会 期:2017年10月17日(火)~19日(木)
会 場:タワーホール船堀
問い合わせ:公益社団法人日本化学会 企画部
Mail festa@chemistry.or.jp / Tel 03-3292-6163
主催:公益社団法人日本化学会
後援:
文部科学省,
経済産業省,
国立科学博物館,
科学技術振興機構,
日本化学工業協会,
新化学技術推進協会,
産業技術総合研究所,
理化学研究所,
量子科学技術研究開発機構,
物質・材料研究機構,
江戸川区
2017/10/15 学生ポスター 発表中止 P2-001
2017/10/13 学生ポスター 発表中止 P5-017
2017/10/11 ノーベル賞解説講演会 プログラム更新
2017/10/11 身近になるフレキシブル 講師変更 三宅 徹 氏 → 楠川宏之 氏 (大日本印刷株式会社 研究開発センター パターニング技術研究開発本部・本部長)
2017/10/11 ニオブとタンタル触媒 講師変更 真島 和志 氏 → 劒 隼人 氏 (大阪大学 大学院基礎工学研究科・講師)
2017/10/11 研究場所 研究場所変更 清原正勝氏 素材研究部・部長 → フェロー/副所長
2017/10/11 研究場所 研究場所変更 萩原 浩氏 技術戦略 → 研究戦略
2017/10/11 学生ポスター 演題変更 P2-039
睡眠は,ヒトの人生の1/3 を占め,心身の成長や休養を 行うために脳が能動的に引き起こしている活動の1 つと いわれています。そのため,睡眠時間だけでなく,その 善し悪しがヒトの健康に大きな影響を与えます。本セッ ションでは,睡眠の質を高めるための化学の力を,メカ ニズムから最新のソリューションまで幅広く紹介しま す。
人肌は生活環境,生活習慣やストレスなどの様々な刺激 によって変化し,肌荒れなどに至ることがあります。皮 膚科学の研究が進み,肌荒れとその修復のメカニズムが 解明されつつあります。このメカニズムに基づき,化学 の力を最大限に応用した化粧品,トイレタリー用品や衛 生用品が開発されています。本セッションでは,肌荒れ の原因とその対策に関する最先端の研究・技術を紹介 し,化学の視点で学び,今後の展望について議論します。
全ての材料は,表面・界面を持っています。「バルクは神 が,表面は悪魔が創った」とのパウリの言葉通り,同一 物質であっても内部とその表面・界面のエネルギー状態 は同じではなく,非常に複雑なものとなっています。本 セッションでは,最先端の表面・界面の考え方,ならび にデバイス作成やその界面制御などへの産業展開につい て議論する機会を設け,物理学,化学,生物学に渡る学 際的ポテンシャルをお示します。
おもしろいのにむずかしい表面・界面,我々は工夫によって使いこなせるようになるのでしょうか? 本セッションでは,制御された表面・界面を作って効果的に使うことで,どのように資源・環境・エネルギー問題の解決へ貢献できるかを考えます。具体的には,表面の濡れ性の制御や所望の機能を実現する表面をどのように作って使うかについて,第一線でご活躍の講師をお招きし,最新動向を解説いただきます。
私たち人間が1 日に呼吸する空気は,約15,000 リットルにもおよびます。このことから環境中の「空気の質」が人に与える影響は,非常に大きなことがわかります。本セッションでは,まず地球環境規模での空気の現状を俯瞰したのち,視点を屋外・屋内へと移していき,身の回りの「きれいな空気」がいかにしてつくられるのか,環境から材料にいたる化学に迫ります。
「スピントロニクス」は,現在のエレクトロニクスを凌駕 する高性能のトランジスタや画期的なエネルギー変換の 実現が期待されている新しい原理に基づく技術です。本 セッションではこの分野の第一線で活躍中の研究者が, その原理を化学分野の研究者向けにわかりやすく解説 し,センサ,トランジスタ,熱電変換素子といった応用 分野の最前線の研究を紹介します。未来技術として注目 されている「スピントロニクス」が半日で理解できる企 画です。
物質を観察し,構造,反応を明らかにすることは化学の 基本であり,分析技術の進歩なしには化学の進歩はあり 得ません。本セッションではイメージングと分析にスポ ットを当て,材料開発から医療,天文学にわたる最先端 の研究において活用されている最新の分析技術を紹介し ます。
