会 期:2015年10月13日(火)~15日(木)
会 場:タワーホール船堀
問い合わせ:公益社団法人日本化学会 企画部
Mail festa@chemistry.or.jp / Tel 03-3292-6163
主催:公益社団法人日本化学会
後援(予定):
文部科学省,
経済産業省,
国立科学博物館,
科学技術振興機構,
日本化学工業協会,
新化学技術推進協会,
産業技術総合研究所,
理化学研究所,
日本原子力研究開発機構,
物質・材料研究機構,
江戸川区
2015/10/12 ノーベル賞解説講演会 プログラム更新
2015/10/10 意外な所に分離膜 講師変更 大杉高志 氏 → 福井 佑 氏 (積水化学工業株式会社 水浄化事業推進グループ)
2015/10/08 ノーベル賞解説講演会 プログラム更新
2015/10/06 学生ポスター 発表中止 P6-094
2015/09/08 学生ポスター 発表中止 P7-056
物質の分離精製は、化学、バイオ、エネルギーなどすべての工業プロセスで重要な役割を果たしており、環境問題に対するキーテクノロジーでもあります。また私たちの体の中でも有害物の除去や栄養分・酸素の吸収など分離精製は非常に重要です。その分離精製機能を化学の力で再現したものが分離膜です。本セッションでは、微細構造制御により高度分離が可能となり、実用化が急速に進みつつある膜分離の最前線をわかりやすく紹介します。
経済発展、環境汚染、エネルギー&食糧需要増大のトリレンマからの脱却を目指す世界の潮流と日本の再生可能エネルギー政策を踏まえ、太陽エネルギー利用の新展開・新技術を中心に話題提供致します。現在の太陽エネルギー利用の中心である太陽光発電では、発電効率およびコストのブレイクスルーが期待される新材料の研究を紹介します。一方、太陽の恵みを貯蔵・利用しやすい形に変換する人工光合成の進展についても紹介します。
10月14日(水)
~太陽エネルギー利用の未来に向けて~
~光で電気をどうやって作るのか? 化学の出番です!~
~新たな材料が太陽電池の未来を切り開く~
10月15日(木)
~夢ではない人工光合成~
定置用燃料電池(エネファーム)の普及や、燃料電池自動車の市場投入等、水素エネルギーの利用活用が注目される中、今後も水素発電等の大規模水素利用の実現が期待されています。水素社会の実現のためには、安価で安定的な水素の調達に加えて、水素の輸送・貯蔵等に関わるインフラ整備及び、その利用技術の開発が重要となります。本セッションでは、水素社会の実現に必要なキーテクノロジーの現状と今後の課題について紹介します。
サステナブル社会の実現に向けた二次電池の研究開発は、世界規模での競争が続いています。本セッション前半では、二次電池の基礎にはじまり、我が国の研究開発動向、これから何が必要かについて様々な視点から御講演をいただきます。後半では、次世代技術として注目を集めている「ナトリウム、マグネシウムイオン電池」「全固体電池」に関する御講演をいただきます。我が国で二次電池の研究開発を成功させるために「これから何が必要か?」について、産官学の交流深耕を図りながら聴講者の皆様とともに考えていきたいと思います。
「学会に参加しても先進技術について全然わからない……」ということはありませんか? 最近の科学技術の発展は大変スピーディで、自分の専門分野以外には疎くなりがちです。本セッションでは、「エネルギーの貯蔵や変換」に焦点を当て、それぞれの分野で活躍されている4名の講師に、「まず何を理解しておくべきか?」「何ができて当たり前なのか?」「何を目指し、何ができたらすごいのか?」をご自身の体験談なども交えて専門分野外の人にもわかりやすく紹介していただきます。学生にとっては自分の専門分野以外の研究に興味を持つきっかけを、企業研究者には新しいシーズ探索のきっかけを提供します。
「触媒の活用」は、人類が最も古くから取り組んできた化学技術です。自らは変化せず原材料を製品に効果的に誘導する都合のよい化学反応のことです。私達にとって、知らないだけで大変身近にお世話になっている「化学」です。本セッションでは、日本発の世界に冠たる技術として「光を使った触媒反応」をキーワードに、LED応答可視光触媒、人工光合成、モノ造りへの応用、発光・エネルギー変換、生活への利用などについて、最新の研究成果を講演して頂きます。
まず、展示サンプルに触ってもらいます。近年、異種材料接合による複合材料の開発が多数報告されています。それらの中には、産業上有益なものがあるのはもちろんのこと、メカニズム的にも興味深いものが多くあります。本セッションでは、当該分野における最新科学技術とともに、産業上のニーズや使われ方についても紹介します。
エレクトロニクス、情報通信、エネルギー、医療など様々な産業分野で光科学技術の応用が進む中、新たなビジネスチャンスを開拓するためには、これまでにない特性を持った光機能性物質が不可欠です。「発光錯体」は強い発光を有し、分子レベルで発光性能を自在に制御可能であることから、様々な目的に合わせた機能を引き出すことができます。今大学で注目されている「発光錯体」の研究開発最前線を報告し、産業応用の可能性を紹介します。
