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期:2020年10月20日(火)~22日(木)

問い合わせ:公益社団法人日本化学会 企画部

Mail festa@chemistry.or.jp / Tel 03-3292-6163

プログラム

フェスタ企画

テーマ企画

化学は様々な分野で科学技術の発展を牽引し、未来社会に向けたイノベーションの主役を担っています。テーマ企画では、多様な分野で新たな価値を生み出している化学技術や化学素材など化学に関わる研究開発の最前線から、化学の将来を担う学生に向けたチュートリアルまで、多岐にわたる多くの魅力的なテーマを企画しています。多くの皆様の参加をお待ちします。

10月20日(火)
有機ELの次に来るのは?~次世代の発光技術と有機レーザー~
担当委員:○辻 勇⼈(神奈川大学)、⼀川 尚広(東京農工大学)、瀧宮 和男(理化学研究所/東北大学)、
⼭下 恭弘(東京大学)、加藤 隆(JNC株式会社)、岡本 敏宏(東京大学)
新しいテクノロジーが次々に日常に入り込み、ものすごい速さで従来のものに置き換わっています。表示・照明装置では有機ELが主流になりつつありますが、次に来るのは何でしょうか?本セッションでは、次世代発光材料やデバイス研究の第一人者に最前線のお話をご紹介いただきます。
日時
10月20日(火)13:00〜16:55
会場
C会場
13:00-13:10
開会挨拶
辻 勇人(神奈川大学 理学部・教授)
13:10-14:10
C1-01
【基調講演】OLEDから有機半導体レーザーへの新展開ー先進分子設計とデバイス設計ー
安達 千波矢(九州大学 最先端有機光エレクトロニクス研究センター・教授)
14:10-14:40
C1-02
Organic semiconductor lasers: recent progress and perspectives
Ribierre Jean Charles(株式会社 KOALA Tech・代表取締役)
14:40-15:10
C1-03
多重共鳴効果を鍵とした次世代の高色純度発光材料の開発
畠山 琢次(関西学院大学 理工学部・教授)
15:20-15:50
C1-04
高速スピン変換可能な次世代有機発光材料
安田 琢麿(九州大学 稲盛フロンティア研究センター・教授)
15:50-16:20
C1-05
次世代有機・高分子マイクロレーザーとマイクロアレイ化
山本 洋平(筑波大学 数物物質系・教授)
16:20-16:50
C1-06
次世代レーザー素子を印刷する
竹延 大志(名古屋大学 大学院工学研究科・教授)
16:50-16:55
閉会挨拶
一川 尚広(東京農工大学 工学研究院・准教授)
美を化学する~化学とバイオの融合、コスメティックスの世界へのいざない~
担当委員:○涌井 渉(味の素株式会社)、山本 政宏(TOTO株式会社)、髙橋 祐司(東洋紡株式会社)
化粧品の歴史は古く、3000年前のエジプトの遺跡からスキンクリームが入った壺が出土されています。現在まで、文化とファッションが対をなして生化学・物理化学技術を駆使した研究や製品開発が進められてきています。本セッションでは、業界第一人者にご講演いただき、皆様をコスメティックスの世界へご案内いたします。
日時
10月20日(火)9:20〜12:00
会場
D会場
9:20-9:25
開会挨拶
涌井 渉(味の素株式会社 バイオ・ファイン研究所・主席研究員)
9:25-9:50
D1-01
透明感のあるお肌を保つには?~表皮の終末糖化産物と角層の光透過性との関係~
川端 慶吾(花王株式会社 生物科学研究所・グループリーダー)
9:50-10:15
D1-02
ブナ若芽抽出液の角層機能関連酵素に対する影響
片岡 優理(日本ロレアル株式会社 スキンケア開発研究所・研究員)
10:15-10:40
D1-03
オートファジー関連分子の皮膚形成における役割
本田 真也(東京医科歯科大学 難治疾患研究所・プロジェクト講師)
10:40-11:05
D1-04
日本人女性を対象にした皮膚細菌叢大規模解析について
井上 玄志(TAK-Circulator株式会社 マイクロバイオーム事業本部・課長)
11:05-11:55
D1-05
【基調講演】皮膚科学と化粧品:夢と現
坂本 一民(東京理科大学 理工学部・客員教授/日本化学会フェロー)
11:55-12:00
閉会挨拶
髙橋 祐司(東洋紡株式会社 イノベーション戦略部・主席部員)
くすりがやってくる~病気の細胞の気持ち~
担当委員:○池田 将(岐阜大学)、三好 大輔(甲南大学)、田中 賢(九州大学)、岡本 晃充(東京⼤学)、
新垣 篤史(東京農工大学)、梅津 光央(東北⼤学)、廣原 志保(宇部⼯業⾼等専⾨学校)
化学の力は、薬剤候補分子を合成するために留まらず、薬剤分子を体内の望みの位置に適切なタイミング・量で送達するためにも必要とされています。本セッションでは、化学の力で、薬効を示す様々な分子を病気の細胞に運ぶことを可能にする薬剤送達の最先端研究を講師の先生方にご紹介頂き、今後の課題と発展性を考えます。
日時
10月20日(火)13:00〜17:15
会場
D会場
13:00-13:05
開会挨拶
田中 賢(九州大学 先導物質化学研究所・教授)
13:05-13:50
D1-06
【基調講演】化学が先導する未来医療への挑戦:ナノテクノロジーで創る体内病院
片岡 一則(川崎市産業振興財団ナノ医療イノベーションセンター・センター長/東京大学未来ビジョン研究センター ・特任教授)
13:50-14:20
D1-07
核酸医薬 ~RNAを標的とする新しいくすり~
井上 貴雄(国立医薬品食品衛生研究所 遺伝子医薬部・部長)
14:20-14:50
D1-08
核酸医薬の作り方
有馬 賢治(NapaJen Pharma株式会社 ・代表取締役社長)
14:50-15:20
D1-09
合成分子のみで完結した「インスリンがやってくる」技術
松元 亮(東京医科歯科大学 生体工学研究所・准教授)
15:25-16:10
D1-10
【基調講演】くすりって1億円もしていいんですか?~これからの創薬をめざす!~
長崎 幸夫(筑波大学 数理物質系・教授)
16:10-16:40
D1-11
名脇役?「ゼラチン」の医療への応用
清水 麻衣子(新田ゼラチン株式会社 総合研究所バイオメディカル部・研究員)
16:40-17:10
D1-12
刺さって溶けるヒアルロン酸美容液!? ~マイクロニードル技術の応用~
松永 由紀子(株式会社資生堂 グローバルイノベーションセンター・研究員)
17:10-17:15
閉会挨拶
池田 将(岐阜大学 工学部・教授)
次世代通信5Gのインパクト!~化学材料への期待~
担当委員:○宍⼾ 厚(東京工業大学)、飯沼 洋介 (日産化学株式会社)、中⽥ 博通(株式会社クラレ)
第5世代移動通信システム(5G)が社会に大きな変革をもたらす規格として、産業を広く巻き込み急速に進展しています。5Gの実現においては、化学材料の開発が大きな鍵を握っています。本セッションでは、5Gに向けた材料デバイスの設計および計測の現状と展望を講演して頂き、化学材料への期待を探ります。
日時
10月20日(火)9:55〜12:00
会場
E会場
9:55-10:00
開会挨拶
宍⼾ 厚(東京工業大学 科学技術創成研究院・教授)
10:00-10:35
E1-01
5G時代に対応するFPC技術・市場動向
松本 博文(フレックスリンク・テクノロジー株式会社・代表取締役社長)
10:40-11:15
E1-02
5G世代へ向けた高速プラスチック光ファイバーの新展開
小池 康博(慶應義塾大学・教授/慶應フォトニクス・リサーチ・インスティテュート・所長)
11:20-11:55
E1-03
5G材料設計に向けた測定技術
加藤 悠人(産業技術総合研究所 物理計測標準研究部門・主任研究員)
11:55-12:00
閉会挨拶
中⽥ 博通(株式会社クラレ 研究開発本部・主管)
「切れてもつながる」「壊れても治る」〜自己修復性材料の魔法!〜
担当委員:○遠藤 善博(帝人株式会社)、岡 夏央(岐阜大学)、加藤 隆(JNC株式会社)、吉岡 翔太(AGC株式会社)
自己修復材料の研究は、部材や機器の損傷や破壊による事故を未然に防ぐことを目的として着手され、その機能は、産業全般は基より、将来的に安全・安心・環境低負荷という社会的ニーズに貢献が大いに期待されています。本セッションでは、様々な自己修復材料の機能の発現・応用・商品開拓の可能性について紹介いたします。
日時
10月20日(火)13:00〜17:00
会場
E会場
13:00-13:05
開会挨拶
遠藤 善博(帝人株式会社 マテリアル技術本部・担当部長)
13:05-13:55
E1-04
超分子ネットワークによる自己修復性発現とその応用
伊藤 耕三(東京大学 大学院新領域創成科学研究科・教授)
13:55-14:35
E1-05
可逆性結合を用いた自己修復材料の開発動向
髙島 義徳(大阪大学 高等共創研究院・教授)
14:35-15:15
E1-06
動的共有結合を利用した自己修復性高分子の開発と異種架橋高分子の融合
大塚 英幸(東京工業大学 物質理工学院・教授)
15:25-16:05
E1-07
CO2ガスを利用して自己修復を誘起・促進する イオン性エラストマー
三輪 洋平(岐阜大学 工学部・准教授/JSTさきがけ)
16:05-16:55
E1-08
超分子重合:自己修復性ポリマーガラスの開発への応用
相田 卓三(東京大学 大学院工学系研究科・教授)
16:55-17:00
閉会挨拶
岡 夏央(岐阜大学 工学部・准教授)
データサイエンスの世界をのぞいてみませんか?
担当委員:○高沖 和夫(住友化学株式会社)、村岡 梓(日本女子大学)
昨今、データサイエンスで実用的な応用例が数多く報告されています。また、ソフトウェアやコードは無料で手に入り、ウェブ講座や論文アーカイブも整備されています。 自身の研究に導入したい!データの集め方を学びたい!技術力を向上したい! あとはあなた次第です。さぁ!一緒にデータサイエンスの大海原を旅しませんか。
日時
10月20日(火)9:25〜17:15
会場
F会場
9:25-9:30
開会挨拶
高沖 和夫(住友化学株式会社 石油化学品研究所・主席研究員)
9:30-10:30
F1-01
ゲーム人工知能の躍進:将棋・囲碁プログラムの進歩
保木 邦仁(電気通信大学 情報理工学研究科・准教授)
10:40-11:20
F1-02
ディープラーニングを用いた効率的な特許調査
安藤 俊幸(花王株式会社 知的財産部 戦略情報グループ)
11:20-12:00
F1-03
因果関係を核とする課題解決プロセス~AGCのデータ活用手法~
小野 義之(AGC株式会社 経営企画本部・マネージャー)
13:10-14:10
F1-04
マテリアルズインフォマティクスとはなにか?~現状と課題~
伊藤 聡(公益財団法人計算科学振興財団・チーフコーディネータ/兵庫県立大学・特任教授)
14:20-15:00
F1-05
分子のグラフ表現と機械学習
瀧川 一学(北海道大学 化学反応創成研究拠点 (WPI-ICReDD)・特任准教授)
15:00-15:40
F1-06
『予測』と『理解』によるマテリアルズ・インフォマティクス
岩崎 悠真(日本電気株式会社 NECシステムプラットフォーム研究所・主任研究員)
15:50-16:30
F1-07
マテリアルズインフォマティクスによるゴム材料のモルフォロジー設計
小石 正隆(横浜ゴム株式会社 AI研究室・エグゼクティブフェロー/研究室長)
16:30-17:10
F1-08
機械学習による全固体リチウムイオン電池用電解質の設計
小柳津 研一(早稲田大学 理工学術院・教授)
17:10-17:15
閉会挨拶
