深い「スポーツ」と「温泉」。2つの題材から見えてくる化学との関係性を、各界の専門家が分かり易く講演します。

化学とスポーツ オーガナイザー:田中克昌(工学院大学)
担当委員:山田眞人(富士フイルムホールディングス)、中川佳樹(株式会社カネカ)、竹林のぞみ(三井化学株式会社)、
福永 晃(日揮ユニバーサル株式会社)、植村卓史(京都大学)、山中正道(静岡大学)、正岡重行(分子科学研究所)

スポーツは、体を動かすことによる肉体的な充足とともに、爽快感・達成感・他者との連帯感等、精神的な充足も私たちに与えてくれます。更に、体力の向上・ストレスの発散・生活習慣病の予防など、心身両面にわたる健康の保持増進を図ることなどにより、人生の質を高め、充実させることに大きく貢献しています。今年はオリンピック・パラリンピックイヤーでもあり、スポーツに接する機会も多く関心も高まっていることから「化学とスポーツ」を公開講座のテーマに取り上げました。本セッションでは、化学の眼から見たスポーツについて幅広い話題を取り上げ、分かり易く紹介します。

開催日時
11月14日(月) 13時00分-17時45分
開催会場
タワーホール船堀 5F 大ホール(A会場)
プログラム
 
13:00-13:45
スポーツを支える材料の化学
田中克昌 (工学院大学 工学部機械工学科・准教授)
13:45-14:10
ラケットスポーツ インパクトを変える材料設計
樋口直矢 (ミズノ株式会社 グローバルイクイップメントプロダクト部・バドミントン/卓球開発担当)
14:10-14:30
ゴルフボールの化学
毛利 浩 (株式会社ブリヂストン 中央研究所・部長)
14:30-14:50
シューズの機能性を支える化学
礒部真志 (株式会社アシックス スポーツ工学研究所・マネジャー)
15:05-15:25
スポーツ用途ストレッチ素材の開発
松生 良 (東レ株式会社 瀬田工場 テキスタイル・機能資材開発センター・室長)
15:25-15:45
アスリートのニーズに応えるスポーツグラウンドの秘密
加治木英隆 (コウフ・フィールド株式会社・代表取締役社長)
15:45-16:25
アンチ・ドーピングの最新情報
赤間高雄 (早稲田大学 スポーツ科学学術院・教授)
16:25-17:05
アスリートの体をつくる・疲労回復が勝利のカギ
松田直樹 (国立スポーツ科学センター アスリートリハビリテーション・アスレティックトレーナー)
17:05-17:45
超人スポーツを創ろう ~「人機一体」の新たなスポーツの創造
稲見昌彦 (東京大学 先端科学技術研究センター・教授)

▲ TOPへ戻る


化学と温泉 担当委員:山田眞人(富士フイルムホールディングス)、中川佳樹(株式会社カネカ)、竹林のぞみ(三井化学株式会社)、
福永 晃(日揮ユニバーサル株式会社)、植村卓史(京都大学)、山中正道(静岡大学)、正岡重行(分子科学研究所)

日本では、古くから多くの人が心と体の癒しを求めて温泉を楽しんできました。全国各地に存在する温泉は泉質や効能も様々であり、年齢層に関係なく人気の高いレジャーとなっています。また、家庭でも入浴剤さえあれば気軽に温泉気分を満喫できます。温泉には様々な物質が含まれており、これらが泉質や効能に関係すると考えられています。本セッションでは、温泉の泉質や効能だけでなく地熱エネルギーとしての活用まで、幅広く化学との関係について紹介します。

開催日時
11月15日(火) 9時20分-12時20分
開催会場
タワーホール船堀 2F 蓬莱(G会場)
プログラム
 
09:20-09:50
化学で解き明かす温泉の色
大沢信二 (京都大学(大学院理学研究科附属)地球熱学研究施設・教授[兼]研究施設長 )
09:50-10:20
温泉の泉質と火山とのかかわり 箱根温泉を例として
板寺一洋 (神奈川県温泉地学研究所 研究課・課長)
10:20-10:50
温泉をエネルギーに変える!
野田徹郎 (地熱情報研究所・事務局長)
10:50-11:20
東京の地質と温泉
益子 保 (公益財団法人中央温泉研究所・所長)
11:20-11:50
入浴剤の進化と温泉入浴剤の開発
石川泰弘 (株式会社バスクリン 販売管理部・マネージャー/広報責任者)
11:50-12:20
最新!温泉の選び方と医学的に正しい入浴法
早坂信哉 (東京都市大学 人間科学部・教授)