有機合成技術は,新素材開発の重要な手段の一つであ り,人類に今までにない価値をもたらす魔法の力です。 特に,当該技術から生み出される炭素-炭素不飽和結合 がつながったパイ共役系化合物は,導電性,半導体特性, 発光性などの新奇な機能が付与され,フレキシブルエレ クトロニクスやエネルギーハーベスティングなどへの応 用展開が大いに期待されています。本セッションでは, 最新の「パイ共役系のサイエンス」を紹介していただき ます。
有機合成化学は,多くの革新的な「新分子」を創り出す 技術を育み,医農薬や機能性材料などを次々と生み出し て社会の発展に貢献してきました。今後も私達の生活を 変えるさらなる「革命分子」が生み出されることでしょ う。本セッションでは,様々な分野の有機合成化学者が どんな「革命分子」に取り組んでいるのか,そして日々 どのように有機合成化学の技法に磨きをかけ挑戦してい るのかを紹介します。日本化学会の2 つの新領域研究グ ループによる合同企画です。
患部に対して人工物の薬剤を選択的に届けたり,細胞・ 骨などの生体要素に医療機器などの人工物を安全になじ ませることは,健康医療産業の発展に欠かせない技術で す。このような生体と人工物の界面をなじませる学際化 学について,血中投与・径口投与にとどまらず,経皮吸 収,経肺投与など,ナノ粒子と分子を様々な方法で届け る技術および分子・細胞小器官・細胞・組織レベルにお ける表面修飾技術と実用化に関して最新成果を報告して いただきます。
女子学生や若手女性研究者の皆さん,将来の研究者とし てのキャリアに不安を感じていたりしませんか? 本セ ッションでは,様々な機関において活躍されている若手 からベテランの女性研究者をお招きして,女子学生・大 学院生に,研究者として活躍する自分の将来像を具体的 にイメージできるようなアドバイスや励ましを贈りま す。講師の先生を少人数で囲む懇談形式で行いますの で,将来の不安や心配事などを講師の先生に直接質問・ 相談することができます。多くの女子学生・大学院生お よび将来のキャリアアップを考える若手女性研究者の参 加をお待ちしています。
近年の合成技術の進展により,分子レベルの形態空間を 狙いとおりにデザインできるようになり,さらにその空 間に特異的な振る舞いや特性・機能も明らかになってき ています。本セッションでは5 人の分子建築の名匠が, 分子の形態空間をいかにして築くか,そしてその空間を 活かしていかに分子特性を引き出すかについて最新の話 題を提供し,皆様を形態空間がデザインされた分子の世 界へ誘います。
微細加工技術に基づく高精細なナノパターン材料は, 我々の生活にとって必要不可欠なものとなりつつありま す。例えば,集積回路の高密度・微細化は現在,10 nm レベルでのプロセスという精密さに達していますが,既 存技術の限界が指摘され,材料や手法のパラダイムシフ トが必要となっています。本企画では近未来のエレクト ロニクスやライフサイエンスを見据え,新たな材料・プ ロセス開発からデバイス応用への道筋まで,今後のナノ パターニング技術の神髄に迫る講演をしていただきま す。
化学の進歩は医薬・医療の発展に大きく貢献してきまし た。これからも新しい化学・素材が医薬・医療の世界に ブレイクスルーをもたらすことが期待されています。し かし,「化学はわかるけどバイオはちょっと苦手…」「素 材・材料のことは知っているけど医療分野は難しそ う…」「医療応用の進歩についていけない…」ということ はありませんか? 本セッションでは,分子や細胞が主 役となるドラッグデリバリー,再生医療の基礎,素材や その表面が主役となる抗血栓性材料や骨代替材料の基礎 をわかりやすく紹介していただき,もう少し勉強した い,これから取り組みたいから基礎知識を得たいといっ た要望にお応えします。学生にとっては自分の専門分野 以外の研究に興味を持つきっかけを,企業研究者には新 しいシーズ探索のきっかけを提供します。
分析機器は「ポチッ」とボタン押すだけでよくわからな い,でもいまさら誰にも聞けない…ということはありま せんか? 本セッションでは,化学物質の解析に必要な 身近な装置を使うために必要な基礎知識や日常の測定に おける注意事項,さらに最新の分析手法まで,それぞれ の分析機器のエキスパートの講師に講演いただきます。 原理原則だけではなく,物質や材料の分析など応用事例 も紹介いただきながら専門分野外の人にもわかりやすく 紹介していただきます。これでもう明日から分析手法や 分析結果の解析で頭を悩ませることはなくなります?