村岡 梓(日本女子大学 理学部・准教授)
みえてきたぞ!水素社会への扉~水素をつくる、つかう、はこぶ~
担当委員:○平野 喜章(株式会社日本触媒)、中野 達也(株式会社ダイセル)、舟橋 正浩(香川大学)、
○浦崎 浩平(千代田化工建設株式会社)、松原 哲明(日本ゼオン株式会社)、山口 和也(東京大学)
化石資源枯渇、地球温暖化問題を背景に、エネルギーの多様化による安定供給と同時に大幅な低炭素化が求められており、その中で、エネルギーキャリアとしての「水素」に大きな期待が集まっています。本セッションでは、水素製造や水素利用、貯蔵・運搬に関する最新の研究トピックや実証事例を紹介して頂きます。
日時
10月20日(火)10:00〜17:25
会場
G会場
10:00-10:05
開会挨拶
浦崎 浩平(千代田化工建設株式会社 研究開発センター)
10:05-10:35
G1-01
水素エネルギーの意義とNEDOの取り組み
横本 克巳(新エネルギー・産業技術総合開発機構 次世代電池・水素部・主任研究員)
10:35-11:15
G1-02
光触媒を用いた太陽エネルギーと水からの大規模水素製造への現状と展望
堂免 一成(信州大学 先鋭領域融合研究群先鋭材料研究所・特任特別教授/東京大学 特別教授室・特別教授)
11:15-11:55
G1-03
水素キャリアとしてのアンモニアの利用
江口 浩一(京都大学 大学院工学研究科・教授)
13:20-13:50
G1-04
太陽熱と水からの熱化学法ISプロセスによる水素製造
竹上 弘彰(日本原子力研究開発機構 高温ガス炉研究開発センター・グループリーダー)
13:50-14:20
G1-05
再エネ変動に対応した世界最大規模のアルカリ水電解システムの開発
藤田 泰宏(旭化成株式会社 研究・開発本部・グループ長)
14:20-15:00
G1-06
バイオマスから酸素を減らせ!選択的水素化分解によるバイオマスプラスチックモノマー合成
中川 善直(東北大学 大学院工学研究科・准教授)
15:20-15:50
G1-07
二酸化炭素の水素化によるメタノール合成用触媒の開発
藤谷 忠博(産業技術総合研究所 触媒化学融合研究センター・総括研究主幹)
15:50-16:20
G1-08
世界初国際間水素サプライチェーンの紹介~水素の大規模貯蔵輸送システムとサプライチェーン構想~
安井 誠(千代田化工建設株式会社 フロンティアビジネス本部兼地球環境プロジェクト事業本部・理事/本部長補佐)
16:20-16:50
G1-09
国際水素サプライチェーン構築への取り組み
千代 亮(川崎重工株式会社 技術開発本部 水素チェーン開発センター・課長)
16:50-17:20
G1-10
再生可能エネルギーを利用した有機ハイドライド電解合成法(Direct MCH)の開発
松岡 孝司(ENEOS株式会社 中央技術研究所・担当マネージャー)
17:20-17:25
閉会挨拶
平野 喜章(株式会社日本触媒 事業創出本部 企画推進部)
化学フェスタ第10回記念企画~化学版 関ケ原の合戦~
担当委員:○植村 卓史(東京大学)、大内 誠(京都大学)
関ヶ原の合戦。日本の運命を動かした歴史上、最も重要な出来事の一つです。それから400年以上を経た日本にも、「化学者」という武将が群雄割拠しています。本日ここで、日本を代表する化学者が東軍と西軍に分かれ、その最前線を講演します。今後の日本の化学を主導するのは東か西か?その動向を固唾を飲んで見守りましょう。
日時
10月20日(火)13:00〜17:25
会場
H会場
13:00-13:05
開会挨拶
植村 卓史(東京大学 大学院新領域創成科学研究科・教授)
大内 誠(京都大学 大学院工学研究科・教授)
13:05-13:35
H1-01
非常識な典型元素化合物:ただのルイス酸じゃないぞ!
山下 誠(名古屋大学 大学院工学研究科・教授)
13:35-14:05
H1-02
忍法 脱芳香族化
依光 英樹(京都大学 大学院理学研究科・教授)
14:05-14:35
H1-03
柔らか有機半導体で天下統一!
岡本 敏宏(東京大学 大学院新領域創成科学研究科・准教授)
14:35-15:05
H1-04
やわらけぇエレクトロニクス材料いうたらポリマーじゃろ!
尾坂 格(広島大学 大学院先進理工系科学研究科・教授)
15:15-15:45
H1-05
関ヶ原の合戦どころか...ナノリンピック開催します!
矢貝 史樹(千葉大学 グローバルプロミネント研究基幹・教授)
15:45-16:15
H1-06
薩長同盟的光機能性材料開発
楊井 伸浩(九州大学 大学院工学研究院・准教授)
16:15-16:45
H1-07
バイオの未来?協奏力と妄想力でしょ!
野地 博行(東京大学 大学院工学系研究科・教授)
16:45-17:15
H1-08
バイオで日本を洗濯ぜよ!...ん?..
浜地 格(京都大学 大学院工学研究科・教授/ERATO/JST)
17:15-17:25
審査員講評と結果発表
10月21日(水)
夢の電池をつくろう~全固体電池のみらい~
担当委員:○長田 実(名古屋大学)、小柳津 研一(早稲田大学)、田中 紳一郎(住友化学株式会社)
情報機器から電気自動車まで、幅広い分野で用いられるリチウムイオン2次電池。それを遥かに凌ぐ性能を持った次世代電池の開発が注目されています。本セッションでは、ポストリチウムイオン2次電池として注目されている全固体電池を対象に、現状の課題、実用化のための要素技術、将来展望について紹介して頂きます。
日時
10月21日(水)9:25〜12:05
会場
C会場
09:25-09:30
開会挨拶
長田 実(名古屋大学 未来材料・システム研究所・教授)
09:30-10:00
C2-01
全固体リチウム電池の夢、みらい
金村 聖志(東京都立大学 大学院都市環境科学研究科・教授)
10:00-10:30
C2-02
全固体電池~接合界面でイオンは速く動くのか?~
安部 武志(京都大学 大学院工学研究科・教授)
10:30-11:00
C2-03
全固体電池の界面イオンダイナミクスの解明に向けた新学術領域「蓄電固体界面科学」の取り組み
入山 恭寿(名古屋大学 大学院工学研究科・教授)
11:00-11:30
C2-04
固体電解質が次世代電池を制する
林 晃敏(大阪府立大学 大学院工学研究科・教授)
11:30-12:00
C2-05
薄膜で界面の謎を解き明かす:全固体リチウム電池の高性能化に向けて
一杉 太郎(東京工業大学 物質理工学院・教授)
12:00-12:05
閉会挨拶
長田 実(名古屋大学 未来材料・システム研究所・教授)
海との共生~豊かな海を守り、共に繁栄するためには?~
担当委員:○竹井 貴代美(三菱ケミカル株式会社)、内田 淳也(東京大学)、宍戸 厚(東京工業大学)
人類は海から豊かな恵みを受けてきた一方で、近年では人類が廃棄したプラスチックが海の環境を脅かしています。本セッションでは「海との共生」に焦点を当て、「海洋プラスチック問題と生分解性プラスチックの最先端」、「分解から生産まで、意外な能力を持つバクテリア」等、様々な角度から講演頂きます。
日時
10月21日(水)13:00〜17:20
会場
C会場
13:00-13:05
開会挨拶
竹井 貴代美(三菱ケミカル株式会社 Science & Innovation Center Polymer Laboratory・研究員)
13:05-13:40
C2-06
生分解性プラスチックの最新開発動向
粕谷 健一(群馬大学 大学院理工学府・教授)
13:40-14:15
C2-07
プロービングケミストリー:海底下にいる「地球最古の代謝を現存する生命」
高野 淑識(海洋研究開発機構 生物地球化学センター・主任研究員)
14:15-14:50
C2-08
環境と暮らしをKAITEKIに -三菱ケミカルのバイオプラスチック
田中 智彦(三菱ケミカル株式会社 Science & Innovation Center Polymer Laboratory・主席研究員)
14:50-15:25
C2-09
セルロースナノファイバーを利用した砥石および石鹸用のスクラブ剤開発
森川 豊(あいち産業科学技術総合センター 産業技術センター・主任研究員)
15:30-16:05
C2-10
ポリグリコール酸の工業的製造と海洋での応用可能性
山根 和行(株式会社クレハ 中央研究所・主任研究員)
16:05-16:40
C2-11
海洋汚染の低減に寄与する生分解性プラスチック
中山 敦好(産業技術総合研究所 バイオメディカル研究部門・主任研究員)
16:40-17:15
C2-12
リグニンから芳香族モノマー;海洋微生物酵素の活用
大田 ゆかり(群馬大学 食健康科学教育研究センター・講師)
17:15-17:20
閉会挨拶
内田 淳也(東京大学 大学院工学系研究科・助教)
「かたまり」の表面・界面ダイナミクス〜ワタシ、こう見えて動いています!〜
担当委員:○橋詰 峰雄(東京理科大学)、遠藤 善博(帝人株式会社)、小柳津 聡(旭化成株式会社)
私たちの身のまわりには樹脂やゲル、金属などさまざまな「かたまり」があります。それらは常に同じように見えますが、実は最新科学のメガネで見るととてもダイナミックです。本セッションでは、それら材料の表面・界面のダイナミクスがいかに面白いか、紹介して頂きます。明日から「もの」の見方が変わるかも!?
日時
10月21日(水)13:00〜16:30
会場
D会場
13:00-13:05
開会挨拶
橋詰 峰雄(東京理科大学 工学部・教授)
13:05-13:50
D2-01
【基調講演】高分子薄膜・表面・界面のダイナミクス
田中 敬二(九州大学 工学研究院・教授)
13:50-14:20
D2-02
複合材料破壊界面のシミュレーション
小柳 潤(東京理科大学 基礎工学部・准教授)
14:20-14:50
D2-03
シミュレーションで観るアルミニウム表面-樹脂間の接着のダイナミクス
尾形 修司(名古屋工業大学 物理工学専攻・教授)
14:55-15:25
D2-04
和周波発生(SFG)分光による材料の表面・界面分析
宮前 孝行(千葉大学 大学院工学研究院・教授)
15:25-15:55
D2-05
ハイドロゲル表面摩擦のダイナミクス
黒川 孝幸(北海道大学 大学院先端生命科学研究院・教授)
15:55-16:25
D2-06
触感のダイナミクス
野々村 美宗(山形大学 大学院理工学研究科・教授)
16:25-16:30
閉会挨拶
遠藤 善博(帝人株式会社 マテリアル技術本部・担当部長)
バイオ × キャタリシス~地球のいきものとの共生触媒学~
担当委員:○高瀬 舞(室蘭工業大学)、角田 徹(三井化学株式会社)、山口 和也(東京大学)
微生物や酵素などのバイオ触媒は、次世代の工業触媒として期待が高まっています。また、バイオマスから有用化成品合成が可能となる触媒開発に関する研究も盛んにおこなわれています。今回の企画では、「バイオ」と「キャタリシス」をキーワードに、大学及び産業界における研究・開発の事例を紹介して頂きます。
日時
10月21日(水)9:20〜12:05
会場
E会場
09:20-09:25
開会挨拶
山口 和也(東京大学 大学院工学研究科・教授)
09:25-09:55
E2-01
シアノバクテリアを利用してCO2から有用化合物を生産する!
近藤 昭彦(神戸大学 科学技術イノベーション研究科・教授)
09:55-10:25
E2-02
ベンチャー企業のバイオリファイナリー技術の事業化に向けた挑戦
伊原 智人(Green Earth Institute株式会社・代表取締役CEO)
10:25-10:55
E2-03
合成ペプチドは酵素の夢を見るか?―選択的ペプチド触媒の開発―
工藤 一秋(東京大学 生産技術研究所・教授)
11:00-11:30
E2-04
金属ナノ粒子触媒でバイオマスリファイナリーに挑む!