▲ TOPへ戻る


コラボレーション企画 担当委員:稲生俊雄(東ソー株式会社)、山下恭弘(東京大学)、渡部英司(三井化学株式会社)、矢島知子(お茶の水女子大学)、川見岳司(株式会社島津製作所)、瀬田 博(日本化学会)、岡本敏宏(東京大学)、長谷川靖哉(北海道大学)、長田 実(物質・材料研究機構)、鈴木ソフィア沙織(科学技術振興機構)、田嶌一樹(産業技術総合研究所)、前川康成(量子科学技術研究開発機構)

各機関からの情報発信により産学官の交流深耕、連携促進の一助とすることを目的として、コラボレーション企画を実施します。どの企画も参加者にとって興味深く有益な情報が得られる場ですので、積極的にご参加下さい。

日化協特別企画:化学人材育成プログラム 化学人材交流フォーラム2016 主催:一般社団法人日本化学工業協会
担当委員:稲生俊雄(東ソー株式会社)

化学人材育成プログラムでは、産業界が求める人材像をアカデミアと共有し、そのような人材を育成するカリキュラムを有する優れた取組みを行っている大学院の化学系専攻とその学生を支援しています。本セッションでは、博士後期課程学生による研究発表や企業で活躍する博士のキャリア紹介を通して、産学での相互理解を更に促進します。

開催日時
11月14日(月) 11時00分-17時15分
11月14日(月) 17時30分-19時00分(懇親会、於:タワーホール船堀 7階レストラン「サロン・ド・サロン」)
開催会場
タワーホール船堀 2F 蓬莱(G会場)
プログラム
 
11:00-11:05
開催挨拶
織田佳明 (化学人材育成プログラム協議会・会長代行)

研究発表

11:05-11:25
フルカラー電子ペーパーに向けて:反射色の記憶・書き換えが可能なカラー液晶デバイス
徳永翔一 (東京大学 大学院工学系研究科 化学生命工学専攻)
11:25-11:45
電気化学発光に基づく新規面発光デバイスの開発
常安翔太 (千葉大学 大学院融合科学研究科 情報科学専攻)
11:45-12:05
強い固体発光を示すジシラン架橋ドナー・アクセプター・ドナーおよびアクセプター・ドナー・アクセプター分子の創製
島田真樹 (東京大学 大学院理学系研究科 化学専攻)
13:10-13:30
環状シロキサンをビルディングブロックとしたシロキサン系材料の作製
吉川 昌 (早稲田大学 大学院先進理工学研究科 応用化学専攻)
13:30-13:50
量子化学計算および合成化学的手法を駆使した新規なイオン液体の開発
岩崎和紀 (大阪大学 大学院工学研究科 応用化学専攻)
13:50-14:10
ペンタセンと有機ラジカルの邂逅~著しい光耐久性の実現~
清水章皓 (大阪市立大学 大学院理学研究科 物質分子系専攻)
14:20-14:40
光学活性ビス(グアニジノ)イミノホスホラン塩基触媒による2-アルコキシカルボニル-1,3-ジチアンのイミンへのエナンチオ選択的付加反応
大石將文 (東北大学 大学院理学研究科 化学専攻)
14:40-15:00
ルテニウム錯体によるギ酸の触媒的な脱水素化反応の反応機構研究
徳永泰介 (九州大学 大学院工学府 物質創造工学専)
15:00-15:20
多様なシグナル経路に関与するPPM1Aホスファターゼの脱リン酸化部位認識機構
白幡祐貴子 (北海道大学 大学院総合化学院 総合化学専攻)

企業講演

15:30-16:10
企業講演 「期待とメッセージ」
山岸秀之 (旭化成株式会社 上席執行役員 研究・開発本部長)