有機エレクトロニクスは、有機合成、構造機能化学を基盤とした材料化学と固体物理や応用物理などとの学際研究を経て次世代エレクトロニクス技術へと飛躍が期待されている研究分野です。本セッションでは、材料の設計や開発時に必要とされる半導体分子に求められる要件について、固体物理、計算シュミュレーション、デバイス解析、エレクトロニクスといった異なる分野の第一線の先生方にご講演いただき、異分野からの半導体材料に対する要請を化学の言葉に翻訳することを目指します。
生体が持つ自己修復作用を人工的な材料に組み込む研究開発が盛んになされています。損傷や変形を受けた部分を自然に治癒させる材料は機能性コーティングやフィルム、アクチュエーターなどの幅広い応用が可能です。本セッションではこのような自己修復・形状記憶材料の開発に関しての講演だけでなく、実演も通して、これら生体模倣型機能性材料の理解を深めることを目的とします。
化学・医療・エレクトロニクスなどの幅広い分野で、機能材料は人類の豊かな暮らしを支える重要な鍵となっています。テクノロジーや生活様式の高度化に伴い、より優れた機能や高い性能をもつ新素材の開発は、常に不可欠です。本セッションでは、有機化学や高分子をベースに、これまでの方法では実現不可能であった新しい構造や機能をもつ新素材などの開発を行っている研究者にご登壇いただきます。これからの日本の産業を支えうる近未来的な研究を、大学と企業の共同研究例を交えて紹介します。また、「学問的研究から製品化へのチャレンジ」というテーマでパネルディスカッションをおこないます。
モノのインターネット(IoT)技術が注目を集める中、生体計測を目指した多種多様なウェアラブルデバイスが市場に投入されています。特に、ヘルスケアを目的としたウェアラブルデバイスは、装着感の問題、計測精度の問題を克服できれば、社会を変える大きな波及効果が期待されています。本セッションでは、「曲がる、伸びる、正確に測れる」次世代ウェアラブルセンサー技術、特に機能性材料、応用技術の研究について紹介します。
グラフェンは従来の物質では不可能な機能を実現する21世紀の新素材です。2010年のノーベル賞以来のグラフェンの構造や物性に関する基礎的な研究成果を踏まえ、現在、世界中、様々の分野で実用化研究が行われています。本セッションでは、グラフェンの応用と実用化にフォーカスした研究開発の最前線を紹介します。
現状と展望
実用化の最前線
21世紀社会の根源的な課題は安心安全でエネルギー消費の少ない低炭素社会の実現です。その最善の道は、すべてのモノがネットワークに繋がるIoT、またどんなに遠く離れていても、人と人とが相互に結ばれる臨場感あふれた高度コミュニケーション社会の構築であり、そのためには光を最大限に生かす革新的な情報通信技術の開発が不可欠です。本企画では、光技術を、広範な産業技術へと道を拓く基盤であるフォトニクスポリマーの最新の研究を紹介します。
有機合成化学は、革新的な「新分子」を創り出すことのできる「技」であり、この技はこれまで、医農薬、あるいは機能性材料などを次々と生み出して、現代社会の発展に大きく貢献してきました。本セッションでは、様々な分野の第一線で活躍する有機合成化学者が、今後、さらに豊かな社会の実現を夢見て、新反応や新分子を創り出す「技」に対して日々、どのように磨きをかけ、そして新たな「技」を習得するためにいかに努力し挑戦しているかを紹介します。
”身近な泡”に比べてずっと小さな泡を”ファインバブル”といいます。その中でも1マイクロメートルより小さく目では見えない泡”ウルトラファインバブル”が最近注目されています。ファインバブルは電荷を帯びたり、超高圧を持ったり、衝撃波を出したり身近な泡とは異なる振る舞いをします。このユニークなファインバブル化学は、今まさに薬品、医療、半導体、植物育成等に応用されはじめ、健全なファインバブル産業を育てるために、日本を中心に国際標準化が進んでいます。本テーマでは、ファインバブルの基礎や分析方法の最新技術動向、産業分野における応用展開について、第一線の研究者および技術者の方に講演して頂きます。
マイクロ流路は、反応場、物質輸送、センシングなどを行うことができ、「チップ上の小さな実験室」として、多様な展開が期待されています。本セッションでは、産官学から多様な視点を持つ研究者をお招きし、小さな実験室からどんな未来のデバイスが描けるのか? について御講演いただきます。さらに、デバイスや動画とともに講師陣と交流する時間を設け、マイクロ流路から広がる大きな可能性を御参加の皆様とともに考えたいと思います。
群馬県の富岡製糸場は日本の製糸業を支えた重要拠点の1つであり、世界からその価値を認められ2014年に世界文化遺産として登録されました。絹糸や蚕に関わる基幹技術をベースとして、今日では高強度繊維や医薬品開発など最先端の化学が展開されています。本セッションでは、富岡製糸場の話のほかに、養蚕業から新しい産業を生み出す取り組みや、化学の叡智を集めた合成繊維の開発についてもご紹介いたします。