日本におけるモビリィティー(運輸関連)のエネルギー消費比率は,産業部門に次ぐ約25% であり,更なる省エネルギー社会を目指す際の重要課題の一つです。近年,特に自動車業界においてはEV,HEV の普及により大きな変化点を迎えており,更なる省エネルギーを目指して研究開発が進んでいます。本セッションでは自動車の省エネルギー化に貢献する化学のアクティビティーについて,先端の研究を紹介いたします。
有機材料の特徴を生かしたフレキシブルエレクトロニク スは,ディスプレイ,太陽電池,照明,携帯・ウエアラ ブル機器などへ応用され,実際の製品での実現が始まり ました。これから,身近な社会がどのように変わってい くのか,ディスプレイを中心に最新の開発事例を紹介い ただくとともに,フレキシブルエレクトロニクスを支え るデバイス設計技術から,さらにデバイス機能を発現さ せる材料や基材の開発に至るまで,掘り下げて解説いた だきます。
世にビッグデータ活用が注目されて久しく,米国なども 莫大な予算をかけて科学技術等の進展に活用しようとし ています。物質探索・材料設計の世界では,膨大な分子 構造の組み合わせがあるため実験・評価でその全容を把 握するのが困難であるため,情報・計算科学により所望 の物性を持つ物質を把握する手法に大きな期待が寄せら れています。本セッションでは,マテリアルズ・インフ ォマティクスとは何かをわかりやすく解説いただき,さ らにこれらの最新研究,および実用化への期待や課題に ついて講演者にご紹介いただきます。
セラミックスは無機結晶の焼結体(バルク)や膜として 利用され,近年ではナノ粒子を活用するなど,その使い 方は年々幅広く変化しています。それらに対応する多種 多様なセラミックスの作製を,日本の企業や大学が世界 をリードして来ました。本セッションでは身近に使われ るようになった新しいセラミックスを紹介し,その作り 方や共通する基礎となる学術研究をご講演いただきま す。また近い将来の実用化が期待される新規セラミック スの機能や特徴,クリアすべき課題をご紹介いただきま す。日本化学会無機化学ディビジョンとの共同企画で す。
英語でのコミュニケーションが必要になり困っていませ んか? 最近では学会でも英語での発表が求められ,企 業でもグローバル化がますます進み海外へ出て行く機会 も多いと思います。また,日本に来た留学生は文化の違 いにコミュニケーションがとれず戸惑っているかもしれ ません。そこで本セッションでは,日本人にありがちな ミスをしないための英語発表に関する講演や,英語発表 に関する講演,外国人から見た日本の文化に関する講演 を通して,科学者・技術者・ビジネスマンがグローバル に活躍するために大いに役立つコツを伝授します。
火山,温泉,深海,極地のような極限環境で次々に発見 される微生物は,高温,極低温,高酸・高アルカリ,高 塩,高圧,乾燥というような仰天の環境下においても, 独自の化学の仕組みを身にまとうことで世代を繋いでい ます。このような特殊環境下で機能する生体反応メカニ ズムの研究は,生命の起源の探究のみならず,医薬品を 初めとする有用物質の生産,バイオテクノロジーの更な る発展に重要な役割を果たすものとして期待されていま す。本セッションでは,極限環境微生物が発揮する仰天 の化学について説明するとともに,化学産業への応用を 思索します。
世界中の研究所で新素材の開発がおこなわれており,素 材の差別化のための因子をいち早く理解し発見する必要 があります。その本質理解に必要なものが素材の解析・ 分析であり,これまで見えなかったものを見えるように するため解析・分析技術そのものも日々進歩していま す。本セッションでは,新素材開発のキーとなる解析・ 分析技術の研究について講演者にご紹介いただきます。
グローバル化が進む現代社会では材料開発のスピードが とても重要です。ものづくりの現場では経験や試行錯誤 に基づく材料開発から,シミュレーションを用いた効率 的な開発への変革が始まっています。本セッションでは 材料の結晶構造予測,原子・分子スケールのダイナミク ス,材料の機能予測などに関する最新シミュレーション 技術・応用例・今後の展望を産学のエキスパートがわか りやすく解説します。
長期的なエネルギー需給事情と低環境負荷の観点から, 非石油資源を積極的に活用した有用機能材料創成は重要 な課題です。本セッションでは,生体機能を活用した有 価物生産について総合的に議論します。バイオエコノミ ーについて俯瞰したのち,樹脂・化成品の開発現状につ いて紹介します。最近,大きな注目を集めているゲノム 編集技術に関しても解説し,非石油資源を基盤とする未 来社会像をお示しします。
携帯端末や電気自動車の急速な普及とともに,蓄電に関 わる研究開発も目ざましい速さで進化・多様化してきま した。本企画では,今後の研究開発で,「化学が我が国の 蓄電技術に貢献できることは何か?」を改めてご参加の 皆様と一緒に考えたいと思います。産官学の第一線でご 活躍の研究者をお招きし,研究開発の現状や展望とそこ に化学者がどのように貢献できるのかを,それぞれの視 点でご講演いただきます。