博士活躍事例紹介

16:20-16:35
博士活躍事例紹介
栗原一典 (日産化学工業株式会社 物質科学研究所 医薬研究部)
16:35-16:50
博士活躍事例紹介
安藤達也(JNC石油化学株式会社 市原研究所) 
16:50-17:05
博士活躍事例紹介
秋山泰之 (東ソー株式会社 ライフサイエンス研究所)
17:10-17:15
閉会挨拶
佐藤 薫 (日本化学工業協会・常務理事)
17:30-19:00
懇親会 於:タワーホール船堀 7階レストラン「サロン・ド・サロン」

▲ TOPへ戻る


三井化学特別企画:触媒科学フォーラム ~触媒科学最前線~ 主催:三井化学株式会社
担当委員:渡部英司(三井化学株式会社)

三井化学は、「地球環境との調和の中で、材料・物質の変革と創出を通して広く社会に貢献する」ことを目指しており、ものづくりの基盤技術である触媒科学の発展に向けて触媒科学フォーラムを開催します。触媒科学の第一線で活躍されている研究者による招待講演、ならびに2016年三井化学触媒科学賞受賞者による最先端の触媒技術に関する講演を行います。触媒科学の発展に向けた議論の場になることを願っています。

開催日時
11月14日(月) 13時00分-17時10分
開催会場
タワーホール船堀 5F 小ホール(B会場)
プログラム
 
13:00-13:10
開会挨拶
星野 太 (三井化学株式会社・常務執行役員)
13:10-14:00
〔招待講演〕DOS Engineering by Inter-element Fusion
北川 宏 (京都大学大学院・教授)
14:00-14:50
〔招待講演〕Transition Metal-Catalyzed Synthesis of Fluorine-containing Molecules
袖岡幹子 (理化学研究所・主任研究員)
15:00-15:20
触媒科学賞 授賞式
諌山 滋 (三井化学株式会社・代表取締役専務執行役員)
15:20-15:30
〔触媒科学賞奨励賞 ビデオレター上映〕Breakthroughs in Non-Precious Metal Catalysis and Harnessing Catalytic Transformations in Total Synthesis
Neil K. Garg (University of California, Los Angeles, U.S.A.・Professor)
15:30-16:20
〔触媒科学賞奨励賞 授賞講演〕Polymer Synthesis Based on Innovative Retrosynthesis
伊藤慎庫 (東京大学大学院・助教)
16:20-17:10
〔触媒科学賞 授賞講演〕Catalysts for Selective Aerobic Oxidation of Organic Chemicals
Shannon S. Stahl (University of Wisconsin-Madison, U.S.A.・Professor)

▲ TOPへ戻る


産総研特別企画:健康・スポーツ工学の発展を加速する機能材料 主催:国立研究開発法人産業技術総合研究所
担当委員:田嶌一樹(産業技術総合研究所)

産業技術総合研究所材料・化学領域では「スポーツ工学プロジェクト」を昨年度に発足させました。“10年先を見据えたスポーツ素材・技術の開発”をテーマに研究・技術シーズを集約し、さらに大学・スポーツ産業界との積極的な連携により「スポーツ工学」という新しい技術領域の創成を進めています。本セッションでは、日々の健康管理やトップアスリートの養成につながる研究開発について紹介します。

開催日時
11月15日(火) 13時00分-17時05分
開催会場
タワーホール船堀 2F 蓬莱(G会場)
プログラム
 
13:00-13:05
趣旨説明
村山宣光 (産総研 材料・化学領域・領域長)
13:05-13:25
産総研 材料・化学領域 スポーツ工学プロジェクトの紹介
藤代芳伸 (産総研 材料・化学領域研究戦略部 研究企画室・研究企画室長)
13:25-14:05
テクノロジーでスポーツをもっと楽しく
相馬りか (文部科学省 科学技術・学術政策研究所・上席研究官)
14:05-14:25
セルロースナノファイバーを利用した新型スポーツシューズ
熊谷明夫 (産総研 機能化学研究部門 セルロース材料グループ・研究員)
14:25-14:45
形状可変なシワ構造とその活用
大園拓哉 (産総研 機能化学研究部門 動的機能材料グループ・研究グループ長)
14:45-15:05
国産低密度木材の野球バット材料への適用技術
三木恒久 (産総研 構造材料研究部門 循環材料グループ・主任研究員)
15:20-16:00
新規白血球機能測定法の開発と運動・食品機能性評価への応用
鈴木克彦 (早稲田大学 スポーツ科学学術院・教授)
16:00-16:20
即時診断を目指したポンプ一体化型マイクロ流路の開発
原 雄介 (産総研 機能化学研究部門 化学材料評価グループ・主任研究員)
16:20-16:40
疾患をスクリーニングする呼気ガスセンシングシステムの開発
伊藤敏雄 (産総研 無機機能材料研究部門 電子セラミックスグループ・主任研究員)
16:40-17:00
イオン導電性高分子アクチュエータの医療応用
堀内哲也 (産総研 無機機能材料研究部門 ハイブリッドアクチュエータグループ・研究員)
17:00-17:05
閉会挨拶
花岡隆昌 (産総研 材料・化学領域 研究戦略部・研究戦略部長)