抗菌・除菌加工製品は、日本では快適と安心をプラスする機能として、日用品から住宅設備や病院まで広く私たちの生活空間に浸透しています(2012年度 抗菌・除菌加工製品市場1兆円強と推定)。また、近年ではこれらの製品の輸出が国を挙げて図られています。本セッションでは、この世界に受け入れられている抗菌・除菌の最前線の技術をご紹介し、技術者として知り、消費者として考える場を提供します。
私たちが手で触って感じる「なめらかさ」、「柔らかさ」、「しっとり感」、「ざらつき」といった人肌感触は、コスメ・トイレタリー・ファブリックなど身近な生活用品の情緒価値を決めたり、また医療福祉・通信分野では重要な診断情報や意思伝達を行ったりする手段として活用されています。私たちの経験・情緒・心理など高度な判断要素が加わった官能情報を、複数の物理量で計測し、合成再現する研究が盛んに進んでいます。本セッションでは、触感認知の最新情報と、それを活用した製品技術、さらに医療・通信分野で進んでいる触感伝達の技術を紹介し、その可能性を議論します。
将来の社会ニーズを先取りし、国内外の大学や企業が最先端の技術、人材、アイデアを持ち寄ることで「未来を変える製品・サービス」を開発する全く新しい発想の研究拠点「ナノ医療イノベーションセンター(iCONM)」が始動しています。医療にかかる手間やコスト、距離を意識することなく、病気や治療から開放され、日常生活の中で自立的に健康を手にすることができる「スマートライフケア社会」の実現を目指している研究内容を紹介します。
私たちの健康な暮らしのために、医薬・バイオ研究は必要です。多くの創薬研究者が新薬開発を目標に日夜研究を進め、化学、生物学、医学などの最先端科学を「クスリ」という形に変えています。また、バイオ技術を利用した創薬や新たな機能性食品、医療機器にも目が向けられています。本セッションでは、産学医の第一線の研究者および臨床医が、医薬品や機能性食品、医療機器の研究開発についての実例から、研究のブレイクスルーとなるような新たな展開をどのように見いだしたかを紹介していただくと同時に、さらなる発展へ向けて今後の化学に何を期待しているかを語っていただきます。
これまでに、薬の候補となるような、重要な生理活性を持つ「分子」が天然から探索され、あるいは有機合成化学によって創り出されてきました。今、これらの「分子」が生体内でどのように働いて様々な機能を生み出すのかを調べることが、最も重要なトピックのうちの1つとなっています。このような研究は、「ケミカルバイオロジー」として、大学、研究所から製薬企業にいたるまで多くの研究者によって盛んに研究されています。本セッションでは、最新の「ケミカルバイオロジー」研究について紹介し、「分子」の生体内機能を調べる新しい化学について考えます。
理論・情報・計算化学に基づく様々な手法が産官学を問わず急速に普及しています。エクサ級スパコン計画が進む中、理論・情報・計算化学はこれからどのように展開していくのでしょうか。今回は、スパコンの産業応用に注目し、様々な活用事例をご紹介いただき、今後どのような技術が必要になるかを議論します。また、学生ポスター発表や企業ショートレビューを通じて、学生と企業研究者の交流を深めましょう。
報告書やプレゼンテーションで周りに差をつけられていませんか? 自分の研究や仕事の成果が論文審査員や上司に評価してもらえずに悩んでいませんか? 成果を正しく評価してもらうためには、高度な内容でもわかりやすく、より注目されるように世界に向けて発信することが重要です。そこで本セッションでは、科学リテラシーを含む論文発表に関する講演や、日本人にありがちなミスをしないための英語発表に関する講演、プレゼンテーションを魅力的にする様々な方法を紹介する講演を通して、科学者・技術者のアピール力向上に大いに役立つコツを伝授します。
産官学を問わず、男女共同参画はこれからの科学技術分野の発展においてとても重要な課題であり、多様な取り組みが行われています。前回の好評をうけて今回も、様々な機関において活躍されている女性研究者と女子学生・大学院生の交流を目的として企画を開催します。ステップアップを目指す女性研究者たちが、研究者を目指す女子学生・大学院生に、研究者として活躍する自分の将来像を具体的にイメージできるようなアドバイスや励ましを贈ります。多くの女子学生・大学院生の参加をお待ちします。
産学官R&D紹介企画は、学生ポスターセッションに参加する学生をはじめ、CSJ化学フェスタに参加する企業・大学・国研の方々に向けて、 産学官の諸機関がおのおのの研究開発アクティビティを紹介するものです。本企画は回を追うごとに参加者も増え、年々注目度が増しています。 今回も前回同様、企業だけでなく大学や国研など幅広く参加機関を募ります。学生や大学・国研などへ向けた企業のR&D活動PR、 企業へ向けた大学や国研の研究シーズPR、共同研究や連携を意図した研究内容の紹介など、産学官の連携と交流を深耕する契機として、是非この機会をご活用下さい。 なお、企業と学生の交流に関しては、日本経済団体連合会の「採用選考に関する企業の倫理憲章」を遵守した運営を行います。