水垣 共雄(大阪大学 大学院基礎工学研究科・教授)
11:30-12:00
E2-05
未利用バイオマスからの戦略化学資源の生産
原 亨和(東京工業大学 科学技術創成研究院・教授)
12:00-12:05
閉会挨拶
高瀬 舞(室蘭工業大学 大学院工学研究科・准教授)
光の波長制御で省エネ・冷却・低温乾燥を実現 ~物体の熱輻射でこんなことが!?一味違った光制御の方法と応用~
担当委員:○小柳津 聡(旭化成株式会社)、及川 昭(住友ベークライト株式会社)、橋詰 峰雄(東京理科大学)
熱輻射現象は,加熱された物体が電磁波(光)を放出する現象を意味し,最近,メタマテリアル、フォトニック結晶などによる熱輻射の光波長制御の研究が活発に行われています。本セッションでは、その原理、熱光起電力発電、エネルギーレスの冷却(スカイラジエータ)、低温での光乾燥システムなどについてご講演を頂きます。
日時
10月21日(水)13:00〜16:50
会場
E会場
13:00-13:05
開会挨拶
小柳津 聡(旭化成株式会社 研究・開発本部・マネージャー)
13:05-13:55
E2-06
メタマテリアル・メタサーフェスの基礎と熱輻射制御への応用
高原 淳一(大阪大学 大学院工学研究科・教授)
13:55-14:35
E2-07
熱輻射制御による熱光起電力発電および熱放射スペクトルの制御技術による電子デバイス冷却
湯上 浩雄(東北大学 大学院工学研究科・教授)
14:45-15:25
E2-08
熱輻射メタマテリアル~波長選択制御の考え方とその産業応用について~
櫻井 篤(新潟大学 工学部・准教授)
15:25-16:05
E2-09
Using Cold Universe as a Sustainable Energy Resource
楊 栄貴( Huazhong University of Science and Technology ・Professor/Radi-Cool Inc.・Chair of the Board and Co-Founder)
16:05-16:45
E2-10
選択的波長の赤外線を用いた被加熱ダメージレスの新規熱処理・乾燥システム
近藤 良夫(日本ガイシ株式会社 産業プロセス事業部・マネージャー)
16:45-16:50
閉会挨拶
岡本 敏宏(東京大学 大学院新領域創成科学研究科・准教授)
え!そんなこともできるの?実用化が近づく量子コンピューター 
担当委員:○森下 聡(JSR株式会社)、吉田 紀生(九州大学)、高沖 和夫(住友化学株式会社)
量子コンピューターは理論上、古典コンピューターでは不可能な圧倒的計算能力を持つことから、今後のAI活用社会に必要不可欠な技術といわれています。現在、IBM、Googleなどが各種方式で激しい開発競争を繰り広げています。本セッションでは、「量子コンピューター」に関し、最新のトピックを紹介いただきます。
日時
10月21日(水)9:45〜12:05
会場
F会場
9:45-9:50
開会挨拶
森下 聡(JSR株式会社 研究開発部・研究推進チームリーダー)
9:50-10:15
F2-01
量子コンピューターの最新動向
伊藤 公平(慶應義塾大学 理工学部・教授)
10:15-10:40
F2-02
量子コンピューターを用いた化合物Simulation
高 玘(三菱ケミカル株式会社 Science & Innovation Center Materials Design Laboratory・主任研究員)
10:45-11:10
F2-03
量子コンピューターのアルゴリズム・アプリケーション開発
楊 天任(株式会社QunaSys・CEO)
11:10-11:35
F2-04
量子コンピュータの発展と展望
湊 雄一郎(blueqat Inc.・CEO)
11:35-12:00
F2-05
量子化学計算の高速化を量子コンピュータで!:アルゴリズム開発の現状と展望
水上 渉(大阪大学 先導的学際研究機構 量子情報・量子生命研究センター・特任准教授)
12:00-12:05
閉会挨拶
吉田 紀生(九州大学 大学院理学研究・准教授)
水の清め方最新版!~水環境から淡水化、シミュレーション、超純水の応用まで~
担当委員:○⾼柳 俊夫(徳島⼤学)、南 豪(東京⼤学)、⽥中 紳⼀郎(住友化学株式会社)
全世界での人口増加や急激な気候変動に伴い、乾燥地帯だけでなく温暖湿潤な地域においても安全な水の安定的な供給が今後課題になるとされています。本セッションでは、価値ある資源としての水の供給、利用ニーズに応じた機能水の供給に取り組んでいる企業から、研究開発の事例をご紹介いただきます。
日時
10月21日(水)13:00〜17:30
会場
F会場
13:00-13:05
開会挨拶
⽥中 紳⼀郎(住友化学 技術・研究企画部)
13:05-13:50
F2-06
化学の力で新しい水処理膜をつくる
加藤 隆史(東京大学 大学院工学系研究科・教授)
13:50-14:30
F2-07
多様な水源から目的の水を得る
辺見 昌弘(東レ株式会社 知的財産部門・理事/知的財産部門長)
14:30-15:10
F2-08
水循環型社会の構築に向けた排水回収技術と水処理設備の最適運転
多田 景二郎(栗田工業株式会社 ソリューション推進本部・チームリーダー)
15:20-16:05
F2-09
シミュレーションから見た水や氷の中の水分子の並びと動き
田中 秀樹(岡山大学 異分野基礎科学研究所・教授)
16:05-16:45
F2-10
超純水をつくり利用する(半導体産業用超純水を中心に)
菅原 広(オルガノ株式会社 開発センター・グループリーダー)
16:45-17:25
F2-11
ヒトに有益な体液管理を考える
近藤 康得(株式会社大塚製薬工場 OS-1事業部 メディカルフード研究所・副所長)
17:25-17:30
閉会挨拶
⾼柳 俊夫(徳島大学 大学院社会産業理工学研究部・教授)
未来を創る主体者であれ!~化学系ベンチャーの挑戦~
担当委員:○松本 健(株式会社ADEKA)、田中 敬二(九州大学)
日本の化学工業は、あらゆる産業の“米”として、様々な機能を持つ素材の提供を通じ産業全体のイノベーションを支えています。それは大企業から創出されたものばかりではなく、小さな企業から産まれたキー材料が世界を変えることもあります。本セッションでは、大きな可能性を秘めるベンチャーの技術と挑戦を紹介頂きます。
日時
10月21日(水)9:20〜12:00
会場
G会場
09:20-09:25
開会挨拶
松本 健(株式会社ADEKA 研究企画部・主任研究員)
09:25-09:50
G2-01
ペロブスカイト太陽電池:”どこでも電源”の実用化に向けた技術開発
若宮 淳志(株式会社エネコートテクノロジーズ・取締役兼最高技術責任者)
09:50-10:15
G2-02
プリンテッドエレクトロニクスで実現するさりげないセンシング
熊木 大介(株式会社フューチャーインク・取締役副社長)
10:15-10:40
G2-03
柔らかい親水性ナノ粒子を利用した乳化技術開発
田嶋 和夫(株式会社未来環境テクノロジー・取締役兼最高技術責任者)
10:40-11:05
G2-04
構造タンパク質実用化への挑戦
坂田 一樹(Spiber株式会社 マテリアル部門・部門長)
11:05-11:30
G2-05
カイコを用いた持続可能なタンパク質生産への挑戦
神谷 典穂(九州大学 未来化学創造センター・教授/KAICO株式会社・アドバイザー)
11:30-11:55
G2-06
ナノサイズの粒子で、色を変える!エネルギーやICTも変わる!
宮永 昭治(NSマテリアルズ株式会社・執行役員CTO )
11:55-12:00
閉会挨拶
田中 敬二(九州大学 工学研究院・教授)
二酸化炭素をうまく使う技術が救世主に!
担当委員:○山口 和也(東京大学)、奥山 泰世(出光興産株式会社)、広田 耕一(量子科学技術研究開発機構)
地球温暖化原因の悪者といわれるCO2の排出量を減らすことは、急務な課題です。CO2排出量の少ないエネルギー資源への転換・省エネに加えて、CO2を分離・回収してうまく活用するためのCCU技術に関する研究に進められています。本セッションでは、CCU技術に関連する研究開発の事例をご紹介いただきます。
日時
10月21日(水)13:00〜16:50
会場
G会場
13:00-13:05
開会挨拶
山口 和也(東京大学 大学院工学系研究科・教授)
13:05-13:50
G2-07
カーボンリサイクル政策について
富永 和也(経済産業省 資源エネルギー庁・長官官房)
13:50-14:30
G2-08
実用化規模のCO2地中貯留技術開発
薛 自求(公益財団法人 地球環境産業技術研究機構 CO2貯留研究グループ・主席研究員/グループリーダー)
14:30-15:10
G2-09
CO2の電気化学還元で太陽光燃料の製造を目指す!
杉山 正和(東京大学 先端科学技術研究センター・教授)
15:25-16:05
G2-10
光・電気化学でCO2と水から燃料・原料をつくる!
荒井 健男(豊田中央研究所 戦略先端研究領域 CO2還元反応場デザインプログラム・プログラムマネージャー)
16:05-16:45
G2-11
CO2+再エネ水素でメタンを合成する!
熊谷 直和(日立造船株式会社 機械事業本部・顧問)
16:45-16:50
閉会挨拶
山口 和也(東京大学 大学院工学系研究科・教授)
新物質創成だけじゃない!マテリアルズ・インフォマティクスの新たな挑戦!! ~最近の研究動向とその応用展開~
オーガナイザー:船津 公人(東京大学)
担当委員:○千賀 武志(富士フイルム株式会社)、及川 昭(住友ベークライト株式会社)、小柳津 聡(旭化成株式会社)
近年、マテリアルズ・インフォマティクス(MI)は広く認知され、その技術は解析・計測や製造プロセス制御などへも展開され、従来予想もつかなかった領域においてもその成果が得られるようになってきています。本セッションでは、MIに基づくより進んだ解析処理の研究およびその適用検討事例について紹介していただきます。
日時
10月21日(水)13:00〜16:35
会場
H会場
13:00-13:10
開会挨拶およびセッションの概要
船津 公人(東京大学 大学院工学系研究科・教授)
13:10-13:50
H2-01
半導体材料・デバイスにおけるプロセス・計測インフォマティクス
冨谷 茂隆(ソニー株式会社 R&Dセンター・主幹研究員)
13:50-14:30
H2-02
薬品連続製造プロセスの監視と制御のための近赤外スペクトルの応用
船津 公人(東京大学 大学院工学系研究科・教授)
14:30-15:10
H2-03
ディープニューラルネットワークを用いた画像解析による太陽電池の欠陥検出の自動化
小野 直亮(奈良先端科学技術大学院大学 データ駆動型サイエンス創造センター・准教授)
15:10-15:50
H2-04
化学分野におけるGraph Convolutional Networks の応用~化学構造を直接入力とする構造物性相関モデルの構築~
江口 遼平(東京応化工業株式会社 経営企画本部・技術主任)
15:50-16:30
H2-05
ケモインフォマティクスを通した材料設計の知見創出
陳 嘉修(花王株式会社 マテリアルサイエンス研究所・研究員)
16:30-16:35
閉会挨拶
千賀 武志(富士フイルム株式会社 解析技術センター)
博士課程学生オーラルセッション
担当委員:○石田 玉青(東京都立大学)、竹岡 裕子(上智大学)、田中 敬二(九州大学)、桑田 繁樹(東京工業大学)、
矢島 知子(お茶の水女子大学)、藤原 隆司(埼玉大学)、廣原 志保(宇部工業高等専門学校)