▲ TOPへ戻る


文科省科研費 新学術領域研究「元素ブロック」特別企画:驚異の新素材!元素ブロック高分子 主催:文部科学省科学研究費 新学術領域研究「元素ブロック」
担当委員:長谷川靖哉(北海道大学)

様々な元素群で構成される構造単位を「元素ブロック」と呼びます。元素ブロック高分子により、従来の有機高分子材料では不可能な機能の実現と、無機材料の欠点である加工性と設計性の低さを解決する新材料の創出が期待できます。本領域では、元素の特性を縦横に組み合わせて活用した「元素ブロック高分子材料」というこれまでにない新しい機能材料創出によって日本の未来を元気一杯にしたいと思います。本セッションでは、本領域の研究成果を報告します。

開催日時
11月15日(火) 13時00分-16時45分
開催会場
タワーホール船堀 2F 瑞雲(H会場)
プログラム
 
13:00-13:10
元素ブロックの概要
中條善樹 (京都大学 大学院工学研究科・教授)
13:10-13:40
金属酸化物ナノ構造からの元素ブロックの作製
菅原義之 (早稲田大学 先進理工学部応用化学科・教授)
13:40-14:10
界面で組み上げる元素ブロック高分子
國武雅司 (熊本大学 大学院自然科学研究科・教授)
14:10-14:40
表面温度を検知するカメレオン発光体
長谷川靖哉 (北海道大学 大学院工学研究院・教授)
14:40-15:10
自動修復する元素ブロック高分子材料
松川公洋 (京都工芸繊維大学 大学院工芸科学研究科・研究員)
15:10-15:40
元素ブロック設計のための計算化学とその実例
田中一義 (京都大学 福井謙一記念研究センター・シニアリサーチフェロー)
15:40-16:40
パネルディスカッション「元素ブロック高分子の可能性」
松川公洋 (京都工芸繊維大学 大学院工芸科学研究科・研究員)
西野 孝 (神戸大学 大学院工学研究科・教授)
中 建介 (京都工芸繊維大学 大学院工芸科学研究科・教授)
16:40-16:45
閉会挨拶
大下浄治 (広島大学 大学院工学研究院・教授)

▲ TOPへ戻る


JST特別企画:分子技術が創り出す新しい世界と材料 ~さきがけ若手研究者たちの挑戦~ 主催:国立研究開発法人科学技術振興機構
担当委員:鈴木ソフィア沙織(科学技術振興機構)

「分子技術」とは、分子の特性を活かして目的とする機能を発現させ、社会に貢献する材料・デバイス等の創製に供するための一連の技術であり、物理学・化学・数学・生物学等の上に成り立つ新しい体系の確立を目指しています。2012年度から文部科学省の戦略目標の下、科学技術振興機構(JST)のCREST・さきがけで目的基礎研究が進められています。本セッションでは、平成28年度に期間終了するさきがけ「分子技術」研究者の成果発表を中心に、期待される将来の姿や「分子技術」のポテンシャルについても紹介し、参加者の皆様と議論します。