参加機関の研究開発アクティビティを展示ブースで紹介します。 全体像や研究方針・製品などの一般的な紹介だけでなく、得意技術や特徴的製品の開発事例、PRしたい研究成果などを、 ポスターだけでなく、製品サンプルやモデルの展示、動作デモンストレーションやムービーモニタなども活用して具体的にアピールします。 学生ポスターセッションと同じ会場で開催し、学生をはじめ多くの産学官の参加者が会場に詰めかけて大盛況の中で様々な質疑応答が繰り広げられます。 今回も活気溢れる会場に是非ご参集下さい。
出展社/機関名 | 10/13 | 10/14 | 10/15 | 出展内容 |
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慶應義塾先端科学技術研究センター(KLL) | ■ | 慶應義塾大学理工学部の産学連携活動についてご紹介します。地域企業の低コスト・高機能製品の早期実用化を目指し、成膜技術、表面改質、ナノ加工技術等の装置を導入した理工学部の産学連携施設「慶應-神奈川 ものづくり技術実証・評価センター」 についてもご案内します。企業で研究開発をご担当の皆様にはぜひお立ち寄り下さい。 | ||
静岡大学 博士キャリア開発支援センター | ■ | ■ | ■ | ポスドク・博士課程(後期)学生のキャリアパス支援を行っています。進路に悩んでいる博士の方、採用をご検討されている企業の方、お気軽にブースにお立ち寄り下さい。お役に立てる情報を提供できればと思います。 |
東京大学先端科学技術研究センター | ■ | ■ | 「学術の発展と社会の変化から生じる新たな課題」への挑戦を目的に掲げる先端研では、分野の枠を超えたユニークな、また社会課題解決に貢献する研究を推進しています。特色あふれる研究活動の一端をご紹介いたします。 | |
SPring-8/ 公益財団法人高輝度光科学研究センター (JASRI) |
■ | SPring-8は世界最高性能の放射光を発生する共同利用施設です。放射光は物質機能の起源を解き明かす先端計測手段として材料科学、生命・環境科学等様々な分野で学術研究・産業利用に広く利用されています。公益財団法人高輝度光科学研究センター(JASRI) はSPring-8の運転や利用支援を行っており、展示ブースでは大学院生が主体的に実験を行う萌芽的研究者支援等のSPring-8利用システムや課題解決に貢献する利用研究成果を紹介します。 | ||
国立研究開発法人 日本原子力研究開発機構 |
■ | 原子力機構では、保有する特許等の知的財産の技術移転を進めています。高崎量子応用研究所における量子ビームを利用した新機能性材料の開発、医療への応用、微生物・植物育種、その他、産業界で利用可能な原子力機構の研究開発成果や製品利用の事例、また、共同研究の支援制度などをご紹介します。 | ||
一般社団法人日本分析機器工業会 | ■ | ■ | ■ | 一般社団法人日本分析機器工業会は、分析機器に関する技術の向上と、分析機器産業の高度化を通じ、科学技術の発展を図り、日本経済の発展と国民の文化的生活に寄与することを目的としています。今回は、会員企業の分析機器を用いた、素材分析例をご紹介します。 |
旭化成グループ | ■ | ■ | 旭化成グループはケミカルズからエレクトロニクス、ヘルスケア等に至る幅広い領域で世界No.1の製品群を数多く持ち、積極的なグローバル展開を推進しています。今回のブース展示では、世界に誇る旭化成の最先端技術/製品の一端をご紹介します。 | |
(株)旭リサーチセンター | ■ | 旭リサーチセンターは旭化成グループのシンクタンクでバイオマスの利活用や再生可能エネルギーの導入可能性など、低炭素社会の実現に向けた調査研究を行い、情報発信をしています。 | ||
旭硝子(株) | ■ | 旭硝子(株)は、”ガラスと化学”をコアテクノロジーとして、幅広い分野へ製品群を展開しております。ブース展示では、コアテクノロジーの概要と、特色ある製品をご紹介いたします。特色を実感できるサンプルを揃えておりますので、是非ご体験下さい。 | ||
味の素(株) | ■ | ■ | 味の素(株)は、「Eat Well、Live Well」を理念に食品、健康・医薬、バイオ・ファインなど幅広い事業を展開しています。当社のバイオ・ファイン事業におけるR&Dテーマの例をとりあげ、味の素(株)のもつファインケミカルな側面をご紹介いたします。 | |
出光興産(株) | ■ | ■ | 出光グループでは、経済と環境の調和ある低炭素・循環型社会の形成、発展に貢献すべく、エネルギー、高機能材に関わる研究開発を行っています。今回は、高機能材分野の製品・技術の一端をご紹介します。 | |