本セッションは、化学フェスタでポスター発表する博士課程学生に、普段の学会発表とは異なる、産業界を含めた異分野の人へ自分の研究を口頭発表で広くアピールできる場を提供します。博士学生を中心とした、産官学の立場・世代を越えた交流を目指します。優秀な発表には「CSJ化学フェスタ博士オーラル賞」を授与します。
日時
10月21日(水)9:30〜17:05
会場
J会場
09:36-09:48
J2-01
周期孔を有する窒素ドープ型ナノチューブ分子
○梁 承民・池本 晃喜・内藤 久資・小谷 元子・佐藤 宗太・磯部 寛之(東大院理)
09:48-10:00
J2-02
炭素置換Alアニオンを応用した13族元素間に結合を有する化合物の合成
○車田 怜史・山下 誠(名大院工)
10:00-10:12
J2-03
C-H活性化-分子内環化反応を使った共役拡張アザボリンの合成と性質
○永田 正和・吾郷 友宏・福元 博基(茨城大院理工)
10:12-10:24
J2-04
ルテニウム中心に配位したアミンの酸化反応
○富岡 望・三澤 智世・長尾 宏隆(上智大理工)
10:24-10:36
J2-05
新規外輪型キラル二核ルテニウム(II,III)錯体の創製と合成応用
○熊谷 悠平・宮澤 拓・鈴木 拓郎・滝沢 昂嗣・菊池 貴・加藤 俊介・小野田 晃・林 高史・亀井 宥治・神山 颯詩・穴田 仁洋・小島 正寛・吉野 達彦・松永 茂樹(北大院薬)
10:36-10:48
J2-06
抗腫瘍活性を示す海洋産ポリエーテル (-)-アプリシオールBの不斉全合成による構造改訂と細胞毒性評価
○錦部 健人・熊谷 百慶・西川 慶祐・森本 善樹(阪市大院理)
10:48-11:00
J2-07
シクロヘキサノンをアリール源としたPd/C-Nb 2O5/C共触媒型アリールインドール合成
○阪 一穂・山本 裕太・佐治木 弘尚・澤間 善成(岐阜薬大)
11:00-11:12
J2-08
エステル置換ビチアゾールを基調とする新規n型半導体ポリマーの開発
○手島 慶和・斎藤 慎彦・三木江 翼・尾坂 格(広大院先進理工)
11:12-11:24
J2-09
細孔性ペプチド錯体結晶によるキラルなヘミアセタールの捕捉とそのX線観察
○齋藤 杏実・澤田 知久・藤田 誠(東大院工・分子研)
11:24-11:36
J2-10
化学架橋とステレオコンプレックスを併用した擬ポリロタキサン架橋剤合成とそのゲル化検討
○CHOI Jaeyeong・網代 広治(奈良先端大物質)
11:36-11:48
J2-11
ナノスケール可視化技術を活用した単一ハイドロゲル微粒子の構造解析
○西澤 佑一朗・松井 秀介・浦山 健治・呉羽 拓真・柴山 充弘・内橋 貴之・鈴木 大介(信州大繊維)
13:00-13:12
J2-12
Mg(OH) 2 化学蓄熱材の脱水反応性に対するLi化合物添加効果の検討
○黒沢 諒・劉 醇一(千葉大院工)
13:12-13:24
J2-13
XANES Study of Silica Supported Nickel- Phosphide Binary Catalyst Using FEFF- Program
○RASHID Md Harun Al・ASAKURA Kiyoyaka(Hokkaido University)
13:24-13:36
J2-14
可視域で透明な酸化チタン・酸化スズナノ粒子分散液の調製と光触媒材料への応用
○佐野 奎斗・KUTTASSERY Fazalurahman・石田 玉青・嶋田 哲也・立花 宏・高木 慎介・井上 晴夫(都立大院都市環境)
13:36-13:48
J2-15
メソポーラスイオン結晶の構成ユニットの選択による酸触媒作用の制御
○下山 雄人・内田 さやか(東大総合文化)
13:48-14:00
J2-16
貨幣金属合金クラスター触媒によるシクロヘキセンの選択的酸化反応
○森合 達也・塚本 孝政・田邊 真・神戸 徹也・今岡 享稔・山元 公寿(東工大化生研・JST-ERATO)
14:00-14:12
J2-17
シンコニジンを不斉修飾剤としたPEM型リアクター中でのα-フェニル桂皮酸の電解不斉水素化反応
○深澤 篤・田中 健太・橋本 康嗣・小堀 良浩・佐藤 康司・跡部 真人(横国大院理工・東京理科大薬・ENEOS)
14:12-14:24
J2-18
Pyrimidine系配位子を持つFe-Ag系Hofmann型2次元スピンクロスオーバー錯体
○北清 航輔・北澤 孝史(東邦大院)
14:24-14:36
J2-19
非対称9配位キラルEu(III)錯体における置換基効果の検討
○岡安 祥徳・湯浅 順平(東理大院理)
14:36-14:48
J2-20
イオン伝導度を光と熱でスイッチングできる金属錯体含有イオン液体
○角谷 凌・持田 智行(神戸大院理)
15:00-15:12
J2-21
高分子側鎖の導入間隔制御による水和状態と抗血栓性の変化
○園田 敏貴・小林 慎吾・田中 賢(九大院工)
15:12-15:24
J2-22
グリコペプチド誘導体と核酸のself-sorting現象を利用した多成分バイオ材料の開発とその応用
○東 小百合・柴田 綾・喜多村 徳昭・廣澤 幸一郎・鈴木 健一・松浦 和則・池田 将(岐阜大院連合創薬)
15:24-15:36
J2-23
人工光捕集分子修飾による光回復酵素のDNA修復能の向上
○寺井 悠馬・佐藤 竜馬・松村 梨沙・岩井 成憲・山元 淳平(阪大院基礎工)
15:36-15:48
J2-24
人工酸素運搬体"ポリオキサゾリン修飾ヘモグロビン"の合成と有効性
○岡本 航・樋渡 侑樹・森田 能次・河野 光智・小松 晃之(中央大理工)
15:48-16:00
J2-25
Polyglycerol Grafting Shields Nanoparticle from Protein Corona Formation to Avoid Macrophage Uptake
○ZOU Yajuan・KOMATSU Naoki(Kyoto University)
16:00-16:12
J2-26
樹状型グリコシル化法を利用した高マンノース型糖鎖ライブラリーの構築研究
○碓井 瑠智雄・栗原 大輝・戸谷 希一郎(成蹊大理工)
16:12-16:24
J2-27
セルフアジュバントワクチンの創製を目指した高次機能化リピドAの開発
○山中 優介・下山 敦史・深瀬 浩一(阪大院理)
16:24-16:36
J2-28
キチン積層構造形成機構の解明に向けた甲虫上翅のプロテオーム解析
○村田 智志・RIVERA Jesus・KISAILUS David・新垣 篤史(東農工大院工)
16:36-16:48
J2-29
一つひとつの生体分子・粒子の活性を多条件下で測定可能なデジタルバイオ計測技術の開発
○本田 信吾・田端 和仁・皆川 慶嘉・野地 博行(東大院工)
16:48-17:00
J2-30
Physicochemical Properties of Egg Yolk Phosvitin
○竹内 麻智・真島 剛史・VIS Mark・PETUKHOV Andrei・TUINIER Remco・FRIEDRICH Heiner(Eindhoven University of Technology)
もっとイケるぞ燃料電池!~どこまで進化するん?~
担当委員:○津田 哲哉(大阪大学)、南 豪(東京大学)、後藤 雄作(DIC株式会社)、石渡 拓己(コニカミノルタ株式会社)
燃料電池は東京オリンピック・パラリンピックを機に、低環境負荷型社会の実現に向けて本格的な普及が期待されています。本セッションでは、燃料電池の中で起こっている化学反応や化学現象について理解するとともに、燃料電池技術の現状や普及拡大に貢献する新たな化学のチカラについて紹介します。
日時
10月21日(水)13:00〜16:20
会場
K会場
13:00-13:05
開会挨拶
津田 哲哉(大阪大学 工学研究科・准教授)
13:05-13:35
K2-01
燃料電池の現在・過去・未来を俯瞰する
内田 裕之(山梨大学 クリーンエネルギー研究センター・特任教授)
13:35-14:05
K2-02
パナソニックの環境ビジョンと水素社会に向けた取り組み
加藤 玄道(パナソニック株式会社 アプライアンス社 スマートエネルギーシステム事業部・燃料電池戦略担当(担当部長))
14:10-14:40
K2-03
クルマに載せる燃料電池って?
田中 慎太郎(株式会社本田技術研究所 先進パワーユニットエネルギー研究所・主任研究員)
14:40-15:10
K2-04
軽い元素だけで電極触媒ができる?
岸本 武亮(日清紡ホールディングス株式会社 新規事業開発本部 開発室 ・研究員)
15:15-15:45
K2-05
酸化物の多様性を活かした究極の電極触媒を追い求めて!
石原 顕光(横浜国立大学 先端科学高等研究院・特任教員(教授))
15:45-16:15
K2-06
高分子膜の設計次第で燃料電池はどう変わる?
宮武 健治(山梨大学 クリーンエネルギー研究センター・教授)
16:15-16:20
閉会挨拶
南 豪(東京大学 生産技術研究所・准教授)
10月22日(木)
今、ないのなら創ってやろう!希望の分子を創る有機合成化学
◯田中 克典(東京工業大学/理化学研究所)、梅津 光央(東北大学)
有機合成化学は、単に分子の機能を高めたり、製造コストを削減するための誘導技術ではありません!低分子に限らず、生体高分子や材料に至るまで、これまで存在しなかったものを創る未来技術へと進化を遂げています。本セッションでは、「ないものを創る」最先端の有機合成化学から生み出された希望の分子を紹介します。
日時
10月22日(木)9:30〜16:50
会場
C会場
09:30-09:35
開会挨拶
田中 克典(東京工業大学 物質理工学院・教授/理化学研究所・主任研究員)
09:35-10:05
C3-01
ないものを創る希望の有機触媒
大井 貴史(名古屋大学 トランスフォーマティブ生命分子研究所・教授)
10:05-10:30
C3-02
放射性同位元素(RI)を用いたセラノスティクスの実現を目指して 
戸邊 雅則(日本メジフィジックス株式会社 研究開発本部・グループマネージャー)
10:30-11:00
C3-03
遷移金属触媒で未知の機能性分子を創り出す
田中 健(東京工業大学 物質理工学院・教授)
11:00-11:30
C3-04
拡張π系分子の新機能を引き出す有機合成 
羽村 季之(関西学院大学 理工学部・教授)
11:30-11:55
C3-05
理化学研究所の成果のいち早い社会価値化を目指して
山内 忠幸(株式会社理研鼎業 共同研究促進部・上級コーディネーター)
13:00-13:30
C3-06
分子機能の組み合わせで革新的高分子マテリアルを創る
但馬 敬介(理化学研究所 創発物性科学研究センター・チームリーダー)
13:30-14:00
C3-07
光反応によるπ系分子の凝集化でがん治療 
小川 美香子(北海道大学 大学院薬学研究院・教授)
14:00-14:25
C3-08
タンパク質にはまる小分子を予測する:その難しさの根本的原因と解決のための方策
市原 収(シュレディンガー株式会社・Principal Scientist II)
14:25-14:55
C3-09
がんを見て攻撃する生体高分子のバイオ融合合成
梅津 光央(東北大学 大学院工学研究科・教授)
15:05-15:35
C3-10
有機合成で天然物の新機能を発掘
占部 大介(富山県立大学 工学部・教授)
15:35-16:05
C3-11
複雑な天然物を簡単に作る最先端の作戦
高尾 賢一(慶應義塾大学 理工学部・教授)
16:05-16:45
C3-12
未来に繋ぐ生物活性アルカロイド天然物の合成
高山 廣光(千葉大学 大学院薬学研究院・名誉教授)
16:45-16:50
閉会挨拶
梅津 光央(東北大学 大学院工学研究科・教授)
厄介だけど役に立つ。ディスパージョン・濃厚分散系を使いこなす