開催日時
11月16日(水) 10時00分-17時05分
開催会場
タワーホール船堀 5F 小ホール(B会場)
プログラム
 
10:00-10:20
趣旨説明
加藤隆史 (東京大学 大学院工学系研究科・教授/さきがけ研究総括)
10:20-10:40
超微細加工分子材料の創成と自己組織化技術
早川晃鏡 (東京工業大学 物質理工学院・准教授/さきがけ)
10:40-11:00
ポリマーブラシ付与複合微粒子添加系ポリマー/イオン液体ブレンド膜の開発
大野工司 (京都大学 化学研究所・准教授/さきがけ)
11:00-11:20
結合を操って構築する創造性分子鎖:位置・配列・形態の制御による機能創出
大内 誠 (京都大学 大学院工学研究科・准教授/さきがけ)
11:20-11:40
高分子の劣化と破壊:量子化学と統計物理の融合
樋口祐次 (東北大学 金属材料研究所・助教/さきがけ)
11:40-12:00
スライド型ナノアクチュエータの開発に向けた基盤技術の確立
武仲能子 (産業技術総合研究所 機能化学研究部門・主任研究員/さきがけ)
12:00-12:20
ヘテロ集積分子集合体の方向性をもった遊泳
景山義之 (北海道大学 大学院理学研究院・助教/さきがけ)
13:10-13:30
磁気液晶効果とフォトニック構造を利用した有機磁気光学素子の開発
内田幸明 (大阪大学 大学院基礎工学研究科・准教授/さきがけ)
13:30-13:50
蛍光のblinkingを自在に操る分子技術の創出
川井清彦 (大阪大学 産業科学研究所・准教授/さきがけ)
13:50-14:10
生体膜分子の力学的理解とナノバイオデバイスへの新展開
村越道生 (鹿児島大学 大学院理工学研究科・准教授/さきがけ)
14:10-14:30
タンパク質疾患治療技術を指向した、タンパク質機能を肩代わりする合成分子の開発
村岡貴博 (東京工業大学 生命理工学院・助教/さきがけ)
14:30-14:50
多官能性三次元骨格群の構築と生体融合型物質生産システムの創製
大栗博毅 (東京農工大学 大学院工学研究院・教授/さきがけ)
14:50-15:10
フェムト秒電子プローブで探索する機能性有機物質の光誘起ダイナミクス
羽田真毅 (岡山大学 大学院自然科学研究科・助教/さきがけ)
15:20-15:40
分子化学構造および機械電気特性の超高分解能測定の実現
川井茂樹 (物質・材料研究機構 MANA・主幹研究員/さきがけ)
15:40-16:00
炭素二次元シートの自在合成と機能創出
仁科勇太 (岡山大学 異分野融合先端研究コア・准教授/さきがけ)
16:00-16:20
反応性分子の自己集合による精密グラフェン化学修飾技術の開発
田原一邦 (明治大学 理工学部応用化学科・准教授/さきがけ)
16:20-16:40
スピン多重度制御による超光電変換デバイスへの実展開
夫 勇進 (山形大学 大学院有機材料システム研究科・准教授/さきがけ)
16:40-17:00
革新的有機半導体分子システムの創出
岡本敏宏 (東京大学 大学院新領域創成科学研究科・准教授/さきがけ)
17:00-17:05
閉会挨拶
科学技術振興機構

▲ TOPへ戻る


文科省科研費 新学術領域研究「有機分子触媒」特別企画:有機分子触媒による未来型分子変換 主催:文部科学省科学研究費 新学術領域研究「有機分子触媒」
担当委員:矢島知子(お茶の水女子大学)

「有機分子触媒」は生体触媒、金属触媒に次ぐ、第三の触媒として大きな注目を集めており、地球の資源や環境に可能な限り配慮した持続可能な「モノづくり」の未来を担う研究分野といえます。本領域研究では、有機分子触媒の設計開発はもとより、基質/触媒間の相互作用の理解、新手法に基づく分子変換反応の開発などの研究を有機的・発展的に結びつけ、新たな学術領域を確立し、「モノづくり」の科学への貢献を目指しています。本セッションでは、本領域の研究成果を報告します。