宇部興産(株) | ■ | ■ | 宇部興産は、独創的技術力に裏打ちされた「モノづくり」と、時代のニーズを先取りし変化を怖れないチャレンジ精神で社会に貢献する価値創造型企業です。有機化学、無機化学、高分子化学から創薬化学まで、多岐にわたるサイエンスをベースとしたR&D活動の中から特色ある製品や技術をご紹介します。 | |
エヌ・イー ケムキャット(株) | ■ | エヌ・イー ケムキャットは、化学触媒並びに自動車触媒を事業展開する触媒カンパニーです。当社はこれまで培ってきた高い触媒技術を基軸に、お客様に密着した研究開発活動を実施しています。ブース展示では、エヌ・イー ケムキャットが持つコアテクノロジーの概要と、最新触媒製品の一端をご紹介します。ご来訪を楽しみにお待ちしています。 | ||
花王(株) | ■ | ■ | ■ | 花王は、心をこめた“よきモノづくり”を通じて、世界の人々の豊かな生活文化の実現と社会のサステナビリティへの貢献を目指しています。R&Dは経営の中心に据えられ、消費者起点・現場主義・叡智の結集・真理の追究などをキーワードに活動しています。商品開発を支える毛髪の構造・成分解析技術、高分子構造・物性制御による化粧品の感性価値創出技術および環境問題への取組みを例に花王のR&D活動を紹介します。 |
共栄社化学(株) | ■ | 共栄社化学は1904年の創業以来、界面活性剤の製造を始めとして潤滑剤・研磨剤や塗料添加剤、(メタ)アクリルモノマーなどに業容を拡大してきました。これまで一貫して界面・表面で機能を発現する材料の開発を行っており、顧客企業や大学との共同開発にも積極的に取り組んでいます。ブース展示では弊社の事業や技術の一部を紹介いたします。 | ||
(株)クラレ | ■ | PMMAからなるハードブロックとPnBA(ポリアクリル酸ブチル)からなるソフトブロックを有するアクリル系ブロック共重合体「クラリティ™」について紹介します。 | ||
JNC(株) | ■ | 【これからの100年】 当社は、1906年に創業したチッソ株式会社の事業継承会社として、2011年1月に発足しました。化学企業である当社の使命は、急激な人口増加、先進国の高齢化、地球温暖化および高度情報化社会といった地球規模で環境が変化するなか、先端化学技術をとおして、食糧、健康、エネルギー・環境およびICT分野で社会に貢献すること。その使命を実現するため、以下の研究開発に注力しています。 1.食糧、健康(農業システム技術、検査診断キット 等)、2. エネルギー・環境(リチウムイオン2次電池用部材、精密フィルター 等)、3. ICT分野(液晶材料、有機EL材料、電子・半導体用部材 等) 今回のCSJ化学フェスタR&D紹介展示ブースでは、ICT分野でかかせない「モバイルデバイス」用材料を中心にご紹介します。 | ||
(株)島津製作所 | ■ | ■ | 島津製作所は本年をもって創業140周年を迎えました。初代島津源蔵が始めた教育用理化学機器の製造が当社の起源です。現在は「科学技術で社会に貢献する」を社是として、様々な分析計測機器を開発しています。本展示では、化学分野に関連が深い素材やエネルギーに関する、様々な評価・分析手法をご紹介いたします。 | |
昭和電工(株) | ■ | ■ | 昭和電工は、有機・無機とアルミの技術融合により、他社に無い個性的な製品、ソリューションを提供しています。今回の展示では、地球環境負荷低減に寄与する昭和電工の最新技術の中から、プリンテッド・エレクトロニクスとLED植物工場をご紹介します。 | |
信越化学工業(株) | ■ | ■ | ■ | 信越グループは、「素材と技術を通じて暮らしや産業、そして社会に貢献すること」を企業理念として、世界を舞台に事業を展開しています。今回は、R&D分野の中から太陽電池用シリコーン封止材を御紹介いたします。産総研との共同研究成果や種々優れた特長を御説明いたしますので、是非お立ち寄り下さい。 |
住友化学(株) | ■ | 住友化学の研究開発の一端を紹介します。高分子有機EL照明と有機薄膜太陽電池を予定しています。 | ||
住友ベークライト(株) | ■ | ■ | 日本で初めてプラスチックを製造した住友ベークライトは、高度な技術力でプラスチックの活躍の場を拡げてきました。情報通信やバイオなど最先端分野から、電子部品、自動車、医療機器など広範な分野に製品を提供しています。 | |
大日本印刷(株) | ■ | 大日本印刷(株)は、生活者の視点で、先進の印刷技術や情報技術をはじめとする強みをいかすことによって、未来のあたりまえをつくります。ブース展示では印刷に関わるコアテクノロジーの概要と代表的な製品・技術をご紹介いたします。 | ||
千代田化工建設(株) | ■ | ■ | ■ | 千代田化工建設は、「エネルギーと環境の調和」をモットーに技術開発を進めています。エンジニアリング企業が行う研究開発について紹介します。 |