企画担当:コロイドおよび界面化学ディビジョン(米澤 徹(北海道大学)、武田 真一(武田コロイドテクノ・コンサルティング株式会社))
担当委員:○橋詰 峰雄(東京理科大学)
食品、化粧品、トイレタリーなど身近なものから、塗料、さらには最先端の2次電池、導電材料に至るまで、ナノ粒子・微粒子の濃厚分散系や界面活性剤の乳化などのディスパ―ジョンテクノロジーはあらゆる場面で利用されています。本セッションでは、この分野の初心者から中級者レベルの皆様と議論する機会を設けました。
日時
10月22日(木)9:25〜12:05
会場
D会場
09:25-09:30
開会挨拶
武田 真一(武田コロイドテクノ・コンサルティング株式会社・代表取締役社長)
09:30-10:05
D3-01
ものづくりに効く分散・凝集評価の基礎
武田 真一(武田コロイドテクノ・コンサルティング株式会社・代表取締役社長)
10:05-10:40
D3-02
乳化の温故知新
山下 裕司(千葉科学大学 薬学部・准教授)
10:50-11:25
D3-03
コロイド分散系の結晶化とクラスター形成
山中 淳平(名古屋市立大学 大学院薬学研究科・教授)
11:25-12:00
D3-04
濃厚ナノ粒子分散系の構築と医用画像処理診断への展開
徳留 靖明(大阪府立大学 大学院工学研究科・准教授)
12:00-12:05
閉会挨拶
米澤 徹(北海道大学 大学院工学研究院・教授)
Let’s enjoy chemistry in Japan! / 日本で化学を楽しもう!
担当委員:○Yuya Oaki (Keio Univ.), Fumihiko Ikejiri (BASF Japan),
Masato Ikeda (Gifu Univ.), Yoshinori Takashima (Osaka Univ.)
This English session focuses on how to enjoy chemistry in Japan. The organizing committee welcomes international researchers, postdocs, and students to expand your relationship and future careers in Japan. International academic and industrial researchers in Japan will give special talks about their motivations, research histories, and struggles in their research activity.
日時
10月22日(木)13:00〜16:20
会場
D会場
13:00-13:05
Opening Remarks
Yuya Oaki (Keio University, Faculty of Science and Technology・Associate Professor)
13:05-13:35
D3-05
There and Back Again: How an Internship in Japan Sparked a New Journey
Daniel R. King(Hokkaido University Faculty of Advanced Life Science・Assistant Professor)
13:35-14:05
D3-06
Half of Life in Japan from a Chemist's Perspective
Laurean ILIES(RIKEN Center for Sustainable Resource Science・Team Leader)
14:05-14:35
D3-07
Small is beautiful - My research on Nanomaterials
Renzhi Ma (National Institute for Materials Science International Center for Materials Nanoarchitectonics・Group Leader)
14:35-15:05
D3-08
In The Light of Experience - Study and Research in Japan
Irkham(Keio University Department of Chemistry・Project Assitant Professor)
15:15-15:45
D3-09
Propelled across the Pacific by Polymers
Hill Jacob (Zeon Corporation R&D Center)
15:45-16:15
D3-10
Cultural diversity shapes new functional materials ~ R&D in Academia and Mitsubishi Chemical~
Shogo Koga(Mitsubishi Chemical Corporation Science & Innovation Center・Group Manager)
16:15-16:20
Closing Remarks
Fumihiko Ikejiri(BASF Japan, R&D Liaison・Office Manager)
ナノ構造から生み出される色〜新たな発色から製品開発まで〜
担当委員:○桑折 道済(千葉大学)、内田 淳也(東京大学)
製品の高付加価値化や新たな用途開拓において「色」は重要な要素です。近年、ナノ構造を巧みに制御することで新しい色が次々と生み出され、製品化も進んでいます。このような新たな発色を合理的に創出するためには、発色原理の理解が必要不可欠です。本セッションでは、ナノ構造から生み出される色の可能性を議論します。
日時
10月22日(木)9:30〜12:00
会場
E会場
09:30-09:35
開会挨拶
桑折 道済(千葉大学 大学院工学研究院・准教授)
09:35-10:05
E3-01
生物が持つ微細構造と発色機構
吉岡 伸也(東京理科大学 理工学部・教授)
10:05-10:35
E3-02
金属ナノ粒子で光と色を操る
立間 徹(東京大学 生産技術研究所・教授)
10:35-11:05
E3-03
低分子有機化合物から得られる金属光沢
近藤 行成(東京理科大学 工学部・教授)
11:05-11:30
E3-04
レインボー染料による新しいヘアカラーリングの世界
渡邊 雅彦(花王株式会社 ヘアケア研究所)
11:30-11:55
E3-05
ハイブリット色材:INTENZATM 顔料とパールのコラボレーション
森光 太郎(DIC株式会社 精密合成第一技術本部・マネジャー)
11:55-12:00
閉会挨拶
内田 淳也(東京大学 大学院工学系研究科・助教)
プラスチック問題は循環型社会への移行の兆し
担当委員:○田中 紳一郎(住友化学株式会社)、早川 晃鏡(東京工業大学)、功刀 俊介(積水化学工業株式会社)
プラスチック問題は炭素循環の切り口で考えますと循環型社会への移行の兆しと捉えることができます。資源を循環利用する社会を目指してすでに世の中は動き出しており、本セッションでは数十年先の未来を見据えながら、炭素循環の観点からのプラスチック問題解決の現状と将来について議論します。
日時
10月22日(木)13:00〜16:55
会場
E会場
13:00-13:05
開会挨拶
田中 紳一郎(住友化学株式会社 技術・研究企画部)
13:05-13:50
E3-06
プラスチック問題対応政策はこれだけ広範囲
飯塚 康太(経済産業省 素材産業課 ・課長補佐)
13:50-14:40
E3-07
プラスチック問題に関する国際標準化の動きを知ろう
国岡 正雄(産業技術総合研究所 標準化推進センター・標準化オフィサー)
14:50-15:30
E3-08
プラスチックリサイクルプロセスはいろいろあるが最終結論はコレ
室井 高城(アイシーラボ ・代表)
15:30-16:10
E3-09
バイオ由来プラスチックは木質バイオマス利用から
辻 志穂(日本製紙株式会社 基盤技術研究所・主任研究員)
16:10-16:50
E3-10
CO2からのプラスチック製造の実現へ向けて
湯川 英明(株式会社CO2資源化研究所・代表取締役社長)
16:50-16:55
閉会挨拶
田中 紳一郎(住友化学株式会社 技術・研究企画部)
人間をデジタル化する~ウェアラブルデバイス~
担当委員:○髙橋 祐司(東洋紡株式会社)、涌井 渉(味の素株式会社)、山本 政宏(TOTO株式会社)
”Society5.0”を実現するには、IoTで全ての人とモノが繋がり、様々な知識や情報を共有させる必要があります。中でも、身に付けるIoT機器をウェアラブルデバイスと呼び、リアルタイムの生体情報を利用した様々なサービスが生まれています。本セッションでは、生体情報のセンシング技術と応用についての最新情報をご紹介頂きます。
日時
10月22日(木)9:20〜12:00
会場
F会場
9:20-9:25
開会挨拶
髙橋 祐司(東洋紡株式会社 イノベーション戦略部・主席部員)
9:25-10:15
F3-01
安心安全な未来社会実現に資するプリンテッド有機エレクトロニクス
時任 静士(山形大学 有機エレクトロニクス研究センター・センター長/卓越研究教授)
10:15-10:40
F3-02
生体情報計測のためのフィルム状導電素材と評価技術
清水 祐輔(東洋紡株式会社 コーポレート研究所 快適性工学センター・部長)
10:40-11:05
F3-03
感覚/感性を刺激して創り出す「運動したくなる」技術
塩澤 成弘(立命館大学 スポーツ健康科学部 ・教授)
11:05-11:30
F3-04
ウエアラブルデバイスを活用した現場作業員の新たな体調管理支援サービスの創出
藤尾 宜範(倉敷紡績株式会社 繊維事業部 事業開発推進部・副部長)
11:30-11:55
F3-05
人工知能が嚥下をはかる:ウェアラブルPCOT機器の社会実装
鈴木 健嗣(PLIMES株式会社・代表取締役社長/筑波大学 システム情報系・教授)
11:55-12:00
閉会挨拶
山本 政宏(TOTO株式会社 総合研究所・主席研究員)
AI(人工知能)は、果たして人間の味覚・嗅覚を越えることができるのか?? ~化学物質を分子レベルで感知するセンサの秘密に迫る~
担当委員:○山本 政宏(TOTO株式会社)、涌井 渉(味の素株式会社)、髙橋 祐司(東洋紡株式会社)
AIは将棋・囲碁の世界だけでなく、聴覚、視覚、触覚の分野でも、すでに人の感覚機能を超越しています。最後の砦、味覚・嗅覚はどうなっているのか?本セッションでは、「化学物質を分子レベルで捉える味覚や嗅覚の超高感度センシング技術」と「AIによる判別・同定技術」の最先端の研究について第一人者にお話しいただきます。
日時
10月22日(木)13:00〜17:00
会場
F会場
13:00-13:05
開会挨拶
山本 政宏(TOTO株式会社 総合研究所・主席研究員)
13:05-13:50
F3-06
【基調講演】AI・ディープラーニングの最前線と展望
松原 仁(東京大学 大学院情報理工学系研究科・教授)
13:50-14:25
F3-07
五感センサ最後の砦「嗅覚センサ」~高性能センサ素子MSSと人工知能による高度化~
吉川 元起(物質・材料研究機構(NIMS)機能性材料研究拠点 センサ・アクチュエータ研究開発センター ・グループリーダー/MSS開発センター・センター長/筑波大学 数理物質科学研究科・准教授)
14:25-15:00
F3-08
「ニオイの電子化」 AIにより実現へ~ニオイの解析 そのポイントとチャレンジの現場~
渡辺 純子(日本電気株式会社 バイオメトリクス研究所・主幹)