「分散・凝集」の技術は,塗料,セラミックス,電池材料 を初めとする材料分野だけでなく,食品,化粧品,医薬 品,農薬など化学を中心とする幅広い分野に広くかつ深 く関連しています。そして分散・凝集は,学問の基礎と してもとても重要であるとともに,その技術は,工業生 産,環境保全,資源・エネルギー問題,医療問題の解決 にとっても重要なテーマとなってきています。幅広い分 野の共通課題であるこの「分散・凝集」について,いま いちどシミュレーションから実用化まで総合的に深く議 論する機会を設けます。
人類はハーバー・ボッシュ法により大量の窒素肥料を手 に入れ,今日に至るまで高い食料生産を維持し発展して きました。水素含有量が多く,炭素を含まないため,最 近では,アンモニアは低炭素社会実現のための次世代エ ネルギーとして注目を集めています。本セッションで は,日本発の新アンモニア合成技術,アンモニア(ヒド ラジンも含めて)を活用する技術に関して,第一線でご 活躍の講師をお招きし,解説いただきます。
「触媒」は人類が古くから取り組んできた化学技術です。 自らは変化せず原料を効果的に製品に変換する都合のよ い反応で,身近でお世話になっている重要な「化学」で す。本セッションではレア金属分類から今ではコモン金 属に準ずるほどに安価になり入手しやすくなったニオブ とタンタルを取り上げます。高すぎる触媒活性の制御と 克服や固有の特性を活かした触媒反応など,資源の有効 活用の視点から注目度の低かった両金属につき,最新の 資源流通および触媒研究の成果を紹介します。
プレゼンテーションや報告書で周りに差をつけられてい ませんか? 外見なんか気にしないで,内面を磨くこと が最も重要ですが,成果を正しく評価してもらうために は,高度な内容でもわかりやすく,より注目されるよう に相手に伝えることが重要です。そこで本セッションで は,プレゼンテーションや成果発表を魅力的にする様々 な方法について講演をいただき,科学者・技術者のアピ ール力向上に大いに役立つコツを伝授します。
産学官R&D 紹介企画では,「R&D 展示」,「R&D 講演」および「ランチョンセミナー」への参加を募集します。企画の趣旨は以下のとおりです。
(1) 企業や国研が学生に向けて「事業や研究開発の概要」,「研究成果・技術・製品」,「キャリアパス」等々の情報を紹介し,学生が進路を考える契機となる場を提供する。
(2) 企業(試薬,機器,受託等),国研,大学が来場者に「技術や製品のPR」,「研究成果の発表」,「共同研究の提案」等々を行い,様々な連携や交流深耕の契機となる場を提供する。
本企画は回を重ねるごとに来場者も増え,年々注目度が増しています。今回は「ランチョンセミナー」の回数を増やし,来場者にPR できるチャンスが増えました。多くの学生と産学官の研究者が全国から集るこの機を逃さず,是非これらの企画にご参加下さい。なお,①における企業と学生の交流に際しては,日本経済団体連合会の「採用選考に関する企業の倫理憲章」を遵守します。また,②で企業が実施する展示や講演においては,営業活動にならないようご留意いただきます。
出展社/機関名 | 10/17 | 10/18 | 10/19 | 出展内容 |
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(地独)東京都立産業技術研究センター | ■ | 都産技研は、産業技術に関する試験、研究、普及および技術支援等を行うことにより都内中小企業の振興を図り、都民生活の向上に寄与することを目的としています。本ブースでは、化学分野の研究成果の一部をご紹介します。 | ||
(国研)量子科学技術研究開発機構 高崎量子応用研究所 |
■ | 高崎量子応用研究所は、量子ビームの優れた機能を総合的に活用して、医・理・農・工の幅広い分野において研究を推進しています。展示ブースでは、最新の研究成果や技術シーズを紹介します。 | ||
旭化成グループ | ■ | ■ | 旭化成グループは、ケミカルズからエレクトロニクス、ヘルスケア等に至る幅広い領域で世界No.1の製品群を数多く持ち、積極的なグローバル展開を推進しています。今回のブース展示では、世界に誇る旭化成の最先端技術/製品の一端をご紹介します。 | |
旭硝子(株) | ■ | 旭硝子(株)は、”ガラスと化学”をコアテクノロジーとして、幅広い分野へ製品群を展開しています。ブース展示では,コアテクノロジーの概要と特色ある製品をご紹介します。特色を実感できるサンプルを揃えていますので、是非ご体験下さい。 | ||
(株)ADEKA | ■ | ADEKAでは、2025年のありたい姿『ADEKA VISION 2025』を掲げ、メーカーとして世界の技術をリードしつつ、本業を通じて社会に貢献する”先端技術で明日の価値を創造し、豊かなくらしに貢献するグローバル企業”の実現を目指しております。R&D展示ブースでは、GSC(グリーン・サステイナブル ケミストリー)に関連した研究テーマや製品をご紹介致します。 | ||
宇部興産(株) | ■ | ■ | 宇部興産は、創業の理念「共存同栄」の輪を広げ、自らを変革しつつ、独創的な技術で時代の求めるモノづくりに携わってきました。ブース展示では多岐にわたるサイエンスをベースとしたR&D活動から生まれた特色ある製品や技術をご紹介します。 | |
花王(株) | ■ | ■ | ■ | 花王は、心をこめた“よきモノづくり”を通じて、世界の人々の豊かな生活文化の実現と社会のサステナビリティへの貢献を目指しています。展示では、化学に関連した研究事例の紹介を行います。是非お立ち寄り下さい。 |