帝人(株) | ■ | テイジンはブランドステートメント”Human Chemistry、 Human Solutions”のもと、「高機能素材」「ヘルスケア」「IT」という3つの異なる領域においてグローバルに事業を展開しています。ブースでは研究テーマ(ポスター)や主要な製品(素材とそれを使用した最終製品の実物および模型、ポスター)を紹介します。是非お越し下さい。 | ||
DIC(株) | ■ | ■ | ■ | DICは経営ビジョン“Color & Comfort by Chemistry”(化学で彩りと快適を提案する)のもと、デジタル印刷、エレクトロニクス、ディスプレイ、エネルギー、生活環境、インフラ建設、コーティング、パッケージなどの市場に向け、新製品開発に取り組んでいます。ブースでは「当社のコア技術と市場展開」「将来開発の具体例」などをご紹介いたします。 |
デンカ(株) | ■ | ■ | デンカ株式会社は、無機・有機の工業原料から土木建築材料、電子材料、食品包装材料、医薬に至る幅広い分野で事業を展開する化学メーカーです。ブースでは、当社の概要や主な製品、研究開発体制などをご紹介いたします。是非お越し下さい。 | |
東ソー(株) | ■ | 東ソーは『化学の革新を通して、幸せを実現し、社会に貢献する』という企業理 念のもと、「ライフサイエンス」「環境・エネルギー」「電子材料」を中心とした研究開発に取り組んでいます。展示ブースでは東ソーの研究開発体制、最新の 研究についてご紹介いたします。ぜひお立ち寄り下さい。 | ||
東レ(株) (株)東レリサーチセンター |
■ | 東レは、”Innovation by Chemistry"をコーポレート・スローガンとして、Chemistryを核に技術革新を追求し、「先端材料で世界のトップ企業」を目指しています。東レリサーチセンターは、「高度な技術で社会に貢献する」という基本理念に基づき、分析技術や物性評価による技術支援を行っています。是非、お立ち寄り下さい。 | ||
(株)トクヤマ | ■ | ■ | 当社の研究開発品である深紫外LEDの技術的説明。および、当社関連会社における研究開発の状況を展示します。 | |
日揮ユニバーサル(株) | ■ | 日揮ユニバーサル株式会社は米国UOP社と日揮株式会社との合弁会社として一昨年50周年を迎えました。今回は、触媒の委託製造・工業化の活動ならびに環境浄化用触媒に関わる事業を紹介します。 | ||
日産化学工業(株) | ■ | 「where unique & solution meet 」 日産化学は「人類の生存と発展に貢献する企業」をめざして挑戦し続けます。機能性材料分野とライフサイエンス分野で新しい価値の創出に取組みます。 | ||
日本ゼオン(株) | ■ | ■ | ■ | 日本ゼオンは技術を中心に据えた経営理念の元、『ニッチでも、日本ゼオンらしい得意分野で、ひとのまねをしない、ひとのまねのできない、地球に優しい、革新的独創的技術にもとづく、世界一製品・事業を継続的に創出し、社会に貢献する』 を、研究開発の基本理念としています。当社固有のテクノロジープラットフォーム (TPF) をベースにした研究開発により、いろいろな製品が生み出されており、ブースではTPFを元にした事業展開についてご紹介いたします。 |
日本軽金属(株) | ■ | 日本軽金属はアルミニウムを製造するために必要な化学品の自社生産を始め、合成・精製に関する確かな技術力と開発力で「塩素・塩酸・ジアソーを化学する」をテーマとして、様々な無機・有機化合物を開発製造してきました。ここでは新製品「ニッケイジアソー5水塩」と新しい酸化剤としてのアプリケーションを紹介します。 | ||
(株)日本触媒 | ■ | 日本触媒の沿革、事業内容と研究開発活動について説明します。合成・触媒・プロセス技術をベースとして、電子情報材料、新エネルギー、半導体など各分野に展開した研究開発のトピックスについてご紹介します。 | ||
(株)日立製作所 研究開発グループ 材料イノベーションセンタ |
■ | 総合電機メーカである日立製作所における材料技術の重要性を説明するとともに、研究所での材料開発における最近のトピックスを中心に紹介します。 | ||
BASFジャパン(株) | ■ | BASFは世界をリードする化学会社として、世界中のあらゆる産業と各国のお客様の更なる成功に貢献しています。製品ラインは化学品、高性能製品、機能性材料、農業関連製品、石油・ガスの5つの事業部門と多岐にわたります。研究とイノベーションを通じて現代社会や将来にどのようなニーズがあるかを提示しながら、ほぼ全ての産業のお客様を支援しています。このブース展示では、その中でも自動車の軽量化を通じて二酸化炭素排出量削減に貢献する技術をご紹介します。 | ||
富士フイルム(株) | ■ | ■ | ■ | 富士フイルムは写真分野で培い、発展させてきたコア技術群をイメージングテクノロジー、マテリアルサイエンス、システムテクノロジーとして展開しています。その一例をご紹介します。 |