15:00-15:35
F3-09
香りや匂いを「見える化」する技術~嗅覚技術のインフラを構築し、社会課題の解決と人々の生活を豊かに~
松岡 広明(株式会社レボーン・代表)
15:45-16:20
F3-10
生体を模した味覚センサ~味覚センサによる味のものさし創りと味の見える化~
池崎 秀和(株式会社インテリジェントセンサーテクノロジー・代表取締役社長)
16:20-16:55
F3-11
Hypertaste: An AIassisted e-tongue for fast and portable fingerprinting of complex liquids
Patrick Ruch(IBM Research Europe, Rüschlikon, Switzerland・Research Staff Member)
16:55-17:00
閉会挨拶
涌井 渉(味の素株式会社 バイオ・ファイン研究所)
天然由来のすごい高分子が地球を救う?~基礎から実用化まで~
担当委員:○關 隆史(ENEOS株式会社)、渡辺 訓江(株式会社ブリヂストン)、沼田 圭司(理化学研究所)、佐藤 浩太郎(東京工業大学)
昨今、二酸化炭素の排出削減をはじめとした環境意識の高まりやSDGsに代表される社会的背景により、天然物由来の素材が注目を集めています。本セッションでは、自然界に幅広く存在する天然物に由来する高分子に研究の主眼をおき、基礎研究から実用化を目指した応用研究までシームレスに情報共有できる場を提供いたします。
日時
10月22日(木)9:20〜12:10
会場
G会場
09:20-09:25
開会挨拶
關 隆史(ENEOSエネルギー株式会社 機能材カンパニー・機能材研究開発部・プリンシパルリサーチャー)
09:25-10:05
G3-01
Microbial Plastic Factory: 天然ポリマーから創発した多元ポリ乳酸LAHB
田口 精一(東京農業大学 生命科学部・教授)
10:05-10:45
G3-02
天然ゴムの力学的特異性と今後の展開
角田 克彦(株式会社ブリヂストン 化工品基盤・先行技術開発本部・上席主幹研究員)
10:45-11:25
G3-03
産学連携によるバイオマスポリマーの開発と商品化~トチュウエラストマーの事例~
中澤 慶久(徳島大学 生物資源産業学部・教授)
11:25-12:05
G3-04
セルロースナノファイバー(裏山から来る材料)
矢野 浩之(京都大学 生存圏研究所・教授)
12:05-12:10
閉会挨拶
渡辺 訓江(株式会社ブリヂストン 先端材料本部・部長)
どうしてそうなる!?ナノカーボンの持つ無限の可能性
担当委員:○⼀川 尚広(東京農工大学)、辻 勇⼈(神奈川大学)、瀧宮 和男(理化学研究所/東北大学)、
⼭下 恭弘(東京大学)、加藤 隆(JNC株式会社)、岡本 敏宏(東京大学)
炭素材料であるフラーレン・カーボンナノチューブ・グラフェンの発見を経て、最近、合成法から機能展開まで目覚しい研究展開を遂げています。本セッションでは、合成技術・評価技術・機能分子化などの観点から本分野を牽引し続けている先生方に最先端のトピックスと今後の展望を講演していただきます。
日時
10月22日(木)13:00〜16:40
会場
G会場
13:00-13:05
開会挨拶
一川 尚広(東京農工大学 工学研究院・准教授)
13:05-13:45
G3-05
多形なカーボン材料開発
西原 洋知(東北大学 材料科学高等研究所・教授)
13:45-14:25
G3-06
カーボンナノチューブ・カーボンナノブラシの材料開発と用途展開
弓削 亮太(日本電気株式会社 システムプラットフォーム研究所・主幹研究員)
14:30-15:10
G3-07
剛直平面構造をもつ炭素π共役分子の合成と機能
辻 勇人(神奈川大学 理学部・教授)
15:10-15:50
G3-08
カーボンナノチューブ光触媒を利用する人工光合成
高口 豊(岡山大学 大学院環境生命科学研究科・研究教授)
15:55-16:35
G3-09
分子ナノカーボンの精密合成
伊丹 健一郎(名古屋大学 ITbM・教授)
16:35-16:40
閉会挨拶
瀧宮 和男(東北大学 大学院理学研究科・教授)
何でもくっつけよう・なぜくっつくの?~接着・接合技術の最新動向~
担当委員:○田嶌 一樹(産業技術総合研究所)、飯沼 洋介(日産化学株式会社)
近年、自動車や航空機の軽量化のためのマルチマテリアル構造を接着する異種材料接着技術が注目されています。また、IoT社会の到来により電子デバイスの接着技術の高度化も期待されています。さらには、医療用・生体用接着剤など新たな用途展開も進んでいます。本セッションでは幅広い接着関連技術について紹介します。
日時
10月22日(木)10:10〜16:55
会場
H会場
10:10-10:15
開会挨拶
田嶌 一樹(産業技術総合研究所 ナノ材料研究部門・主任研究員)
10:15-11:15
H3-01
【基調講演】生物規範工学に基づく粘接着技術の開発
藤井 秀司(大阪工業大学 工学部応用化学科・教授)
11:15-11:45
H3-02
生物体表に学んだ液体/固体の付着を抑制する機能材料
穂積 篤(産業技術総合研究所 極限材料研究部門 ・研究グループ長)
13:00-13:30
H3-03
材料力学から見た接着接合
佐藤 千明(東京工業大学 科学技術創成研究院・教授)
13:30-14:00
H3-04
アルミニウム合金とマグネシウム合金との異種材接合
森 久史(UACJ-産総研アルミニウム先端技術連携研究ラボ・特定集中研究専門員)
14:00-14:30
H3-05
自動車における構造接着技術の動向と課題
山本 研一(マツダ株式会社 技術研究所・主幹研究員)
14:50-15:20
H3-06
光硬化型接着剤の諸課題へのアプローチ~難接着、着色、硬化収縮応力~
大槻 直也(株式会社スリーボンド 研究開発本部)
15:20-15:50
H3-07
熱硬化性接着剤の硬化度・硬化挙動と硬化物の接着強度の評価事例紹介
瀬尾 亮平(株式会社住化分析センター テクニカルソリューション本部 千葉ラボラトリー)
15:50-16:20
H3-08
チタンでできた生体軟組織用の瞬間接着材
松本 卓也(岡山大学 大学院医歯薬学総合研究科・教授)
16:20-16:50
H3-09
カニ殻由来のバイオマス「キチン、キトサン」の生理機能と生体接着剤への応用
伊福 伸介(鳥取大学 大学院持続性社会創生科学研究科・教授)
16:50-16:55
閉会挨拶
飯沼 洋介(日産化学株式会社 企画本部・主査)
人生は自分で切り開くぞ!博士取得後のキャリアプラン
担当委員:○矢島 知子(お茶の水女子大学)、石田 玉青(東京都立大)、竹岡 裕子(上智大学)、田中 敬二(九州大学)、
桑田 繁樹(東京工業大学)、藤原 隆司(埼玉大学)、廣原 志保(宇部工業高等専門学校)
本セッションでは、博士号を取得すると何が違うのか、またどのような人生が描けるのかを、産学官の第一線で活躍されているベテラン・若手研究者の方々にご講演頂きます。講演を通じて、学生の皆さんが「自分が活躍する将来像」を具体的にイメージできるようにアドバイスを贈ります。
日時
10月22日(木)9:20〜12:00
会場
J会場
9:20-9:25
開会挨拶
矢島 知子(お茶の水女子大学 理学部・教授)
9:25-10:00
J3-01
やっぱり必要!博士号〜企業から女子大への道のり〜
村瀬 浩貴(共立女子大学 家政学部・教授)
10:00-10:20
J3-02
私が博士を目指した目標と現在のアカデミックキャリア
高原 茉莉(北九州工業高等専門学校・助教)
10:20-10:40
J3-03
博士号が導くインターナショナルエンジニアの道
有浦 芙美(アルケマ株式会社 京都テクニカルセンター・ビジネスディベロップメントマネージャー)
10:45-11:20
J3-04
女子学生こそ、博士進学の検討を
佐藤 縁(産業技術総合研究所 イノベーション人材部・室長)
11:20-11:55
J3-05
最先端科学を事業化projectに繋げる為の研究者の科学力、企画力、推進力
瀬戸山 亨(三菱ケミカル株式会社 Science & Innovation Center (SIC) Setoyama Laboratory・所長/Executive Fellow)
11:55-12:00
閉会挨拶
田中 敬二(九州大学 大学院工学研究院・教授)
化学のプレゼンに役立つKNOW-HOW (チュートリアル)
担当委員:○廣原 志保(宇部工業高等専門学校)、石田 玉青(東京都立大学)、竹岡 裕子(上智大学)、田中 敬二(九州大学)、
桑田 繁樹(東京工業大学)、矢島 知子(お茶の水女子大学)、藤原 隆司(埼玉大学)
報告書やプレゼンテーションで周りに差をつけられていませんか?高度な内容でもわかりやすく、より注目されるように世界に向けて発信するにはどうすればいいのか?本セッションでは、プレゼンテーションを魅力的にする様々な方法を紹介し、科学者・技術者のアピール力向上に大いに役立つコツを伝授します。
日時
10月22日(木)13:00〜17:00
会場
J会場
13:00-13:05
開会挨拶
廣原 志保(宇部工業高等専門学校 物質工学科・教授)
13:05-13:50
J3-06
受け手に優しいプレゼン資料のためのデザインの基本
高橋 佑磨(千葉大学 大学院理学研究院・助教)
13:50-14:35
J3-07
伝えるプレゼンのビジュアルデザイン
田中 佐代子(筑波大学 芸術系・教授)
14:35-15:20
J3-08
納得を生むプレゼンのKNOW-HOW
三輪 佳宏(理化学研究所 バイオリソース研究センター・遺伝子材料開発室長)
15:25-16:10
J3-09
楽しい英語プレゼン術:効果的スライドデザインと発表
Karthaus Olaf (千歳科学技術大学 理工学部応用化学生物学科・教授)
16:10-16:55
J3-10
ラクしてスライド用3D動画を作る
熊谷 直哉(公益財団法人 微生物化学研究会 微生物化学研究所・主席研究員)
16:55-17:00
閉会挨拶
石田 玉青(東京都立大学 大学院都市環境科学研究科・准教授)
今日から使える計算化学と測定法(チュートリアル)
担当委員:○桑田 繁樹(東京工業大学)、石田 玉青(東京都立大学)、竹岡 裕子(上智大学)、田中 敬二(九州大学)、
矢島 知子(お茶の水女子大学)、藤原 隆司(埼玉大学)、廣原 志保(宇部工業高等専門学校)
材料解析のために分析機器や計算化学を使ったことはあるけど、もう少しきちんと分かっておきたい、もう一段階レベルアップした使い方を知りたい、という気持ちはありませんか?本セッションでは、専門分野外の人でも、講演を聴いた今日から使いたくなる計算化学と材料解析手法をご紹介します。
日時
10月22日(木)13:00〜17:00
会場
K会場
13:00-13:05
開会挨拶
桑田 繁樹(東京工業大学 物質理工学院・准教授)
13:05-13:50
K3-01
今日から使えるガウシャン(Gaussian)
庄司 光男(筑波大学 計算科学研究センター・助教)
13:50-14:35
K3-02
計算化学による幅広く深い研究を目指して
吉澤 一成(九州大学 先導物質化学研究所・副所長/教授)
14:35-15:20
K3-03
金属クラスターのガウシアンを使った理論計算
奥村 光隆(大阪大学 大学院理学研究科・教授)
15:25-16:10
K3-04
今日から使える高分子材料解析法
田中 敬二(九州大学 大学院工学研究院・教授)
16:10-16:55
K3-05
NMRの原理とセットアップの注意点
朝倉 克夫(日本電子株式会社 科学・計測機器営業本部・主査)
16:55-17:00
閉会挨拶
竹岡 裕子(上智大学 理工学部・教授)