開催日時
11月16日(水) 9時30分-15時30分
開催会場
タワーホール船堀 5F 大ホール(A会場)
プログラム
 
09:30-09:40
趣旨説明
寺田眞浩 (東北大学 大学院理学研究科・教授)
09:40-10:00
酸触媒を極める:弱い相互作用で選択的なモノづくり
寺田眞浩 (東北大学 大学院理学研究科・教授)
10:00-10:20
デザイン型有機イオンの力を活かした触媒化学
浦口大輔 (名古屋大学 大学院工学研究科・准教授)
10:20-10:40
選択的なモノづくりの起源を探る!:立体制御機構の理論計算
山中正浩 (立教大学 理学部化学科・教授)
11:00-11:20
酸触媒を用いた不斉合成反応:水素結合ネットワークによる立体制御
秋山隆彦 (学習院大学 理学部化学科・教授)
11:20-11:40
相手を見分ける触媒:狙った位置で反応を起こす!
川端猛夫 (京都大学 化学研究所・教授)
11:40-12:00
薬作りへの有機分子触媒の活用
砂塚敏明 (北里大学 大学院感染制御科学府・教授)
13:00-13:20
不活性分子を刺激する新触媒反応の開発
竹本佳司 (京都大学 大学院薬学研究科・教授)
13:20-13:40
有機触媒を利用して生理活性物質の未来型合成に挑む
長澤和夫 (東京農工大学 大学院工学研究院・教授)
13:40-14:00
クロスカップリング反応を改革するヨウ素反応剤
北 泰行 (立命館大学 総合科学技術研究機構・招聘研究教授)
14:20-14:40
有機触媒で如何に簡単に有用物質を作れるか?
林 雄二郎 (東北大学 大学院理学研究科・教授)
14:40-15:00
有機分子触媒による高機能キラル合成素子の環境調和合成
岩渕好治 (東北大学 大学院薬学研究科・教授)
15:00-15:20
芳香環の自在なC-H修飾のための有機触媒の新しい技
根東義則 (東北大学 大学院薬学研究科・教授)
15:20-15:30
閉会挨拶
寺田眞浩 (東北大学 大学院理学研究科・教授)

▲ TOPへ戻る


量研機構特別企画:量子ビームでなんでも操れる ~細胞、分子、原子、スピンを制御するモノづくりの最前線~ 主催:国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構
担当委員:前川康成(量子科学技術研究開発機構)

本年4月に発足した量研機構は、イオンビーム、電子線、γ線、中性子ビーム、高強度レーザー、放射光などの量子ビームの優れた機能を総合的に活用することで、多種多様な物質を対象に原子、分子からスピン状態まで操る研究を進めています。本セッションでは、「次世代半導体」や「高感度センサー」につながる1原子・スピンの発光、「燃料電池」や「蓄電池」に利用できるナノイオン経路、「医薬品」開発に繋がるタンパクナノワイヤー、「再生医療」を目指した生体適合性培地による細胞形状制御、「植物機能の解明」を目的としたRIを活用した植物内元素の撮像など、量研機構が行っている最先端の量子ビーム利用技術を事例とともに紹介し、物質構造や状態を自由に操作できるモノづくり技術の更なる可能性を追求します。

開催日時
11月16日(水) 9時30分-12時00分
開催会場
タワーホール船堀 2F 蓬莱(G会場)
プログラム
 
09:30-09:45
趣旨説明
前川康成 (量研機構 高崎量子応用研究所 先端機能材料研究部・部長)
09:45-10:10
次世代高機能デバイスを目指し原子のスピンと光を操る
大島 武 (量研機構 高崎量子応用研究所 プロジェクト「半導体照射効果研究」・リーダー)
10:10-10:35
タンパク質やフラーレンのナノワイヤーをイオンビームで創る
杉本雅樹 (量研機構 高崎量子応用研究所 プロジェクト「先進触媒研究」・上席研究員)
10:45-11:10
電子・γ線で創るナノイオン流路で白金フリー燃料池膜を開発する
廣木章博 (量研機構 高崎量子応用研究所 プロジェクト「高分子機能材料研究」・サブリーダー)
11:10-11:35
再生医療を目指して量子ビーム微細加工で細胞の形を制御する
田口光正 (量研機構 高崎量子応用研究所 プロジェクト「生体適合性材料研究」・リーダー)
11:35-12:00
体内物質の動きを放射線で追跡して植物の生理機能を調べる
河地有木 (量研機構 高崎量子応用研究所 プロジェクト「RIイメージング研究」・リーダー)
12:00
閉会挨拶
前川康成 (量研機構 高崎量子応用研究所 先端機能材料研究部・部長)

▲ TOPへ戻る



CopyRight(C) 2016 The Chemical Society of Japan All Rights Reserved