(株)カネカ | ■ | カネカは、専門化学会社として特定市場を選択し高いスペシャリティを備えた製品群を創出することを目標としています。高分子と発酵を基幹技術として、多様な要素技術とのシナジーにより様々な製品群を生み出しています。 | ||
(株)クラレ | ■ | クラレは合成技術を駆使しC4原料(イソブチレン、ブタジエン)から特徴のある様々な製品を展開しています。今回は当社のユニークな製品群に加え、新規環状エーテル溶剤MTHPについてご紹介いたします。 | ||
KHネオケム(株) | ■ | KHネオケムは、”「化学の力」で、よりよい明日を実現する。”という企業理念の下、「オキソ反応」をコア技術として、有機合成や高分子化学等を駆使して、世界中にユニークな製品を提供しています。今回のフェスタでは、研究トピックスも含めた当社の事業について紹介致します。是非ブースにお立ち寄りください。 | ||
神戸天然物化学(株) | ■ | ■ | 当社は医薬から電子材料・バイオ関連まで幅広い領域で、ユーザー様の開発・生産支援を行う有機化合物のスペシャリスト企業です。当日のブースでは、当社のR&Dに関する内容をご紹介します。 | |
コスモ・バイオ(株) | ■ | ■ | コスモ・バイオグループは、世界中から選りすぐりの試薬・研究支援サービス、最新機器を提供することでライフサイエンスの発展に貢献しています。ブース展示では当社の概要や最新の研究等をご紹介します。 | |
JSR(株) | ■ | JSR(株)では、「Materials Innovation」を企業理念とし、石油化学系やファイン系事業にて業容拡大してきました。近年ではライフサイエンス系事業に力を入れています。ブース展示ではJSRの各拠点、事業、製品を紹介するとともに研究員の人材育成制度なども合わせて紹介します。 | ||
JNC(株) | ■ | ■ | 「優れた技術で社会の進歩に貢献する先端化学企業へ」 化学企業である当社の使命は、急激な人口増加、先進国の高齢化、地球温暖化および高度情報化社会といった地球規模で環境が変化するなか、先端化学技術をとおして、食糧、健康、エネルギー・環境およびICT分野で社会に貢献することです。本展示では、これら技術の融合の一例をご紹介します。 | |
昭和電工(株) | ■ | 昭和電工はオンリーワン・ナンバーワンの製品・技術を創造し、みなさんの身の回りにある様々な製品の素材や部材として使われています。快適なくらし、社会、地球環境を支え、常に世界をリードする「個性派化学」メーカーです。 | ||
信越化学工業(株) | ■ | ■ | ■ | 信越グループは、「素材と技術を通じて暮らしや産業、そして社会に貢献すること」を企業理念として、世界を舞台に事業を展開しています。今回は、R&D分野の中から化粧品用に開発されたシリコーンゲル組成物をご紹介します。是非お立ち寄りください。 |
住友化学(株) | ■ | 住友化学の研究開発の一端をご紹介します。高分子有機EL照明と有機薄膜太陽電池を予定しています。 | ||
住友ベークライト(株) | ■ | ■ | 日本で初めてプラスチックを製造した歴史あるメーカーであり、常にパイオニアでありつづける住友ベークライト。伝統に培われた高度な技術力で数々の技術革新を成し遂げ、プラスチックの活躍のフィールドを拡げてきました。近年は情報通信関連や医療バイオ関連など最先端分野にも積極的に取り組み、半導体・電子部品関連材料、自動車の金属代替プラスチック、医療機器など広範な分野に製品を提供しています。 | |
積水化学工業(株) | ■ | 積水化学グループは、際立つ技術と品質により、「住・社会のインフラ創造」と 「ケミカルソリューション」のフロンティアを開拓し続け、世界のひとびとのくらしと地球環境の向上に貢献することを目指しています。本展示では、積水化学グループの研究開発活動の一端を事例を交えてご紹介します。 | ||
綜研化学(株) 分析・試験センター |
■ | ■ | ■ | 綜研化学の分析サービスはお客様の課題解決をサポートします。粘着剤の組成分析を強みとし、ゴムやフィルムの分析もします。また、製造過程で生じた異物調査、揮発性有機化合物の測定などお客様の要望に対応します。 |
大日本印刷(株) | ■ | 大日本印刷(株)は、先進の印刷技術や情報技術をはじめとする強みを活かすことによって、未来のあたりまえをつくります。ブース展示では、印刷に関わるコアテクノロジーの概要と代表的な製品・技術をご紹介します。 | ||
大鵬薬品工業(株) | ■ | 大鵬薬品は、経口抗がん剤のパイオニアとして、新薬を待つ人びとのために未知なる可能性に挑戦しています。ブースでは、抗がん剤の研究開発をケミストリーの側面からご紹介します。若手研究員によるR&Dセッション(18日15:40~/G会場)も開催致しますので、合わせてお立ち寄り下さい。 | ||
太陽ホールディングス(株) | ■ | 当社は、スマートフォンやタブレットなど、あらゆる電子機器に使用されているソルダーレジスト(SR)と呼ばれる化学材料で世界トップシェアを誇ります。ブースでは、SRをはじめ、これからの成長を担う新規分野の研究開発活動の実際についてご紹介します。また、講演(18日11:00~/G会場)も行いますので是非お越し下さい。 | ||