産学官R&D紹介企画

産学官R&D紹介企画では,「R&D展示ブース」,「R&Dセッション(講演)」および「ランチタイムセッション(講演)」を実施します。企画の趣旨は以下のとおりです。
①企業や国研が学生に向けて「事業や研究開発の概要」、「研究成果・技術・製品」、「キャリアパス」等々の情報を紹介し、学生が進路を考える契機となる場を提供する。
②企業(試薬、機器、受託等)、国研、大学が来場者に「技術や製品のPR」、「研究成果の発表」、「共同研究の提案」等々を行い、様々な連携や交流深耕の契機となる場を提供する。
本企画は回を重ねるごとに来場者も増え、年々注目度が増しています。多くの学生と産学官の研究者が全国からオンラインで集まるこの機を逃さず、是非これらの企画にご参加下さい。なお、①における企業と学生の交流に際しては、政府の「就職・採用活動日程に関する考え方」を遵守します。また、②で企業が実施する展示や講演においては、採用活動・営業活動にならないようご留意いただきます。

産学官R&D紹介企画 -R&D展示ブース-
担当委員:○山田 鈴弥(デンカ株式会社)、山田 泰司(花王株式会社)、奥野 崇(宇部興産株式会社)、松原 哲明(日本ゼオン株式会社)
会場で開催していたイメージそのままに、学生ポスターセッションと同時開催いたします。展示ブースを設置し、趣旨①あるいは②の内容で参加機関の研究開発アクティビティ等を紹介します。展示に際しては、資料だけでなく、製品サンプルの写真、デモンストレーションの動画なども活用して具体的にアピールします。出展者と来場者との距離が近いオンラインならではの特色を生かし、より深いコミュニケーションを図っていただけます。
日時
10月20日(火)10:00〜17:30
10月21日(水)10:00~17:30
10月22日(木)10:00~17:30
会場
R&D展示ブース会場
出展社一覧
別掲ページをご覧ください
会場案内図
別掲ページをご覧ください
産学官R&D紹介企画 -R&Dセッション(講演)-
担当委員:○山田 鈴弥(デンカ株式会社)、山田 泰司(花王株式会社)、奥野 崇(宇部興産株式会社)、松原 哲明(日本ゼオン株式会社)
参加機関の全体像やR&Dアクティビティ、技術トピックスや製品開発事例、PRしたい研究成果、人材育成やキャリアパス、連携事例やグローバル展開など、バラエティに富んだ様々な講演で参加機関の特徴をオンライン講演(リアルタイム配信)で紹介します。講演者は、研究開発の最前線に立つ研究者・技術者から管理部署のマネージャまで、参加機関により様々です。失敗・挫折・苦労のエピソードや、「これがうちの面白いところ」、「この技術は世界でうちが一番」といったユニークな話や自慢話など、日頃聴くことの少ない、企業や研究機関での研究開発や生産活動などを知る絶好の機会です。奮ってご参加下さい。
日時
10月20日(火)10:30-11:00
10月21日(水)10:30-11:00
10月22日(木)10:30-11:00
会場
K会場
10月20日(火)
10:30-11:00
帝人における技術DAKE JA NAIキャリアをふり返って
西村 文(帝人株式会社 ヘルスケア新事業部門 機能性食品素材事業推進班)
“DAKE JA NAIテイジン!”でおなじみの帝人、会社の歴史をふり返っても、自身のキャリアをふり返ってもまさに“DAKE JA NAI”の連続でした。大学発ベンチャーから始まったDNAがチャレンジを歓迎する風土の源泉にあります。素材開発、人財開発、水処理、機能性食品素材・・と経験する中で考えてきたことや楽しみなどをご紹介します。
10月21日(水)
10:30-11:00
昭和電工のものづくり ~計算科学と機能性モノマー~
坂田 優子(昭和電工株式会社 研究開発部)
加藤 智光(昭和電工株式会社 東長原事業所 開発グループ)
中陳 巧勤(昭和電工株式会社 融合製品開発研究所 計算科学・情報センター 計算科学グループ)
昭和電工グループは、有機・無機・金属の幅広い技術を融合させることで「個性派」な製品・技術の開発を行っています。
今回は世界TOPクラスの機能性化学メーカーを目指す私たちの個性派化学の例として、機能性モノマーの開発事例と、昭和電工の研究開発を支える計算科学についてご紹介します。
10月22日(木)
10:30-11:00
富士フイルムの研究開発 ー化学系事業を中心にー
澤田 真(富士フイルム株式会社 人事部)
世の中に新しい価値を生み出そうと、写真分野にとどまらず、業界の垣根を超えて事業を広げてきました。「どんなときでも変化を恐れない」これこそが富士フイルムの強みです。これからも、世の中の真のニーズを捉え、人々が「ワクワク」する「製品」「技術」「サービス」を生み出し続けます。
産学官R&D紹介企画 -ランチタイムセッション(講演)-
担当委員:○山田 鈴弥(デンカ株式会社)、山田 泰司(花王株式会社)、奥野 崇(宇部興産株式会社)、松原 哲明(日本ゼオン株式会社)
お昼の時間帯に行われるオンライン講演(リアルタイム配信)で、参加機関の全体像やR&Dアクティビティ,PRしたい研究成果や製品開発事例,人材育成やキャリアパス,連携事例やグローバル展開など,参加機関が工夫を凝らした種々のプログラム内容となっております。奮ってご参加下さい。
日時
10月20日(火)12:00〜13:00 花王株式会社
10月22日(木)12:00〜13:00 デンカ株式会社
会場
K会場
花王株式会社ランチタイムセッション ~最新のファインファイバー(極細繊維)技術の開発~
繭のような極細繊維を肌に直接噴きつけることで、軽く、やわらかく、自然な極薄膜を肌表面につくる「ファインファイバー技術」は、スキンケア、メイクといった化粧品以外にも美容や医療領域など幅広い分野における可能性を秘めています。この革新的な技術の開発ポイントと化粧品への実用化例をご紹介します。
日時
10月20日(火)12:00〜13:00
会場
K会場
12:00-12:05
開会挨拶
前田 晃嗣(花王株式会社 研究戦略・企画部・部長)
12:05-12:35
D-ES(ダイレクトエレクトロスピニング)法によるファインファイバー技術の開発
東城 武彦(花王株式会社 加工・プロセス開発研究所・上席主任研究員)
12:35-12:55
ファインファイバー技術の化粧品への応用
内山 雅普(花王株式会社 スキンケア研究所・主任研究員)
12:55-13:00
閉会挨拶
前田 晃嗣(花王株式会社 研究戦略・企画部・部長)
デンカ株式会社ランチタイムセッション
デンカ(株)は、セラミックス、合成樹脂、合成ゴムなどの素材から、電子材料、住宅建材、食品包装材料、医薬品など、様々な製品を生産する化学会社です。当社の概要や製品群、研究開発体制をご紹介するとともに、研究部門全体のシナジー効果やオープンイノベーションによる製品開発についてお話しします。また、デンカの各分野の専門家が出席して、参加者のご質問・ご意見に答えながらパネルディスカッションを行います。
日時
10月22日(木)12:00〜13:00
会場
K会場
12:00-12:30
デンカの製品群とオープンイノベーションによる研究開発
山田 鈴弥(デンカ株式会社 研究推進部 主幹研究員)
12:30-12:50
パネルディスカッション/”化学を生かして、未知のトビラをひらくこと”

学生ポスター発表

学生と産学官の先端研究者が議論し交流することを目的として,学生ポスターセッションを実施します。審査を希望する発表については,「発表者の研究への寄与」,「質疑応答」,「研究の独自性と発展可能性」などを基準に産業界とアカデミアの審査員が審査し,優秀な発表に対して「優秀ポスター発表賞」が授与されます。中でも最も優れた発表に贈られる「最優秀ポスター発表賞(CSJ化学フェスタ賞)」には副賞を贈呈するとともに,「化学と工業」誌(2021年1月号)へ受賞者コメントを掲載します。また,会場では同時に産学官R&D紹介企画の「R&D展示ブース」が開催され,学生と企業研究者の交流がより一層促進される場を提供します。

学生ポスター発表
担当委員:○藤原 隆司(埼玉大学)、新垣 篤史(東京農工大学)、大内 誠(京都大学)、
中村 修一(名古屋工業大学)、橋詰 峰雄(東京理科大学)、山口 和也(東京大学)
日時
10月20日(火)10:00~12:00(P1)、13:00~15:00(P2)、15:30~17:30(P3)
10月21日(水)10:00~12:00(P4)、13:00~15:00(P5)、15:30~17:30(P6)
10月22日(木)10:00~12:00(P7)、13:00~15:00(P8)、15:30~17:30(P9)
プログラム
別掲ページをご覧下さい。

公開企画

10月20日(火)
開会式
日時
10月20日(火)10:30〜10:40
会場
A会場
10:30-10:40
開会の挨拶
小林 喜光(日本化学会・会長/株式会社三菱ケミカルホールディングス・取締役会長)
加藤 隆史(CSJ 化学フェスタ実行委員会・委員長/東京大学 大学院工学系研究科・教授)
2020ノーベル賞解説講演
担当委員:○加藤 隆史(東京⼤学)
本年度のノーベル賞の内容を、分かり易く解説する講演会を実施いたします。
日時
10月20日(火)10:40〜12:00
会場
A会場
10:40-10:50
趣旨説明
加藤 隆史(CSJ 化学フェスタ実行委員会・委員長/東京大学 大学院工学系研究科・教授)
10:50-12:00
“ゲノム編集”その概念と技術革命
野村 渉(広島大学 大学院医系科学研究科(薬)・教授)
2020年のノーベル化学賞はCRISPR-Cas(クリスパーキャス)システムの発見者として知られるEmmanuelle Charpentier博士とJennifer A. Doudna博士のお二人が“for the development of a method for genome editing”という名目で受賞されました。今ではニュースなどでもよく目にする“ゲノム編集”について、その基本的な概念を解説し、生命科学だけでなく医療、育種など“生き物”の関わる多様な分野に革命とも言える変化をもたらした技術の様々な応用例を紹介するとともに、DNA結合タンパク質を研究主題の一つとしてきた講演者の視点からこれまでの研究分野の歴史を振り返り、大まかな研究の流れから受賞に至った経緯を読み解きます。
10月22日(木)
健康寿命をのばすコツは?~動く・歩く、筋トレを化学する~
担当委員:○辻 一誠(日揮ユニバーサル株式会社)、椛島 真一郎(ライオン株式会社)、杉山 由紀(株式会社資生堂)
普段から体を動かすことで、生活習慣病、メタボリックシンドローム、認知症などを予防できるといいます。ウォーキング、体操、運動や笑いなどの身体活動の役割を化学の視点でとらえ専門の先生方から分かり易くお話しして頂きます。健康に興味を持つ一般の方から化学者まで多くの方のご参加をお待ちしています。
日時
10月22日(木)13:00〜16:45
会場
B会場
13:00-13:05
開会挨拶
辻 一誠(日揮ユニバーサル株式会社 開発センター)
13:05-13:45
B3-09
より良い運動習慣を身につけるために中高齢者における運動効果を考える~運動によって変わること、変わらないこと、気をつけること~
石井 博之(杏林大学 保健学部・教授)
13:45-14:15
B3-10
運動で免疫力を高めよう!~ウイルスや細菌への耐力を!~
枝 伸彦(独立行政法人 日本スポーツ振興センター 国立スポーツ科学センター・研究員)
14:15-14:45
B3-11
「歩く力」の見える化技術で人生100年時代を応援
仁木 佳文(花王株式会社 パーソナルヘルスケア研究所)
15:00-15:30
B3-12
汗をかかない運動でも健康に効果があるの?~自宅でできる健康づくり~
神野 宏司(東洋大学 ライフデザイン学部・教授)
15:30-16:00
B3-13
たくさん笑って健康長寿~笑う門には福きたる!~
高柳 和江(一般社団法人癒しの環境研究会・理事長/笑医塾・塾長)
16:00-16:40
B3-14
認知症を予防する運動とは?~認知機能改善エクササイズの紹介~
寺山 圭一郎(東邦大学医療センター佐倉病院 リハビリテーション部・副技師長)
16:40:16:45
B3-15
閉会挨拶
椛島 真一郎(ライオン株式会社 生産技術研究本部 プロセス技術研究所)

コラボレーション企画

担当委員:○村田 英明(株式会社島津製作所)、○高島 義徳(大阪大学)、角田 徹(三井化学株式会社)、田中賢(九州大学)、
田嶌 一樹(産業技術総合研究所)、山内 正一(東ソー株式会社)、広田 耕一(量子科学技術研究開発機構)

各機関からの情報発信により産学官の交流深耕,連携促進の一助とすることを目的として,コラボレーション企画を実施します。どの企画も参加者にとって興味深く有益な情報が得られる場ですので,積極的にご参加下さい。