三井化学(株) | ■ | 三井化学はヘルスケア、モビリティ、フード&パッケージングの3領域に研究テーマを重点化しています。新たな顧客価値を創造する三井化学のR&D方針・戦略をいくつかの製品とともにご紹介します。 | ||
三菱化学(株) | ■ | ■ | ■ | KAITEKI社会の実現に向けた研究開発についてご紹介します。 事業領域および目指す未来、今後の研究開発ターゲットや組織、 社外との連携などR&D戦略のご説明と重点開発分野における最近のトピックスを紹介します。 |
三菱レイヨン(株) | ■ | ■ | 【世界No.1のメチルメタクリレート(MMA)系事業体】モノマーからポリマー、加工製品に至る一貫生産体制についてご紹介します。【革新的なモスアイ型機能性フィルム&シート】蛾の複眼構造を模したバイオミメティック材料「モスマイト」をご覧下さい。 | |
ライオン(株) | ■ | ■ | ■ | ライオンの事業分野は、家庭用日用品、医薬品、工業用化学品など多岐にわたります。 研究開発は「健康・快適・環境」をキーワードとして進めており、これら各分野の研究概要、および、技術の一例をご紹介します。 |
参加機関の全体像やR&Dアクティビティ、技術トピックスや製品開発事例、PRしたい研究成果、人材育成やキャリアパス、 連携事例や グローバル展開など、バラエティに富んだ様々な講演で参加機関の特徴を紹介します。講演者は、研究開発の最前線に立つ研究者・技術者 から管理部署のマネージャまで様々です。日頃聴くことの少ない、企業や研究機関での研究開発や生産活動などを知る絶好の機会です。奮ってご参加下さい。
10月13日(火)
10月14日(水)
分野 | 10/13 | 10/14 | 10/15 | ||||||
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P1 | P2 | P3 | P4 | P5 | P6 | P7 | P8 | P9 | |
1. 物理化学 | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ||
2. 無機化学・分析化学 | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | |||
3. 有機化学 | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ |
4. 錯体・有機金属化学 | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ |
5. 天然物化学・生体機能関連化学・バイオテクノロジー | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ |
6. 高分子化学 | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ |
7. 触媒化学 | ■ | ■ | ■ | ■ | |||||
8. 材料化学 | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ |
本年度のノーベル賞の内容を、いち早く、分かり易く解説する講演会を実施いたします。
大村博士の発見された抗生物質エバーメクチンは、熱帯地方を中心に蔓延している河川盲目症や リンパ系フィラリア症の画期的な予防・治療薬として、流行地では毎年3億人の人々に投与され、 その撲滅も近いとみられている。このエバーメクチンの解説やその意義の紹介と合わせて、 抗生物質研究の歴史や今後についても紹介したい。
2015年ノーベル化学賞は塩基除去修復、ミスマッチ修復、ヌクレオチド除去修復のそれぞれのDNA修復機構を 解明した3名に授与された。受賞者らが明らかにしたDNAの損傷と修復のメカニズムについて解説する。
釣り人口は約800万人/2012年(レジャー白書)とされ、趣味の中でも比較的人気が高いものです。レジャー店に行けば手軽に釣り道具などを購入することができ、釣りを始めることができます。この釣り道具は釣り人から寄せられた各種ニーズに基づいて日々進化しています。ガラス繊維を炭素繊維に変えることで軽量かつ粘りのある竿ができる、など、その進化に化学技術も大いに関与しています。本セッションでは、釣り道具の進化における化学との関係を紹介します。
おいしさは飲食に伴っておこる快感で、私たちに食の喜びを与えてくれます。人は五感をフルに使っておいしさを感じており、その要因は食品が持つ味や香りだけでなく、人の生理作用や環境も加わり複雑です。「おいしさ」を感じるとは、そして「おいしさ」をつくるとはどういうことなのか、化学的な視点からわかりやすく紹介します。