DIC(株) | ■ | ■ | ■ | DICは経営ビジョン“Color & Comfort by Chemistry”(化学で彩りと快適を提案する)のもと、デジタル印刷、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、生活環境、インフラ建設、コーティング、パッケージなどの市場に向け、新製品開発に取り組んでいます。ブースでは「当社のコア技術と市場展開」「将来開発の具体例」などをご紹介致します。 |
帝人(株) | ■ | ■ | ■ | テイジンは、ブランドステートメント”Human Chemistry、 Human Solutions”のもと、「高機能素材」「ヘルスケア」「IT」という3つの異なる領域においてグローバルに事業を展開しています。ブースでは、研究テーマ(ポスター)や主要な製品(素材とそれを使用した最終製品の実物および模型、ポスター)をご紹介します。是非お越し下さい。 |
デンカ(株) | ■ | ■ | デンカ株式会社は、無機(セメント関連含む)・有機の工業原料から土木建築材料、電子材料、食品包装材料、医薬に至る幅広い分野で事業を展開する化学メーカーです。当ブースでは、当社の概要や主な製品、研究開発体制等をご紹介します。 | |
東亞合成(株) | ■ | 東亞合成グループは「化学事業を通じてより多くの人々とより多くの幸福を分かち合う」という企業理念のもと、技術力を背景に、特色ある新製品・新事業を継続的に生み出し、成長を続ける価値創造型企業を目指しています。新たな顧客価値を創造する製品をいくつかご紹介します。 | ||
東ソー(株) | ■ | 東ソーは、『化学の革新を通して、幸せを実現し、社会に貢献する』という企業理念のもと、「ライフサイエンス」「環境・エネルギー」「電子材料」を中心とした研究開発に取り組んでいます。展示ブースでは、東ソーの研究開発体制、最新の研究についてご紹介します。ぜひお立ち寄り下さい。 | ||
日揮ユニバーサル(株) | ■ | ■ | 日揮ユニバーサル株式会社は、米国UOP社と日揮株式会社との合弁会社として50年以上の歴史を誇ります。ここでは、触媒の委託製造・工業化の活動、ならびに環境浄化用触媒に関わる事業をご紹介します。 | |
日産化学工業(株) | ■ | 「where unique & solution meet 」 日産化学は「人類の生存と発展に貢献する企業」をめざして挑戦し続けます。機能性材料分野とライフサイエンス分野で新しい価値の創出に取組みます。 | ||
ニチアス(株) | ■ | ニチアスは、断熱分野のパイオニアとして創業122年の歴史をもつ会社です。省エネやCO2の排出量削減を支える「断熱」技術や、環境汚染防止に役立つ「シール」技術をはじめ、産業界に欠かせない製品を提供しています。ブース展示では事業概要や「断つ・保つ」の製品郡をご紹介します。 | ||
(株)日本触媒 | ■ | 日本触媒の事業内容と研究開発活動について説明します。合成・触媒・プロセス技術をベースとして、電子情報材料、新エネルギー、半導体、健康・医療など各分野に展開した研究開発のトピックスについてご紹介します。 | ||
日本ゼオン(株) | ■ | ■ | ■ | 当社は、固有のテクノロジープラットフォーム(TPF)をベースにした研究開発により、様々な製品を生み出しています。ブースでは、TPFを元にした事業展開についてご紹介します。 |
日本軽金属(株) | ■ | 日本軽金属グループは、創業以来アルミニウムの原料から加工製品に至るまで、 幅広い製品を扱ってきたアルミニウム総合メーカーです。私達は「チーム日軽金として異次元の素 材メーカーへ」というスローガンの元、「様々な特長を持つ」アルミに関する豊富な知見を活かし て、全社一丸となってお客様に新しいソリューションを提供しています。当日は、アルミニウムの 原料となる化学品分野や、アルミ材料分野の製品をご紹介いたします。 | ||
パイクリスタル(株) | ■ | パイクリスタルは、低コストで軽量、かつ柔軟なデバイスを実現する有機半導体を開発しています。印刷できる高性能有機半導体技術による「やわらか革命」の一例をご紹介します。 | ||
BASFジャパン(株) | ■ | ■ | ■ | BASFの広範な製品ポートフォリオ、業界知識、技術的専門知識は、自動車、トラック、電車、飛行機に至る、幅広い輸送車両の内装・外装用塗料の品質を高め、車両の外観、耐熱性、耐久性の向上に役立っています。BASFの総合的な製品ポートフォリオには、魅力的な色彩と表面効果に役立つ有機・無機顔料、光輝顔料のほか、塗料のパフォーマンスを高めるスペシャルティ樹脂および添加剤があります。 |
(株)日立製作所 研究開発グループ |
■ | 総合電機メーカーである日立製作所における材料技術の重要性を説明するとともに、研究所での材料開発における最近のトピックスを中心にご紹介します。 | ||
三井化学(株) | ■ | 三井化学は、ヘルスケア、モビリティ、フード&パッケージングの3領域に研究テーマを重点化しています。新たな顧客価値を創造する三井化学のR&D方針・戦略を、いくつかの製品とともにご紹介します。 | ||