10月20日(火)
文科省科研費新学術領域研究「「生命金属科学」分野の創成による生体内金属動態の統合的研究」
特別企画:生命の金属活用戦略を知る!
企画担当:津本 浩平(東京大学)、古川 良明(慶應義塾大学)、鈴木 道生(東京大学)
担当委員:〇髙島 義徳(大阪大学)
鉄・銅・亜鉛に代表されるように、いくつかの金属元素は生命にとって重要な働きを担っています。生命現象を司る金属(生命金属)の働きを、原子から個体のレベルまで一気通貫的な理解を目指す新たな研究分野「生命金属科学」について紹介します。化学と金属元素との関わりに重要な情報が得られると期待されている分野です。
日時
10月20日(火)13:00〜16:40
会場
A会場
13:00-13:10
開会挨拶
津本 浩平(東京大学 大学院工学系研究科・教授)
13:10-13:50
A1-02
「生命金属科学」のめざすところ
城 宜嗣(兵庫県立大学 大学院生命理学研究科・教授)
14:00-14:25
A1-03
生命金属動態の維持〜植物のホウ酸トランスセプター〜
高野 順平(大阪府立大学 大学院生命環境科学研究科・教授)
14:25-14:50
A1-04
生命金属動態の破綻がもたらす神経変性疾患の発症
古川 良明(慶應義塾大学 理工学部・教授)
15:00-15:25
A1-05
生命金属動態を攪乱してメラニン色素生成を制御する
神戸 大朋(京都大学 大学院生命科学研究科・准教授)
15:25-15:50
A1-06
生命金属動態の計測技術によって明かされるセレンの代謝
小椋 康光(千葉大学 大学院薬学研究院・教授)
16:00-16:30
A1-07
藻類の金属吸着メカニズムの理解と応用
蓑田 歩(筑波大学 大学院生命環境科学研究科・助教)
16:30-16:40
閉会挨拶
津本 浩平(東京大学 大学院工学系研究科・教授)
文科省科研費新学術領域研究「発動分子科学:エネルギー変換が拓く自律的機能の設計」
特別企画:発動分子科学の挑戦~「分子が働く世界」の創造へ~
企画担当:〇上野 隆史(東京工業大学)・長門石 曉(東京大学)・景山 義之(北海道大学)
担当委員:〇髙島 義徳(大阪大学)・宍戸 厚(東京工業大学)
生命は、「分子の機械的な動き」に「エネルギー変換」の仕組みをもたせることで、これまでの化学では創り出せない機能を発現しています。新学術領域「発動分子科学」では、この生体内で働いている分子機械を理解し、「分子が働く新しい世界」の創造を目指しています。本企画では、この発動分子の研究成果を紹介します。
日時
10月20日(火)9:20〜12:05
会場
B会場
9:20-9:25
開会挨拶
金原 数(東京工業大学 生命理工学院・教授)
9:25-9:45
B1-01
タンパク質とDNAで作る微小機械
古田 健也(情報通信研究機構 未来ICT研究所・主任研究員)
9:45-10:00
B1-02
ターゲットと相互作用して開閉するDNAオリガミ分子機械の高速AFMによるリアルタイム観察
葛谷 明紀(関西大学 化学生命工学部・教授)
10:00-10:20
B1-03
蛋白質会合を制御するリガンドの物理化学的探索
長門石 曉(東京大学 医科科学研究所・特任准教授)
10:20-10:40
B1-04
蛍光1分子観察法による細胞膜中の分子の動態と機能の解明:会合体形成とダイナミクス
笠井 倫志(京都大学 ウイルス・再生研・助教)
10:45-11:05
B1-05
群れることで機能創発する分子システム
角五 彰(北海道大学 理学研究院・准教授)
11:05-11:20
B1-06
階層化発動ナノゲルによる新機能創出
鈴木 大介(信州大学 繊維学部・准教授)
11:20-11:40
B1-07
分子動力学シミュレーションによる生体分子の動的構造解析
池口 満徳(横浜市立大学 生命医科学研究科・教授)
11:40-12:00
B1-08
発動分子のエネルギー戦略:1分子実験でエナジェティクスを測る
鳥谷部 祥一(東北大学 工学研究科・准教授)
12:00-12:05
閉会挨拶
上野 隆史(東京工業大学 生命理工学院・教授)
10月21日(水)
Royal Society of Chemistry (RSC)
特別企画:学術コミュニケーション入門~論文執筆・ピアレビューからキャリアまで~
企画担当:浦上 裕光(Royal Society of Chemistry)
担当委員:〇村田 英明(株式会社島津製作所)
本企画では、出版のプロが英語での原稿・論文執筆に関するノウハウや論文掲載の合否を決める査読プロセスの要点を提供します。「オープンアクセスって何?」では,その背景や動向を交えて解説し、「編集・出版というキャリア」では有名出版社でエディターとして活躍されている方々に仕事の内容や業務体験談をお話頂きます。
日時
10月21日(水)9:45〜12:05
会場
A会場
09:45-09:50
開会挨拶
浦上 裕光(Royal Society of Chemistry・RSC Japan Manager)
09:50-10:20
A2-01
原稿準備の基本とノウハウ、エディターからの助言
浦上 裕光(Royal Society of Chemistry・RSC Japan Manager)
10:25-10:55
A2-02
査読プロセス:投稿から出版まで
植村 卓史(東京大学 大学院新領域創成科学研究科・教授/Dalton Transaction・Associate Editor)
10:55-11:20
A2-03
オープンアクセスって何?オープンアクセスの現状とRSCの取り組み
浦上 裕光(Royal Society of Chemistry・RSC Japan Manager)
11:25-12:00
A2-04
編集・出版というキャリア
小泉 真一 (シュプリンガー・シニア・エディター・化学・材料科学分野担当)
上田 倫久(MDPI・Assistant Editor)
12:00-12:05
閉会挨拶
浦上 裕光(Royal Society of Chemistry ・RSC Japan Manager)
文科省科研費新学術領域研究「水圏機能材料:環境に調和・応答するマテリアル構築学の創成」
特別企画:水に調和して機能を発揮する材料をつくる(1)
企画担当:髙島 義徳(大阪大学)、辻 勇人(神奈川大学)
担当委員:髙島 義徳(大阪大学)
本新学術領域は「水」の存在下において環境と調和・相互作用しながら機能を発現する材料を「水圏機能材料」と定義し、研究を行っております。「水」と「材料」の相互作用を分子レベル・ナノ集合レベルでとらえ、電子・イオン機能性、バイオ・環境機能性、メカノ機能性を発揮する水圏機能材料について紹介いたします。
日時
10月21日(水)9:40〜11:50
会場
B会場
9:40-9:45
開会挨拶
加藤 隆史(東京大学 大学院工学系研究科・教授)
9:45-10:10
B2-01
水圏機能材料とは-その目指すもの
加藤 隆史(東京大学 大学院工学系研究科・教授)
10:10-10:30
B2-02
水圏機能材料創製のための環境応答性機能分子の精密合成
武田 洋平(大阪大学 大学院工学研究科・准教授)
10:30-10:50
B2-03
水圏機能材料創製のためのバイオ機能高分子と水の相互作用制御
福島 和樹(東京大学 大学院工学系研究科・准教授)
10:50-11:10
B2-04
先端分析法の統合による水圏機能材料の界面のナノ構造解析
菱田 真史(筑波大学 数理物質系化学域・助教)
11:20-11:35
B2-05
水圏で機能する有機トランジスタによる分子認識
南 豪(東京大学 生産技術研究所・准教授)
11:35-11:50
B2-06
環境応答型の水圏機能ペプチド材料の創製
若林 里衣(九州大学 大学院工学研究院・助教)
花王&新学術領域研究「水圏機能材料」
特別企画:感染症と向き合う社会における化学
企画担当:井上 滋登(花王株式会社)、田中 求(ハイデルベルク大学)、山田 泰司(花王株式会社)
担当委員:○村田 英明(株式会社島津製作所)
新型コロナウイルスがもたらした難局において,細菌やウイルスなどによる感染の脅威や不安を払拭する方法や感染の予防方法などは,今後の生活行動を考える科学基盤となります。本セッションでは,化学・生化学的な視点でこのような衛生課題に資する技術基盤や応用研究について紹介します。
日時
10月21日(水)13:00〜16:30
会場
B会場
13:00-13:05
開会挨拶
蓮見 基充(花王株式会社 衛生科学研究センター・執行役員/センター長)
13:05-13:55
B2-07
【招待講演】殺菌・抗菌の物理化学:界面から読み解くケミカルの機能
田中 求(ハイデルベルク大学/京都大学・教授)
13:55-14:15
B2-08
放射光を用いたバクテリアへの抗菌剤の作用機序の解明
振角 一平(花王株式会社 解析科学研究所・主任研究員)
14:25-14:45
B2-09
カテキンームチン相互作用に着目した上気道感染症の予防
中島 雄(花王株式会社 パーソナルヘルスケア研究所)
14:45-15:05
B2-10
殺菌によらない手指の菌制御技術 ~バイオフィルム除去と手荒れ改善~
浅岡 健太郎(花王株式会社 ハウスホールド研究所・主任研究員)
15:05-15:45
B2-11
【招待講演】微生物を付着しにくくする高分子界面の創製
高原 淳(九州大学 先導物質化学研究所・教授)
15:45-16:25
B2-12
【招待講演】生体界面を突破するための製剤設計
川上 亘作(物質・材料研究機構/筑波大学 ・教授)
16:25-16:30
閉会挨拶
田中 求(ハイデルベルク大学/京都大学・教授)
10月22日(木)
文科省科研費新学術領域研究「水圏機能材料:環境に調和・応答するマテリアル構築学の創成」
特別企画:水に調和して機能を発揮する材料をつくる(2)
企画担当:髙島 義徳(大阪大学)、辻 勇人(神奈川大学)
担当委員:髙島 義徳(大阪大学)
本新学術領域は「水」の存在下において環境と調和・相互作用しながら機能を発現する材料を「水圏機能材料」と定義し、研究を行っております。「水」と「材料」の相互作用を分子レベル・ナノ集合レベルでとらえ、電子・イオン機能性、バイオ・環境機能性、メカノ機能性を発揮する水圏機能材料について紹介いたします。
日時
10月22日(木)9:25〜12:00
会場
B会場
9:25-9:45
B3-01
水圏機能材料の先端構造・状態解析
原田 慈久(東京大学 物性研究所・教授)
9:45-10:05
B3-02
計算科学による水圏機能材料の設計
鷲津 仁志(兵庫県立大学 大学院シミュレーション学研究科・教授)
10:05-10:20
B3-03
水圏において多数の水分子が協奏して引き起こされる水素結合ダイナミクス
金 鋼(大阪大学 大学院基礎工学研究科・准教授)
10:20-10:35
B3-04
超空間デザイン無機結晶の水圏界面における機能開拓
手嶋 勝弥(信州大学 先鋭材料研究所/工学部物質化学科・教授)
10:45-11:05
B3-05
水圏機能材料のバイオ・環境機能開拓
田中 賢(九州大学 先導物質化学研究所・教授)
11:05-11:20
B3-06
原子レベルで制御された水圏有機材料の水和-界面相互作用の解析
林 智広(東京工業大学 物質理工学院・准教授)
11:20-11:35
B3-07
水圏環境下でイオン・分子認識機能を発現するグラフェン機能材料の開拓
上野 祐子(中央大学 理工学部応用化学科・教授)
11:35-11:55
B3-08
水圏機能材料のメカノ機能開拓
髙島 義徳(大阪大学 高等共創研究院/大学院理学研究科・教授)
11:55-12:00
閉会挨拶
田中 賢(九州大学 先導物質化学研究所・教授)
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