産学連携にて共同研究・開発を進めてきた定量NMR法(qNMR法)と呼ばれるSIトレーサブルな定量法が確立し、第16改正日本薬局方第二追補(2014年)及び食品添加物公定書など公定法の規格基準に採用され大変注目を集めています。NMR測定法は、従来有機化合物の同定や構造解析などの定性面におけるアプローチとして幅広く利用されてきました。一方、qNMR法は、有機化合物の絶対量を精確に測定することを目的に近年開発された方法であり、その応用範囲の広さに期待されています。qNMR法を応用することにより、食品・医薬品・環境など幅広い分野における品質管理精度の大幅な向上が見込まれます。本セミナーでは、NMR測定による絶対定量と、併せて日本薬局方及び食品添加物公定法など最近の話題を紹介します。
有機合成化学が社会に対して果たすべき役割は、機能を持つ有用化合物を安定に供給すること、および新しい機能をもった新規化合物を創製することです。そのために、今まで有機化学者は反応性の高い分子や結合を利用してきました。文部科学省科研費新学術領域研究「分子活性化」では、反応性の低い分子や結合の活性化のための方法論を確立し、物質変換手法を直截的なものに刷新することを目標としてきました。本セッションでは、炭素資源や元素資源の有効利用とも大きく関連するこれらの成果と今後の展開について討論します。
化学人材育成プログラムは、産業界が求める人材像を共有し、そのような人材を育成するカリキュラムを有する優れた取組みを行っている大学院の化学系専攻を支援しています。博士後期課程学生による研究発表や企業で活躍する博士のキャリア紹介を通して、産学での相互理解を更に促進します。
研究発表
「分子技術」とは、分子の特性を活かして目的とする機能を発現させ、社会に貢献する材料・デバイス等の創製に供するための一連の技術で、物理学・化学・数学・生物学等の上に成り立つ新しい体系の確立を目指しています。2012年度から文部科学省の戦略目標のもと、科学技術振興機構(JST)のCREST・さきがけで目的指向の基礎研究が進められています。本企画では、今年度に期間終了するさきがけ「分子技術」研究者の成果発表を中心に、期待される将来の姿や「分子技術」のポテンシャルについても紹介し、参加する方と議論します。
日産アークは、有機材料、無機材料、オイル、ガスなど特定の材料にとらわれず、自動車開発で培ってきた技術をベースに自動車材料、各種電池、半導体・パワーデバイス、医療機器などに活用されている先進材料の分析、評価・解析を通じて、材料研究や品質管理の様々な問題解決を行っています。工業製品の性能や機能を向上するために、ナノセルロースやナノファイバーのような新素材を含む複合材料の研究開発が進んでいます。本セッションでは、複合材料をテーマに材料組織解析、化学状態分析、強度解析、充填材との界面解析などの最新事例を用いて、詳細にご紹介します。
産総研では、材料研究分野と化学研究分野の融合により、よりシームレスな材料開発や機能化学品開発を迅速に進めるため、本年度より材料・化学領域を発足させました。この領域の今後の方向性と産総研が持つ研究のポテンシャルやシーズ、最近のトピックス等を広く紹介し、今後に期待される産学連携につなげていきます。
一般講演① 新しい化学材料の新合成プロセスから機能膜化まで
一般講演② 先端化学材料の機能性発現のための設計・評価技術開発
一般講演③ 省エネルギー社会構築のための化学制御材料・デバイスの実現に向けて
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構(原子力機構)は、中性子ビーム、イオンビーム、電子・ガンマ線、高強度レーザー、放射光などの量子ビーム施設群を保有し、量子ビームの発生・制御・利用技術を高度化するとともに、その優れた機能を総合的に活用して、物質・材料科学、生命科学等の幅広い分野において世界を先導する研究開発を推進しています。このセッションでは、量子ビームを駆使した最先端の分析・解析技術について、その原理や開発の現況を解説し、多様な先進機能材料の構造・機能解析への応用の具体例を紹介するとともに、化学および関連産業分野における量子ビーム応用の可能性を追求します。
我々がいつも使っているスマホ、パソコンには、いろいろな電子部品が使われています。現在の電子部品の高機能化には、微細・集積化といったナノテクが利用されてきましたが、こうした開発が限界に近づいており、サイズ、形態を精密に制御した「ナノクリスタル」を使って新しい機能や高性能の電子部品をつくる技術が注目されています。本セッションでは、民間企業、大学、研究機関など、様々なバックグラウンドを持つ研究者を結集し、ナノクリスタル技術の未来像、夢について討論します。
私達の体を支える骨や貝殻の真珠層、蟹の甲殻などに代表されるように、生物は有機分子や無機物質を巧みに利用することで、人工材料をもしのぐ優れた物性や構造を持つ機能性材料を作ります。新学術領域研究「融合マテリアル」では、これらバイオミネラルの構造形成を手本とした分子制御プロセスによって、新時代における省エネルギー・省資源・低環境負荷型の材料構築のための学問創成を目指し、研究を進めてきました。本セッションでは、ここで得られた最先端の研究成果を報告します。