三菱ガス化学(株) | ■ | 三菱ガス化学は独自技術に立脚し、常に新しい技術と価値の創造に挑み続けています。今回の展示では、高耐熱性でありながら高透明性を兼ね備えたポリイミド「ネオプリム」と最先端スマートフォンに多数の採用実績を誇るBT積層板について、ご紹介します。 | ||
三菱ケミカル(株) | ■ | ■ | 三菱ケミカル(株)は本年4月に三菱化学(株)、三菱樹脂(株)、三菱レイヨン(株)の3社統合によって誕生しました。KAITEKI社会の実現を加速するための研究開発方針や具体的な研究開発例をご紹介します。 | |
ライオン(株) | ■ | ■ | ■ | ライオンの事業分野は、家庭用日用品、医薬品、工業用化学品など多岐にわたります。 研究開発は「健康・快適・環境」をキーワードとして進めており、これら各分野の研究概要、および技術の一例をご紹介します。 |
(株)リガク | ■ | 物質の結晶構造情報を得るX線回折装置、融点や転移温度といった熱物性を調べる熱分析装置や元素情報を分析する蛍光X線分析装置などをご紹介します。 |
10月17日(火) | 10時30分-11時30分 | R&D講演 |
11時40分-12時00分 | ランチョンセミナー(入場、弁当配布) | |
12時00分-13時00分 | ランチョンセミナー((一社)日本分析機器工業会) | |
10月18日(火) | 10時30分-11時30分 | R&D講演 |
11時40分-12時00分 | ランチョンセミナー(入場、弁当配布) | |
12時00分-13時00分 | ランチョンセミナー(三井化学(株)) | |
14時00分-17時10分 | R&D講演 | |
10月19日(木) | 11時40分-12時00分 | ランチョンセミナー(入場、弁当配布) |
12時00分-13時00分 | ランチョンセミナー(日本ゼオン(株)) |
10月17日(火) | 11時30分-11時50分 | ランチョンセミナー(入場、弁当配布) |
11時50分-12時50分 | ランチョンセミナー((株)島津製作所) |
10月19日(木) | 11時40分-12時00分 | ランチョン講演(入場、弁当配布) |
12時00分-13時00分 | ランチョン講演(デンカ(株)) |
講演企業・機関 | 10/17 | 10/18 | 10/19 |
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(一社)日本分析機器工業会 | 2階総合受付付近 | ||
(株)島津製作所 | 2階総合受付付近 | ||
三井化学(株) | 2階総合受付付近 | 1階展示ブース | |
日本ゼオン(株) | 1階展示ブース | 1階展示ブース | 1階展示ブース |
デンカ(株) | 1階展示ブース | 1階展示ブース | 2階総合受付付近 |
10月17日(火)
【G会場】
座長 渡部英司(三井化学株式会社)
12:00-13:00 ランチョンセミナー
座長 米村直己(デンカ株式会社)
【I会場】
11:50-12:50 ランチョンセミナー
座長 奥野 崇(宇部興産株式会社)
10月18日(水)
【G会場】
座長 山田鈴弥(デンカ株式会社)
12:00-13:00 ランチョンセミナー
座長 渡部英司(三井化学株式会社)
座長 奥野 崇(宇部興産株式会社)
< 休憩 >
座長 鈴木輝彦(日本ゼオン株式会社)
10月19日(木)
【G会場】
12:00-13:00 ランチョンセミナー
座長 鈴木輝彦(日本ゼオン株式会社)
【K会場】
12:00-13:00 ランチョンセミナー
座長 山田鈴弥(デンカ株式会社)
学生と産学官の先端研究者が議論し交流することを目的として,学生ポスターセッションを実施します。審査を希望する発表については,「発表者の研究への寄与」,「質疑応答」,「研究の独自性と発展可能性」などを基準に産業界とアカデミアの審査員が審査し,優秀な発表に対して「優秀ポスター発表賞」が授与されます。中でも最も優れた発表に贈られる「最優秀ポスター発表賞(CSJ 化学フェスタ賞)」には副賞を贈呈するとともに,「化学と工業」誌(2018 年1 月号)へ受賞者コメントを掲載します。 (参考:前年度の受賞者コメント)また,会場では同時に産学官R&D 紹介企画の「R&D展示ブース」が開催され,学生と企業研究者の交流がより一層促進される場を提供します。
分野 | 10/17 | 10/18 | 10/19 | ||||||
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P1 | P2 | P3 | P4 | P5 | P6 | P7 | P8 | P9 | |
1. 物理化学 | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | |||
2. 無機化学・分析化学 | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ||||
3. 有機化学 | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ |
4. 錯体・有機金属化学 | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ |
5. 天然物化学・生体機能関連化学・バイオテクノロジー | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ |
6. 高分子化学 | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ |
7. 触媒化学 | ■ | ■ | ■ | ■ | |||||
8. 材料化学 | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ |
本年度のノーベル賞の内容を、分かり易く解説する講演会を実施いたします。
生体高分子の構造を原子レベルの分解能で研究できる方法は、X線結晶学と電子線結晶学、 NMRであった。電子顕微鏡による単粒子解析法は以前から開発されていたが、分解能が不 十分であった。新しい画像記録装置を始めとする技術開発が進展して、創薬標的として重 要な膜タンパク質でも原子座標を決定できる解析が可能になった。ノーベル賞が与えられ たクライオ電子顕微鏡法について、私見を交えて解説する。
2012 年度に発足した「先導的物質変換領域(ACT-C)」 では,1)二酸化炭素を還元し有用な化合物へ効率的に変 換する反応,2)工業的利用に繋がる不斉炭素-炭素結合 生成等の反応,3)優れた特性や機能を有するπ 電子系 分子の創成,に関する研究に取り組んでいます(総研究 課題数:51)。本研究領域が今年度をもって終了するに あたり,研究成果を広く社会に対して発信するととも に,成果のさらなる展開等を議論する予定です。
古くから天然物や医薬品を代表とする,生物機能を操る 様々な低分子(分子量:~400)が見出され,さらにこの 10 年間ではタンパク質製剤や抗体医薬品などの高分子 (分子量:10,000~)も盛んに検討されてきました。今, 低分子と高分子の中間の分子量を持つ「中分子(分子量: 400~3,000)」に分子化学の未来が託されています。この 企画では,(1)いかに効率的な機能を持つ中分子をデザ インするかについて議論するとともに,(2)中分子戦略 によって生み出された高次機能中分子を紹介します。さ らに(3)将来の中分子を創る反応集積化による新しい合 成法を紹介します。
コーティングは最終的な膜としての機能発現とともに, 塗布工程における作業性の良し悪しも評価されます。膜 を見たり触ったりする人の感性,塗工する際の作業性に 対する感性を解析して製品開発につなげることは複雑で すが重要であり,今後さらに発展していくと考えていま す。この企画では塗装,感性の研究をされている第一人 者の先生方による最新動向,企業様による製品開発につ いてご講演いただき,研究から製品開発まで幅広く社会 に発信します。
酸素,窒素,水素などの陰イオンを自由に組み合わせた 「複合アニオン化合物」は,特異な局所構造・配位構造を 有することから,従来の無機化合物と根源的に異なる機 能発現が期待されます。本領域では,異分野に属する科 学者の研究融合によって,大きな驚きと夢が眠っている 複合アニオン化合物の学理を構築すると共に,革新的な 化学・物理機能の芽を発掘し,将来の社会の要請に応え る次世代材料の創製を目指しています。本セッションで は最新研究成果を紹介します。
「分子技術」とは,分子の特性を活かして目的とする機能 を発現させ,社会に貢献する材料・デバイス等の創製に 供するための一連の技術で,物理学・化学・数学・生物 学等の上に成り立つ新しい体系の確立を目指していま す。2012 年度から文部科学省の戦略目標のもと,科学技 術振興機構(JST)のCREST・さきがけで目的基礎研究 が進められています。本企画では,2017 年度に期間終了 するさきがけ「分子技術」研究者の成果発表を中心に, 期待される将来の姿や「分子技術」のポテンシャルにつ いても紹介し,参加する方々と議論します。
CSJ-RSC 合同出版ワークショップでは日本化学会,Royal Society of Chemistry,論文校正会社の編集者が論文 作成に関するアドバイスやKnow-how を紹介します。本 ワークショップでは論文作成に関する情報以外にも,出 版プロセスや,出版倫理についてもお話いたします。本 ワークショップを通し学生,研究者の方々がより一層論 文執筆,出版プロセスや出版業界に関心とご理解を深め ていただければ嬉しく思います。
周期表の約8 割を占める金属元素について,金属中心の 絶対配置や非対称性を制御することは新しい物質科学を 拓くための鍵となります。本領域は,金属錯体の配位圏 の分子レベル制御に基づき,金属錯体およびそのナノ~ マイクロレベルの集積化により得られる集積型錯体や配 位空間において,構造や電子状態の非対称性・キラリテ ィーを構築する方法論を開拓することで,新しい学理 「配位アシンメトリー」の創出を目指しています。本セッ ションでは,本領域の研究の最新の動向と成果を報告し ます。
エレクトロニクスから航空機に至るまで,接着技術は広 範な工業製品に利用されています。なかでも,自動車や 航空機等のマルチマテリアル化による重量軽減には,構 造用接着技術が必要不可欠です。本セッションでは,産 総研の接着・界面現象研究ラボを中心に進めている,接 着の技術革新を目指した界面現象の理解と接着メカニズ ムの研究や接合検査手法の開発,ならびに接着関連技術 の大きな社会的潮流を作っていくことを目的に設立した 接着・接合技術コンソーシアムの活動などについて紹介 します。